還元祭 その㊹  EnRich 23号  好き嫌い・・・

還元祭 その㊹ EnRich 23号  好き嫌い・・・

EnRich

HAPPYBLOGファンの皆さん、おはようございます。
東京セミナーウィークが七月は中止になって、先生に会いたい、講師陣に会いたい気持ちが募ってる中、もんもんと過ごしているんじゃないかな~~と思うんだけど・・・、どうですか~。
オリンピックも始まって、テレビとネットの世界でのギャップが凄いな~って今更ながら思うと思うんだけど。本当にこれからの世界はどうなっていくんだろうね~。ワクワクとドキドキでこれからも、目を凝らしていこうね~~。

さて、今回の還元祭紹介記事は、「えりこの天然幸母」だよー。
恵里子さんは、先生も理想!というくらい、家事、料理に関しては徹底して小学生の時から料理しているから、筋金入りで上手い!!

で、LIFEVISONのグルメ食育も担当してて、未亜と一緒に「ま~さん食堂」を展開しているんだよ~。(≧▽≦)その原点と言えば、本人も書いているけど、先生が小学生の時に、ソーセージをくわえたまま寝てたってこととか、おじいの「黄金言葉」で「自覚」が起きたって感じなんだと思うんだけど、でも、「受け入れないものは変えられない」という言葉にあるように、人が生まれ変わる、変化・変容する時って、ホント「素直さ」は大事だな~って思う。

今回の記事も、ぜひ、読んで「食」に対する、自分自身のイメージってどんなものかな~ってみてほしいね~。もっと、自分を知ることになると思うから楽しいよ~~。

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えりこの天然幸母
「好き嫌い・・・」

私のおじぃは温厚な人で、何かを教えようとする時、いつも時間をかけて、ゆっくり丁寧に教えてくれました。
それは理解力のない子供扱いではなく、大切に想うからこそ大切なことを伝える。それが伝わる祖父の教え方でした。私はそんな祖父の話を聞くのが好きでした。

ある時、祖父に、食べ物の好き嫌いで厳しく叱られたことがありました。その時の叱り方は、いつもより厳しい口調だったので、思わず背筋が伸び、これは丸ごと受け止めるべき事だということが解りました。
年寄りの食事は、若い人が好むものではありません。特に野菜炒めはシャキシャキ感がないし、それ以外でも煮過ぎてトロトロになったものがほとんどで、食欲が落ちてしまうような食事です。
その時のおかずが何だったのかは忘れましたが、私の好みではなかったので、何度か口にして、そのおかずを残したのです。その時、厳しく叱られたのです。

おじぃ「なんで、のこすんだ?」

「これ、私、好きじゃないから」
おじぃ「好き嫌いするな」

「だって、好きじゃないから食べれないよ」
おじぃ「食べれないでなく、食べなさい」

「好きじゃないのに?」
おじぃ「うん!好きじゃなくても」

「好きじゃないのに無理してまで食べないといけないの?」
おじぃ「うん!無理してでも食べないといけない」

言った言葉をそっくりそのまま返された私は、なぜ、好き嫌いがダメなのかは理解してはいませんが、「はぁ~そうなんだ。ご飯は好き嫌いせず食べるものなんだ」と、受け取ったのです。
この時、食べれないと言った私でしたが、食べてみると意外に、食べれるものなんだということに気づきました。それを感じ取ったのでしょう。

おじぃ「どうね~?食べれるだろう。好き嫌い言ってる間は好きになれんわけさ。どんなものでも、まず、食べてみることなんだよ」

と、笑っていました。

私はこの事をきっかけに、食べず嫌いがなくなり、まずは食べてみようと思うようになりましたが、おじぃの好き嫌いを許さない理由には、もっと深い意図があることを、だいぶ後になって知りました。

高校3年のある日、「恵里、今、付き合っている人がいるだろう。家に呼んでご飯を食べさせなさい」と、おじぃからいきなり言われました。

私はなぜだろうと思いながらも、「はい」と返事し、後日、彼と祖父母と私の4人で食卓を囲みました。
その時の食事は、普段の食事とまったく変わらず、若い人には物足りなさを感じる年寄り食でしたが、いつもと違ったことがひとつあって、それは一品増えたことでした。でも、それもやはり年寄り向けの歯ごたえのないおかず。
普段、私に腹7分をすすめているおじぃが、彼に対してはこれも食べなさい。あれも食べなさいと、沖縄特有のかめーかめー(かめーは、沖縄の方言で、食べなさいという意味)攻撃を連発していました。

食後、お茶を飲みながら雑談をしていると。

おじぃ「あなたは好き嫌いがないね。ご飯はいつも、美味しく食べているでしょう」
「はい。僕は嫌いな物はないですね。何でも食べます。特別、 がちまやー(沖縄の方言で、食いしん坊の意味)だからですかね」

おじぃ「人はがちまやーがいいよ。そうだよ。人はそうでなくてはいけない」
とニコニコ。

彼が帰った後、おじぃは「あの男はいいよ。好き嫌いがないから」と誉めましたが、内心では一回の食事で人の何が解るのかと思っていました。

食の好き嫌いは、人の選り好みに通ずることで、それは、人が人を判断することに繋がるということで、やってはいけないこと。
食わず嫌いは、人を見た目、外見で判断するということに繋がるので、特に厳しくたしなめていました。単なる躾け上の、好き嫌いしてはならないという話ではなく、人としての道理の話だったのです。

最近の「勿体ないから残さず食べる」という意味とは違うのです。戦後の食事情ならともかく、これだけメタボリックが問題になっているのにも係らず、食を見直さない「勿体ない」は、可笑しいことです。

おじぃは「人にはいろんな人がいるのが当たり前で、自分の判断がいつも正しいとは限らない。関わってみない限り解からないのが人。関わる前に判断し、関わりを避けることは礼儀がなさ過ぎる」とも言っていました。

沖縄の先人たちは、生きる姿勢、人としての道理を日々の暮らしの中で、自ら手本となって教え伝えています。私は祖父から知識や学問を身につける前に、人として道理、礼儀を弁えることの大切を厳しく言われていたのです。
大人になって結婚。家庭を持つといろんな事があります。それでも諦めずに家族と向き合い続けたらこそ、今の私たち夫婦があると思っています。
おじぃから好き嫌い、食わず嫌いを通して、人と向き合う大切さ。向き合う礼儀を教えてくれたからだと思い、改めて祖父に感謝しています。

金城先生の言葉の中に「人は向き合い続ければ、必ず感謝に辿り着く」とありますが、人は違う者同士が理解、共感するからこそ素晴らしいと言っているように思います。
今の私は、すべてが感謝に辿り着いています。周りにいる人々や起こる出来事に向き合い続けられたのは、おじぃが関わる礼儀を教えてくれたからです。

改めて、亡きおじぃに感謝です。

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【各号目次】
EnRich23号

生きる目的 心の声 11・12・13
実践編「心の声を聴く講座」
親力プログラム 「続・人格と性格、そして反抗期」
◆三つ子の魂 八十まで 小堀美奈子
◆流産を通して 感謝まへ 真志喜恵里子
実は、反抗期をどう過ごしたか?    宮良幸美

◯1010HAPPY倶楽部
◆感じる心 池原由貴子

スペシャル対談 (後編)
佐野浩一×金城幸政

○えりこの天然幸母
◆「好き嫌い・・・」

◯今月のみ〜ぱちくり!?
〇いちゃり場 円隣ゴルフコンペ
〇うちな~ぐち体感講座

 

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