還元祭 その㉜  EnRich17号 関わる目的の違い

還元祭 その㉜ EnRich17号 関わる目的の違い

HAPPYBLOGファンの皆さんおはようございます。🤗
4月の東京セミナーウィークも終わりましたが、参加者の皆さんは、興奮冷めやらぬ思いでいるんじゃないですか〜?。熱〜〜い熱〜〜い5日間でしたが、先生はそれが当たり前、熱く生きるのが命へのマナー。
私たちスタッフも行く前から喝!を入れてもらい、その想いを届けることができて本当に胸が熱くなっています‼️
「希望」で生きる、そもそも笑顔がない時点でマナー違反。毎日笑顔で生きよう!!

さて、今日は、EnRich17号の紹介。この号のテーマは「関わる目的の違い」なんですが、子供と関わる時、子供は一緒、お母さんは躾けが目的になってしまっている。
「思いやり」一つで、どれだけ優しい世界になるか・・痛感する一冊。
関わる目的が親子でそもそもずれているから、「共感」なんて起こるはずもなく・・・。

思いやりって、相手を「想う」からこそ、出来る事。
だけど、その前にやっぱり、自分自身を知ることから。そのステップが丁寧に書いてあるからぜひ、読んでくださいね。これは参考までに・・と読むのではなく、実践本ですから。☺️

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P4 心の声 5  記/ 金城幸政

自分の感情にさからわない
そして 自分自身が自身を理解し始める、
ここまで 自己観察が出来ればかなり前進です。

人間の「進化」ではなく、「深化」は
自己を客観的に観ることが出来るからこそであって、
動物と人間の違いも ここに大きな違いが、あります。

また、ここで注意すべきことは、
自身への理解を進めていく中
受け身の感情(気持ち、気分)の様なものに左右されないことです。

例えば、
自身への同情心、自身への庇う気持ち、
自身への哀れむ 自己憐憫、
罪悪感や 自己正当化など、

「気分的 感情的」に耳を傾けないことです。
そして、大なり小なり 自身の欠点が 発見されても、正すことをしないことが 前身のカギになります。

まぁ言ってしまえば、
観察とは無感情で、ただ観ることです。

まず、そこに何があるのか
そこで何が起こっているのか
それをまず 観ることです

すると「自身への理解」と、
「物事への理解」がハッキリと分別出来る様になります。

その分別ある状態を 分別ある自身、つまり「自分」と言います。

心の声は この分別ある状態まで来ると、明確に聴こえるようになります。

〜省略〜

 

*心の声 5 はかなり明確にどうすればいいのか?と答えを書いています。
心の声を実践して「希望」を生きる、自分らしく生きると決めてくださいね。

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続いての紹介は、子供との関わりを学ぶにあたって「躾けとは?」と今一度、読者に「問い」を持ってほしいと書いた文章。

記/ 金城幸政
P24「躾けって何だろう」 全文

子供はそもそも理解力もあり、
人としての尊厳もあります。
親との関わりを通して、
挨拶をまね、言葉をまね、態度をまねて
社会秩序やマナーを
身につけていくのです。

「躾」は抑圧やおどし、罰、
交換条件を使ってするものではありません。
親自身が明るい気持ちや笑顔で、
子供、夫婦の間で挨拶できているか、
先ずは、親自身が見本になっていることが大切です。

躾という字は
「身」を「美しく」ということなのです。

「〜したら、希望を叶えてあげる」
「〜しないと、怖い人にさらわれる」
という交換条件や、おどしではなく、
信頼を前提として
愛情ある態度で、親が見本となって
子供としっかり向き合うことなのです。

「躾」の意味を今一度、
夫婦で話し合ってみてください。

親子が関わる目的は、何なのか。
親はさせるため、教えるため、躾るために関わります。

けれど、子供の目的は
親と共にを、共有・共感することです。

それを理解することは、
共に育ち合う関係作りを豊かに育んでいくことになるのです。

その「共に」ということを通して、
子供との絆をしっかり育んでください

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続いての紹介記事は、由亜の記事だよー。テニスラケットの話はセミナーでも話されているけど、由亜が諦めずに伝え続ける、「気持ちを育てていく」そのプロセスを厳しくも丁寧に先生が由亜に諭している内容。優しさとは?と、改めて自身へ問い直してほしい。
子供の希望を潰さず、気持ちを育てていく、そんな親になりたいと思いませんか?

