還元祭(^^♪ その⑥ EnRich4号【スポーツの語源を生きる】

還元祭(^^♪ その⑥ EnRich4号【スポーツの語源を生きる】

HAPPYBLOGファンの皆さん、おはようございます。(^^♪
今日はEnRich4号をしますね。

今回のおススメは、2010年に甲子園春夏連覇をした、興南高校野球部の我喜屋監督インタビューです。興南高校は、学年PTA主催の講演会『学校を楽しもうシリーズ』でも紹介しているので、ぜひ、こちらも見てくださいね~。

この号は、初めて外部にキーマンインタビューをしたときのものですが、監督がなぜ?野球というスポーツを子供達に教えているのか?と言った時、「野球」をしているのではなく、野球と通して生きることとは何かを教えていること。
これは、金城先生のゴルフレッスンとも同じなんですよね。☺️
『生きるとは何か?』というのをスポーツを通して教えているんだけど、ここで共通しているのは、生活秩序といったシンプルな当たり前のこと。親力プログラムで教えている足元、沖縄でいうところのやぁーなれーぬ、ふかなれーなんですよね。
ぜひ、全文をEnRichで読んでほしいと思います。

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スポーツの語源を生きる(disport/港から出て行く) P11

監督:沖縄は戦後混乱期があって、様々な経済格差もありましたが、そんな言い訳ばかりしてきた。でも、そこからは何も生まれない。”望み”からしか花は咲かないんです。甲子園にしても、優勝したいと思えば近づいていくんです。「優勝なんてとんでもない。出るだけでいいんだ」というような所には、絶対やってこない。
優勝旗というものはとりにくものじゃない。向こうからこっちにやってくるんですよ。「よし、条件が揃ったな、それじゃあ沖縄に行くか」ってね。

それまで、どんなに力があっても来なかったのは、何か本質的におかしなものが沖縄にあったんです。

先生:本質的におかしなものというのは、具体的にはどういったことですか?

監督:料理で例えるなら、手っ取り早く高級な食材を取り寄せて「ハイ、どうぞ」と出すのがおもてなしだと勘違いしているところが多いんじゃないかということです。お客の方も「あそこの家ではいつも毛ガニを出してくれて高級だな」なんてありがたがっているようなもんですよ。

本当の愛情っていうのは手料理でしょ?その辺に普通にある素材で手間暇かけた料理でおもてなしするのが興南野球ですよ。

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【高校野球にも「地産地消」を】P12
監督:沖縄もここまで来たのか・・という背景には、本土と同じように、いい監督を呼んで、特待や勧誘でいい選手集めてというのがあったからね。僕は、高校野球ではやってはいけないことだと思っている。だから、うちの優勝の仕方はまったく違うわけですよ。

元々、特待生というのは経済援助だったはずなのに、最近は「うちの子は特待で入った」と親が威張って歩くから困ったもんです。だから子供も勘違いする。僕はそれをなくすために沖縄に来たんです。

最初はみんな、勉強一本にしたほうがいいような連中ばっかりですよ。でも、みんながここ(心)を求めてくるからね。ここ(心)ができあがったら野球も強くなっちゃったというのがうちの野球なんです。ゴミ拾い一つできない子をいくら集めてもチームは強くならない。

〜略〜

監督:ゴミを集めるということは「気がつく」ことなんです。気がつけば、お互いに伝え合うこともできるし、注意し合うこともできるし、挨拶もできる。

挨拶の「挨」とは相手に伝えることだし、「拶」は伝えられることを理解して返してあげること。「挨拶運動」なんて言っている人たちは、その本当の意味を知らないと思います。

私が、あいさつを重要視するのは、道徳的な意味だけではない。あいさつをすることで、チームが強くなったり、仕事がうまくいったりするからだ。あいさつのないチーは絶対強くなれないし、あいさつのない会社は組織としてうまくいかない。
野球の場合、普段からあいさつの習慣をつけることで日常生活でも情報交換が増えてくる。

〜略〜

【スポーツの本義は 港を離れて飛び立つこと】P13
監督:僕のデスポート精神とは、動き出すことによって、動いて、求めて、見つけて、触れて、学んで、生まれ変わることです。

〜略〜

監督:今の子供がかわいそうなのは、「起きなさい」「食べなさい」「はい、車に乗りなさい」「着いたよ、降りなさい」てなもんで、自分からアクションを起こす機会を奪われていることですよ。

P14

監督:僕が興◯にきて、まずびっくりしたのが、寮生の「寝ない、起きれない、食べれない」生活態度。清掃も整理整頓も野放し状態だったこと。これでは野球が強くなるはずがない。僕はまず、彼らの生活から変えていきました。

~以下省略~

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続いて、おすすめな記事はP22のYua Line ユアライン
インタビューの際、カメラマンとして同行した由亜が、ファインダーを通して感じたことを書いてくれている。この当時、由亜は20代そこそこで、数年前までこの高校球児たちと変わらない時。
この高校球児たちを見て、感動した由亜の目線を改めて自分のことのように感じながら読んでほしいと思います。😅

さらに、おすすめなのは、P54からの「人間力のしくみ」
人間の『七つのチャクラ』に沿って、先生のアドバイスのもと整理しながら書いている記事なんですけど、大なり、小なり同じような人のしくみ通って人は成長していくから自分自身を知りたい人には最適。

幸せになりたいなら、まず自分を知ることからだね〜って思う。
先日、ピノ事件を書いたけど、それと同じように「生理的欲求」が人との関わりでどうなるか?をこの号では書いているのでぜひ、読んでくださいね。

【各号目次】
EnRich4号

◯われらが地球計画書 〜結婚にまつわる幸せ神話〜
◯創観
◯キーマンインタビュー 我喜屋 優監督インタビュー (興南高校野球部監督)

◯一刀両断 ◆国民皆保険 VS 価値観
◯恵里子の天然幸母 ◆育てたように子は育つ

◯親力プログラム
◆子育ての第一義務者は母親
真志喜恵理子・小堀美奈子

◯人間力のしくみ ◆関係性の力
◯女性だからこそ ◆価値観は女性が創る
◯女性フォーラム ◆世界は女性から生まれている

◯読者の広場
◯おもしろコーナー

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