今 だからこそ…05「東京支部」より(新聞Vol.06)
東京セミナーウィークの始まり③ ②のつづき・・・
【9. 神のお告げ?】
先生 うん、そういうのがあるから、企業系の講演会とか人材育成に呼ばれても、最初から強かった。
そうやってるうちに、徐々に、「いつ社会にデビューしようか」「いつ美容室から飛び出そうか」って考えてた時に、神様のお告げのように(笑)、事故が2回連続で起こって
由貴子 言ってたね~
先生 出勤途中にぶつかる。出勤途中にぶつけられる。しかも自分の店の駐車場に入る一つ手前の交差点で、店に行こうとした瞬間に車が突っ込んできた
沙織 えぇっ!
先生 この時に、「店に行くな!!」ってさえ見えるほど、「あ~もう足を洗えって言ってる」って感じたんだね。だから、僕の車に突っ込んできた人に、もう感謝したよ。もうスローモーションにしか見えなかったから。「あっ! 見てない突っ込んでくる」と思った瞬間、「あっフレームに当てたら、高い修理代が! ドアに当てさせよう」ドン!! って(笑)
沙織 えらーーーーい(笑)
先生 ブレイキング!! って
由亜 「先生、このままだと、車とぶつかるけど、なんで行かないんだろう…? 逆に、合わせにいっている!?」それでドン!! みたいな
先生 いや、あれは前でも後ろでも修理代が高いでしょ!? でもドアだけなら、ドアを差し替えればいいだけ(笑)
沙織 すごーーーーい(笑)
先生 いや、出来るんだよ。スローモーションだったから。これで結局「あっ!! もう何日もこうしていられないな。完全に足を洗おう」って思って、美容室を閉じる準備をしたわけ。
でも、店を閉めるって言っても、もう美容室の借金自体が一千五百万、そのまま残って、家のローンと8人の生活費っていうの考えると、本当に、本当に馬鹿だなと思うけど、馬鹿じゃないと出来ない事だなと思うけど、「背に腹はかえられない」では、出発出来ないと思った時に、「もう出たとこ勝負で行くしかない」っていう気持ちもあって、「店を閉めない事には、その究極に追い込まれない」っていうか
由亜 そこで二足の草鞋から、一本に決まったの?
先生 美容室の5年間と美容室を辞めてからの5年間ぐらいは、ほぼほぼ全てボランティアなので、カウンセリング料はただでやっていて、収入になってなかったんだよね。だから、もう本当にサプリの売り上げだけが頼りだったわけね。そのおかげさまで、身体の病気や健康に対する仕組みもすごい勉強になった。
だから、サプリメントに対しても、サロンでやっていた時のように、お客さんのカルテを作って、「お客さんが何月何日に来て、どんな髪型にした」とか「化粧品は何を使った」とか「パーマ液は何を使った」とか、カルテに記入していたわけ。
覚えていくまでは、カルテを見るけど、覚えたらもうカルテを見なくても、その人の事が分かっているからいいんだけど、でもやっぱり500枚、800、1000枚ってカルテが増えてくると、カルテの管理をしないと細かいことが分からない。
このカルテ管理を美容室で慣れていたので、顧客管理の仕方をサプリに応用したわけ
沙織 だから、慣れているんだ~
先生 そう。そうすると全部、健康のアドバイスの内容を全部書いて印刷に出して、自分でカルテを持って、「この人にサプリを何月何日から、どの量をどんな風に飲ませて、どんな体質の人がどうなった」っていうデータを全部カルテにつけていきながらやっていたので、3年もしないうちに、だいたい感覚的に、「透析やってるんです」とか、「透析の予定なんです」って言われると、「腎系だったら、こんな飲み方だな」「あんな飲み方だな」ってアドバイスできる。症例がだんだん積み重なっていくと、もうどう飲ませればいいかが、手に取るように分かってくる。それがわかる頃には、もうサプリ一本である程度、暮らせるっていうか。
それぐらいまでくると、病気に対する仕組みも、健康に対するアドバイスも、もうかなり経験値があって、結局、健康関連の講演会とか、それに関する健康産業の企業からの講演依頼とか、カウンセリングの方向性も幅がまた、広がったりしていって、そこで、今の仕事の基礎の形が出来上がっていったんだよ。
この最初の話で、大塚さんが僕を東京に呼び始めた話と「価値の転換」が、なぜ関連しているのかっていう話なんだけど
一同 うん
【10. 大塚さんの「社会貢献」】
先生 大塚さんは美容師をやってる時代、なんで僕と出会ったかっていうと、美容師が何も考えなければ毎日シャンプーとパーマ液で、相当、環境破壊してるんだよ。環境汚染をしている。
人体に対する経皮毒っていって、肌から入る毒のことも含めて、妊婦さんなんか、パーマ液なんかもっての外なんだよ、本当は
沙織 そうです
先生 ゴキブリの殺虫剤よりも、パーマ液のがゴキブリ早く死ぬからね、一発だよ!