P35 諦めずに 求める 叶える
記/ 金城由亜

皆さん、日頃、何を思って人と関わっていますか?
私は、関わる意味がよく解らなかったんです。必要最低限の関わりでいいと思っていました。例えば、おはようと言われたら、おはようと返すだけ。聞かれたら返すだけ。

だから、私の話し方って、結果論で、人と相談するなど会話を楽しむってことがない。それは家族に対して特にそうでした。
それに気づいたのは、この記事を書くため、先生にアドバイスをもらっているときのことでした。

その場に一番下の妹、アユミもいて、私と先生の話を聞いていたんです。ずっと黙って話を聞いていたアユミが突然泣きながら、悔しそうに言うのです。

「だから、お前とは話が出来んって言うばーよ。最近、ほとんど家にもいないし。お前に相談したいばーよ。でも、できんさ。下の3人は、意見が合うわけ。まじ、お前だけ話しできん!!」と泣きながら、言われて「えっ?ユアに相談したいの?」と驚きでした。

〜省略〜

実際、自分自身、そんなに関わりたいとは思っていませんでした。というのは、強いて関わる必要がないと思っていました。だって家族だから、話さなくてもわかるだろうって。

でも、アユミの「ユアに相談したい」と聞いた時、妹弟が私と関わりたいと思ってきた想い、姿勢に対して、これまでの自分の態度や行動が見えたとき、シンプルに「ああ、ごめん」と言葉が出てきました。

〜省略〜

一番近くにいて、大切にすべき人達に、一番無関心でいた私。理解されなくて辛かった私以上に、私と関わりたいと、共に生活してきた妹弟は、もっと辛かったんだと気づきました。

そして、「関わるつもりのない私」と気づいた今、なぜ「関わるのをやめたのか?」問いてみました。その答えは妹弟に謝った時にわかりました。
家に帰り、妹2人を呼んで話をしました。

ユア:あのさ、今、「関わる目的の違い」の記事を書いてて、今までの自分の態度がわかって、これまで、あんたちと話ができなかったこと、関わってこれなかったなぜかわかったわけさ。それが小さい頃からずーっとだから、今、あんた達の由亜に対する態度の理由も分かった。呆れ返っているんだなぁって。ごめん、ユア、関わる気がなかった

未亜:うん、まじ、今さら。もう呆れて何も言えん

アユミ:まじよ

さすが、妹弟はわかってらっしゃったようです(笑)

そこへ、傍で話を聞いていた父も参加し、小さい頃の話をしてくれました。

父(先生):あんたが生まれて1年半後には、ミアが生まれたわけ。あんたはまだ、1歳半だったけど、ただでさえお母さんは子供との関わりができないのを感じていたから、ミアが生まれた時に、『お父さんでいいや』って諦めたわけ

ミアはすごいお母さん子で、絶対お母さん以外には抱っこされなかったわけさ。「だぁお父さんが抱っこしよ!」って言っても絶対に嫌!!お母さんんがいい!ってからお母さんにベッタリだったわけ。お風呂もご飯も何もかもよ!あんなにまでな!ってくらいお母さん子だったわけ。

そしたら、ミアが生まれて1年半後にマサヤが生まれたさーね。したら、あんなにお母さん子のミアが、どうしても赤ちゃんのマサヤに手を取られていると、ダダをこねなくなったわけ。

それをみて、お父さんが「抱っこするね?」って聞いたら、「仕方ない。抱っこされてあげる」って態度で(笑)抱っこされるようになったわけ。

でも、マサヤが保育園とかでお母さんの手があくと、また「絶対お母さん」ってするわけ。このあからさまな態度よ(笑)

ここで言いたいことが何か分かるね? あんたは「お父さんでいいや」って、諦めたわけさ。でも、ミアは「ぜったい!なにが何でもお母さん」って泣いてでも何でも諦めなかったわけ。

でも、どうしてもお母さんがマサヤに手を取られていると『じゃあお父さんでいい』ってやってたわけ。この違いよ!!!

