今日は母親がどれだけ子供に愛されているかの話をしよう。
なぜなら、どの母親もそのことをわかっていないからだよ
今から30年近く前の話、初夏を迎えようとする丁度今頃の季節だった。
ある日曜日の昼下がり、ご飯を食べて家族でマッタリと過ごしていた時、えーりに寄りかかるように娘が立っていた。
えーりの左肩にある種痘(天然痘のワクチン)の傷跡を見て娘が言った
娘:おかあさん、このキズどうしたの? いたかった?
えーり:うん!痛かったよ
娘:なんでキズができたの?
えーり:お父さんが噛んだから
噛んだ•••が言い終わらない速さで娘はテレビを見ていた父親であるイサオの方へと走り、いきなり脳天チョップーーーー💦
えーりはあまりの速さに驚き、イサオはいきなりの脳天チョップに驚き、娘は涙目で怒り心頭で「なんでお母さん噛んだーーーー😡💢」と荒れ狂った。
えーりは、自分が放ったジョークの展開にぶったまげて、腰を抜かしながら、ハイハイで娘に駆け寄り、続けて殴ろうとする手を止めた。
えーり:ちがう!ちがう!じょうだん!じょうだん!お父さんは何もしてない!
と言うのがやっとだった。
イサオ:いったい何事ね?💢いきなり後ろから頭殴るってある⁉️😡💢
イサオがビックリしたのはわかるけど、鳩が豆鉄砲を食った顔、ゴメンだけど可笑しい🙏🙏🙏
えーり、ほんと悪いと思ったよ!だけど、豆鉄砲の顔がほんと可笑しくて、可笑しくて声を殺して笑ってしまった笑笑笑
イサオは不機嫌になりながらもテレビを見続けて、娘はえーりの弁解の意味がわからない様子でイサオを睨み続けて仁王立ちしてるーーーー
もうここはひらに謝るしかなくて、正直焦った💦💦💦
その時の娘を見て、しみじみ思った
子供って母親のことほんと大切に思ってくれているんだなぁ〜って
あんな3歳の小さな身体で大人に体当たりしていくんだから、どれだけ大きな愛を持っているのか
親の自分の愛のほうが大きいに決まっていると自負していたけど、ものの見事に打ち砕かされた出来事だった。
そして、この子を前にして、こんな冗談は二度と言うまい!と思った。
今回の教訓❣️
親が思う以上に子供は親を想っている❣️
もっと真面目に向き合うこと❣️