由亜 えっ…まじ? あんなに!?
先生 うん! 除草剤よりも早く、パーマ液の方が、畑とか雑草とか枯れるよ!
一同 えーーーーーまじで
先生 それぐらい劇薬だよ…。パーマの2液なんか、スプーン一杯で致死量だからね(笑)
小堀 うわぁ…
先生 そんなのを頭にベタベタ塗るわけ。だから、それを無害化するための水や化粧品っていうのがあって、それを使えば使うほど、環境を良くしていくっていう、そういう商材に大塚さんは惚れ込んでいて、大塚さんの「環境を良くしたい」っていう気持ちは、僕に会う前からあって、その商品に力を入れてたから、僕と出会ったんだよ
由亜 実際に大塚さんは、美容師しながら、そういうのを感じてたってこと?
先生 その講師をしてたんだよ
由亜 え!? 何でそう見えないんだっ!?
一同 がははははははは(笑)
小堀 当時、大塚先生って呼んでたよ!
由亜 大塚先生…(笑)。なんで、講師に見えないんだ??? 驚きだな…
先生 大塚さんも、その商材の講習会で全国飛び回っていた講師だったんだよ
由亜 マジーー!?(驚きすぎで、声が裏返るw)
小堀 まじだよ(笑)!
由亜 今、先生が言ってたみたいにパーマとかやっていて、人体や環境に悪い影響を与えるっていうのは、大塚さん、自分で調べたの? 知っていたの?
大塚 調べたっていうか、なんか自然にそういう情報が入ってきて
先生 業界だから、分かるよ
大塚 うん、そう。最初は髪を綺麗にしたいなって、感じだったんだけど
由亜 美容師になった理由が?
大塚 うん。それで、髪を綺麗にするんだけど、髪が痛むからから「なんかおかしいな…」と思って、痛まないものはないかって調べていったら、だんだんそういう情報を知って、害というものは気にはしていたんだけど。
そしたら、「環境にも良いものがあるよ」って話を聞いて、使い始めて、環境に良いって言うのは、髪にもいいじゃん?
由亜 単純にそうね! そうね!
大塚 髪にも良いし、環境、そういうことにも力を入れたいしって。
綺麗にすることも好きなんだけど、「美容師としても、なにか、社会貢献がしたい」「ただ、髪を切るだけじゃなくて、仕事を通して、社会に役に立つことをしたいな~」って思ってて。
そんな時に、その商品に出会ったから、それにのめり込んでいったんだよね。のめり込んでやっていたから、「ほんといいなぁ」って思ってやっていたから、そこの社長と会った時に、「講師をやらない?」って言われて、すぐに「あぁ! やるやる!」ってなって
由亜 講師って言うよりも、自分が好きなものを伝えているって感じだよね
大塚 本当、そんな感じで伝えているだけ! 自分が良いと思う物をすすめているだけで、講師をやっているつもりは、全然なかった
由亜 あははは(笑)、そうなんだね
沙織 ガリガリだったってよ(笑)
由亜 はっ!? マルガリ!? (聞き間違いw)
小堀 違う違う(笑)、ガリガリね。それはもっと後の話ね(笑)
真理 私、そこのお客さんだったんだけどね、ずっとね。なんで大塚さんのお店を選んでいたかって言うと、私が、質から髪を良くしたかったから、そこでぴったりの美容室をずっと探してて何十年も。それで、大塚さんの美容室ができた時に「どうだろう」って思って行ってみて良かったから、ずっと通ってて、本当にパーマかけてもカラーしても絶対傷ませない! っていう感じで
大塚 そうやって、ほとんど自分がメインでやってたんだけど、のめり込んでいって、もうお店もないがしろにして…(笑)
由貴子 それで、従業員がやめたってこと!?(笑)
大塚 いや、経営もそうだけど、そう思えないんだよね。やっぱり、この商品を拡げることが、大切だと思って…
由亜 あ、お店の経営よりも?