この話を聞いた時、私はハッとしました。これが元々の性格なんだとわかった瞬間に「三つ子の魂百まで」とも繋がったのです。
私は根本的に「諦める人」ということがわかりました。「諦めた中から選ぶ」という姿勢。

父はそんな私を理解していました。

〜省略〜

私が中学生の頃の話です。私は中学生になったら、テニス部に入ると決めていて、中学に入学してすぐテニス部に入りました。

初めの頃は、基礎体力をつけるため走り込みからで、ラケットに初めて触ったのは、入部して数ヶ月のことでした。
その時は、すでに自分のラケットを持っている子がほとんどで、というより私以外の1年生は全員がマイラケットを持っていました。
初めはそんな気にもしていませんでした。まだ、テニス始めたばかりだし、もう少し上手くなるまでは、部室のボロボロのラケットでいいと思っていました。

でも、フォームも覚え、ある程度ボールを打ち返し切れるようになった時、初めて、『自分のラケットが欲しい』と思いました。

物を大切に扱う自信はあったので、その日、家に帰るとすぐに、父に「ラケットが欲しい!!、もうユア以外自分のラケット持っているわけさ!絶対大切に使うから!買ってちょうだい!」と伝えました。

しかし、なぜか「ふ〜〜ん、ラケットが欲しいんだ? へぇーー」っとそれだけで終わってしまったのです。それに対して、私もとりあえず気持ちは伝えた!と、その日はそのまま話は終わったのです。
それからというもの、
「お父さん、ゆあラケットが欲しいんだけど・・・」
「へぇーーそうなんだ」

「お父さん、自分のラケット持ってないのもうユアだけだよ」
「えーーまじ?!そうなんだー」の繰り返しで、そのやりとりはなんと1年も続き、気がつくと私は中学2年生。

周りの同級生は、すでに2本目のラケットを買ってもらっている子もいて、私は「この時代に未だ、ラケットの1本も買ってもらえない中学生がいるのか?(汗)」と徐々に焦り始め、「このままじゃ、引退するまでに買ってもらえない! てか、引退してからでは遅い!」「今日こそは❗️」と決意し、その日も部活を終え、お家へ帰りました。

そして、父が帰宅し、いざ勝負のとき! 私は父に声をかけました。

私:お父さん!

父:ん? なに?

私:もう、ホントにラケット買ってちょうだい。ラケット持ってないの、ユアだけだわけ。ユアも自分のラケットが欲しい・・・(もう、この時点でウルウル🥺しています)

 

父:なんで、お父さんがラケット買わないかわかるね?

私:ううん

父:ラケットの1本や2本、買うのは簡単だわけさーね。別に貧乏だから買えないって話じゃないわけ。お父さんは小学校から自分でアルバイトして野球のユニフォームもグローブもバットもシューズも、鞄も何もかも自分で買い揃えたわけさ。

お母さんに相談しても「そんなお金あるか!」って何一つ買ってもらえなかった。でも、どうしても野球がしたかったから、自分で一つ一つバイト代貯めて買ったわけ。
どんだけ大変だったから!今だから笑えるけど、あの時はでーじだったわけ。でも、お母さんが買ってくれないからって、お父さんは自分のやりたいことまで諦めない。絶対に!

だから、簡単に「はいどうぞ」って買わない。
ラケット一つ買ってもらうのを粘れないなら、テニスなんかやめれって思う。何をするにも、そのくらいの気持ちを持ってやってほしいわけさ」

私:うん

父:今なら、わかるんじゃないの?すぐ、ラケット買ってあげたほうが良かったね?

私:ううん、すぐ買わなくて良かった(泣)

〜省略〜

 

*さて、どうですか? 由亜と先生の親子の会話。未亜の粘り強さ!凄いよね‼️
希望を育てると言った時、親がどう育てればいいか?解らないから、そんなつもりはなくても、つい、こんなもの買えるわけないじゃない!!とか、ついつい甘くなって本人が対して欲しくもないのに買ったあげてしまうとか・・。
やっぱり戻るのは、自分自身の気持ちを育てることかなんですよね。
子育ては、子供と一緒に自分育てができるからすごい‼️
なんで、私はこう思うんだろう?って自分への問いかけからスタートするので、だからこそ、心の声シリーズは読んで、実践してほしいんですよね。🤗

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【各号目次】
EnRich17号

◯心の声 5  金城幸政 著

◯われらが地球計画書 無条件幸福

◯社会人のための子育て革命 

○親力プログラム
「関わる目的の違い」
◆怖いから欲しくない 小堀美奈子
◆子供は一緒が生きる力になる 宮良幸美

◆諦めずに 求める 叶える 金城由亜

○1010HAPPY倶楽部
◆ドライブに行きたい 池原由貴子
◆おかあさんにあげる 真志喜恵里子

○一刀両断 
余ったものは捨てるべきか / 宮良幸美
○えりこの天然幸母
いなぐうやんかい しみらんねぇならんどぉ

◯今月の笑える人たち

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