👵🏌 おぃあんだヌからの愛

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â–Œ レシピを芋る👀✚
 

オバヌのおぃあんだヌ

えヌりには幌い頃に食べ芪しんだおかずがある。

それは幌い頃オバヌが䜜っおくれたふしかぶ干した倧根ず䞉枚肉豚バラ肉を塩味で煮詰められたおかず、ふしかぶりンブシヌだ。ごくごくたたに莅沢で干し怎茞が入っおいた。

ふしかぶは倧根の也物で保存食ずしお垞備されおいた。本土でいう切り干し倧根だが、沖瞄ではたくあんのように倪いたたで干しおるのもある。それを氎で戻しおしんなりしたずこでだし汁で煮詰めおいく沖瞄ならではのおかず。䜙蚈な味付けがない代わりに飜きがなく、い぀でも食べられるっお感じ。えヌりはそれのみをガッ぀いお食べおいた。それぐらい奜きだった。

倧人になっおそれがどうしおも食べたくなっお、子䟛の頃に䜜っおもらった味を思い出しお䜜っおみた。

䞍思議なこずに䜕十幎も経っおいるずいうのにあの頃食べた味をしっかり芚えおいる。今こうしお曞いおいおも味を思い出し生唟が出おしたうほどハッキリず芚えおいるのだから、感じるっおずおも凄いず思う。

えヌりはオバヌが䜜っおいるのを偎で芋おきたのず、なりにご飯を䜜っおきた者ずしお煮詰めるおかずぐらい簡単にできるものず思っお、20代のある日、意気揚々ずふしかぶりンブシヌに挑戊しおみた。

簡単に䜜れるものずたかをくくっおいたえヌりだったが、結果はさんざんで、オバヌが䜜っおたふしかぶりンブシヌずは䌌おも䌌぀かない、そっけないずいうか、ずおも味気ない出来ばえだった。

オバヌが䜿っおいた調味料よりはしっかりしおいるはずなのに、オバヌのほうが深みがあっお矎味しい。煮詰める時間が足りないかず思い、塩味を加えおしばらく煮詰めおみるのだが、なかなかどころか党くもっお近づかない。どうしたら近づけるのかがわからなくおその時のふしかぶりンブシヌは残念な仕䞊がりで終わった。そんなこずがあっおしばらく䜜る気を倱せおいた。

それから䜕幎も過ぎお30代になった頃、倱敗した苊い経隓はすっかり忘れ、オバヌの味を思い出しながら2床目の挑戊。

この時も1床目ずお同じように、たっぷりの鰹節の出し汁ず薄口の塩味でグツグツ煮た。

でも、オバヌのようにはいかない。

䜕でだろう、、、

材料は同じで、出汁はかえっおえヌりのほうが莅沢だ。

でも、矎味しくない。箞がすすたないのだ。他のおかずを食べ忘れるほどガッ぀いおいたのに、、、。

それからしばらくしお「えヌりにはオバヌの味は出せない」っおなっお、えヌりは䜜るのを諊めた。

今では最埌に挑戊したのがい぀だったか忘れるほど月日が経っおいる。

そしおえヌりに䜜っおくれおいた頃のオバヌの歳になった。

諊めおいたはずが、前回ここで倧根ゞュヌシヌを取り䞊げた時、たたもやこのふしかぶりンブシヌを思い出したのだ。

思うような出来に仕䞊げるこずができなかったふしかぶりンブシヌをたた䜜っおみたくなったのだ。

歳のせいか、たたはあれだけ倱敗を繰り返しおきたお陰か、以前のようなできお圓たり前の傲慢さはなく、「䜜っおみたい💓」ずいう気持ちだけになっおいた笑

そんなこずもあっお、このコヌナヌをアシスタントずしお手䌝っおくれおいる智ちゃんに「成功䟋だけじゃなくお、出来ない䟋ずしお取り䞊げるのもいいんじゃないだから今回は残念レシピでいく」ずいうこずでの取り組みだったのだ。

思い通りにいかないのを承知でやるんだからどんなバカ心の声

ずころが、いざやっおみるず、なんずオバヌの味に仕䞊がっおいた笑

いや、正確にはオバヌの味に非垞に近い味に仕䞊がっおいたのだ。

幌い頃食べたオバヌの味に再び出䌚えたこずず、お腹をすかせお食べた時の矎味しさず充足感。食べおいたあの堎さえもが蘇ったこずに喜んだ。そしお、あの時感じた味が今なお忘れずに有るずいうこずに気づき、人は感じたこずは忘れない感じるっおこういうこずなんだず気づいた。

 

ただ匕っかかるこずが぀あった。

それは䜜れた割には興奮しない自分がいたからだ。たるで倢の䞭にいる感じ。

それだけが気になっおいた。

そしお2、日が過ぎ、蚘事ずしおこの経隓ず向き合うこずになった。

䞀連の流れず、自分の気持ちを芋おいくず、えヌりはえヌりのためにこのふしかぶりンブシヌを䜜ったこずに気づいた。

正しくは䜜らされたのかも、、、

なりに出来るず思っおいた自分の自惚れで出来ない自分を経隓し、諊めたこずで敗北を受け入れ、改めおから出盎し、自惚れた自分を改めるこずができたこずで䜜れたのだずわかった。

ふしかぶりンブシヌが䜜れなかったのには意味があった。

長い時を経お、経隓したこずで倧切なこずに気づかされたのかず思うず感謝しかない。

倧袈裟ず思うかもしれないが、改めお経隓っお本圓に凄いず思う。

たかがふしかぶりンブシヌ、えヌりにずっおはされどふしかぶりンブシヌなのだ。

 

たたひず぀、えヌりに倧切にしたいおかずが増えた。

有り難いなぁ〜

 

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🍳レシピ『ふしかぶりンブシヌ干し倧根煮蟌み』

 

材料


・ふしかぶ干し倧根 3 本
・䞉枚肉  280g
・干し怎茞  2 枚
・昆垃  1 枚
・怎茞の戻し汁  500cc
・氎  200cc
・塩  小さじ 2
・粉だし  小さじ 2
・癜だし  倧さじ 1

★容量は、あくたでも目安 自分奜みに足したり匕いたりしお「矎味しく」食べおね
 byたヌさん食堂スタッフ䞀同
 
 

䞋準備

・「䞉枚肉」は、さい箞が通るぐらいたで茹で、2センチ幅の棒状に切っおおく。
・「昆垃」ず「干し怎茞」は、しっかり氎で戻し、「昆垃」は cm 、「怎茞」は 7mm 幅に切る。
怎茞の戻し汁は煮る時に䜿う
・氎に戻された「ふしかぶ干し倧根」は、氎で掗っお、cm の長さに切っおおく。
倪い堎合は瞊割りに切る
 

 

 

 
 

1
鍋に「ふしかぶ」、「䞉枚肉」、「昆垃」、「怎茞」を「怎茞の戻し汁」500ccず「氎」200ccを入れお火にかける。


 
 

2
味぀けずしお「塩」、「粉だし」、「癜だし」を䜕回かに分けお入れ、煮る。䞭火で蓋をしお煮はじめ、グツグツしおきたら匱火にし、具材が柔らかくなるたで煮続ける。



 
 

3
「ふしかぶ」が箞で割れるぐらい柔らかくなったら 完成❣


※段階を経お味぀けをするのは、氎分の蒞発によっお塩蟛くならないようにするため。
※煮あがる前に だし汁が無くなるようなら、湯か、だし汁を足すず良い。
 
 
 
 
 
 
 
 

カテゎリヌ

アバタヌ画像

真志喜 恵里子

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