大塚 うん
由亜 あはははっ(笑)、なんてオーナーだ(笑)!
大塚 でも、やればやるほど、なんか苦しくなるわけ。何かが違うっていう、美容室の仕事もそうだし、自分の経営にしても、現実問題、難しくなるし、現実がおかしくなっていって。
これをやってるけど伝わらない…っていうもどかしさとか、なんでだろうって。色んなものが、仕事もだし、家庭もだし、この講師活動も、何て言うんだろう…。この業界にも違和感を感じてきてるっていう状態で。なんか、もうどうしようもないって状態になって、おかしくなってて
由亜 おかしくなってるって、何がおかしくなっているの?
大塚 なんで、こんなに良い事をしているのに、何も上手くいかないっていうのかな~。真剣にやっているんだけど、なんかズレていて。
今思えば、そもそもズレていたから、そうなんだなって。まぁ、ある意味、自分の事は顧みない、自愛が無いわけ。自分を幸せにしたいとか何にもないわけ。社会が良ければとか、何か良ければってやっていて、しかも、スピリチュアルにもハマってるし、何か色々とか、偽善者ですね。要は
沙織 大塚さんの話を聞いている由亜の顔よ(笑)
由亜 いやぁ~色々事件だなーって思って(笑)
大塚 ようは、僕の両親と同じで、偽善者ですよね(先生に向かって)
先生 あのね~、子供のことをやりすぎて自分のことが、本当に、めちゃくちゃな親みたいな感じ
由亜 元もこもないな…
先生 だからあまりにも環境問題を考えすぎて、そこに走りすぎるがゆえに、自分の店の経営とか、自分の家庭とか、自分の当たり前のことが、ほぼほぼおろそかになっていて
大塚 ふふふふふっ(ジワる)
先生 その商品や商売をやってる人達自体も、全部がそうだったの
由亜 だったらさー、お父さんすごいんだね。何ひとつ、ないじゃん、それが
先生 何が?
由亜 だって、小堀さんも言っていたけど、「こういう活動してる人は、必ずどこかに歪みがあって、何かが犠牲になっていたり、何かがうまくいってないのが当たり前」って言ってたけど、お父さんは、それが無いじゃん
大塚 うん、すごい!
由亜 先生も大塚さんも同じ活動をしていたのに、大塚さんは離婚もして、美容室も閉めるくらい追い込まれたでしょ?
例えば「地球を良くしたい」っていう同じ目的で、大塚さんも先生も活動をしているけど、大塚さんは、その目的以外の全てがダメになって、でも先生は、同じ事をしているのに、逆に周りはそれをさらに「応援したい! 協力したい!」と思うし、笑顔が溢れている。2人には、天と地の差がある。それを言っていたんだね
小堀 そうそう
先生 これ…(新聞の表紙を指さして)、「価値の転換」じゃなくて、「幸せの転換」なんだよ
一同 …。(キョトンとする)
由亜 あっ? はい?
先生 大塚さんは、「価値の転換」をしても、幸せじゃなかったってことでしょ?
由亜 はぁ~(驚)! 大塚さん、ドンマイ(笑)!
先生 いや、だから、この話をしているわけ! 「すべては、『何のために』行われてる事なのか?」って言ったら、「幸せのため」なわけ。それが、みんな「お金のため」になってるから、「幸せじゃない!」って言っているわけ
由亜 全っ然っ違うじゃん!!!
先生 「お金のため」だから環境が悪くなったわけ。「幸せのため」だったら、絶対こんな環境にしない!
さっきの話のマンション経営もマンションを建てる人達も、お金のために建てるから、あんなマンションになる。幸せのためだったら、「ここに木を一本、植えてあげたいな~」とかなる! だから基準が違う
由貴子 そうだね! 基準が違うね!
【11 .「問い」ってスゴイ!】
先生 僕がここで一番話したいのは、この話に興味を持つ人と興味を持たない人がいると思うわけ
由亜 へっ!? 興味を持たない人がいるの?
先生 うん、今話されている話、全体に対して、そもそも興味持つ人と持たない人が世の中にはいるわけ。「背に腹はかえられない」ってことを、当たり前に主張する人たちは、お金を目指して、お金さえあればっていうことで生きているわけだから、この話に何の関係があるの? っていうぐらい興味がないと思うわけ
由亜 はぁ~もったいない
先生 だから、何が違うのかって言うと、「問いが無い」んだよ
一同 問いがないね~
由亜 問いがない?
先生 「問いが無い」わけ。問いがある人は、絶対そこに違和感とか不満、何かがあるよ! あるから問いがあるんだよ。
無かったら、「なんで地球環境良くしたいと思うの?」「なんで地球を良くしたいと思うの?」「良くないと感じている」からだよ。「なんで環境を良くしたいの?」「環境が悪くなっていってるって思うから」だよ、環境に関心持たないと良くしたいと思わないでしょ。
だから違和感とか不満とか、そういうのがないと問いはないよ
一同 ないねー
先生 「問い」があって初めて、この議論は聴き始めるのであって、問いがなかったら「へぇ~~~そうなんだ。だから??」って、ここで素通りすると思う
小堀 なるわ!
沙織 なるなる
先生 昔から思想、哲学、宗教、科学、心理学、色んなものがあるけれども、その中で、「問いがない事が、全ての問題だ」っていうのは、思想でも哲学でも宗教でも共通して言われているわけ
由亜 「問いがない事が全ての問題」っていうのが、すべての共通なんだ
先生 「問いがない」って結局、みんな(社会)がどこに向かってるかみんな無意識なまま
沙織 だねー!
先生 かつて「創観」っていう記事の中で、 「無関心という名の猛獣」という記事を書いたんだけど、あれは、もう一回引用してもいいんじゃないの?(EnRich 掲載)
小堀 良いです!! あれはいいよね!
先生 あの記事の中で、「この国に生まれ育って、幸せですか?」っていう問いに対して、現状の数字、失業率とか就職率とか収入、もしくは老後対策、年金、福利厚生、そういう可能性を含めた、全部の数字を考えていった時に、お先真っ暗な国家…、これが科学的に分析した「日本の未来像」。理想抜きでね。
「それでも頑張ればなんとかなる」とか、そんなことじゃなくて、今の色んなものの現実を数字に出して、その数字がそのまま進んでいった場合、日本はどうなるかって言ったら、ほぼほぼ壊滅、絶滅なんだよ。
このままいけば、経済は破綻、環境は破壊される、継続するわけがないことが、何もかもが分かっている。
そういう可能性の中で、今の若者に「幸せですか?」と聞くと、ほぼほぼ97%の若者が「幸せです」と答える。だから「今、幸せでも未来は無いよ」って言っても、それに対する無関心さっていうのは、「問い」を持たない
沙織 うん、持たない!
先生 幸せだから。じゃあ、「幸せって何?」って言った時に、「何もないこと」でしょ?
沙織 そうそうそうそう(笑)!!
由亜 何もないこと?
先生 「不幸がない」こと
由貴子 こわいこわい(笑)。不幸にならないため
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今 だからこそ…05「東京支部」より(新聞Vol.06)東京セミナーウィークの始まり ④ へつづく・・・
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