HAPPYBLOGファンの皆さん こんにちは。(^^♪
今日は、EnRich13号の親力プログラム記事より、小堀さんの「家族観と子育て」の記事を紹介しますね。これは全文載せているので、ぜひ読んでくださいね。
「やーなれーぬ ふかなれー」と関連しているし、ユーモアとも繋がる。
最近、セミナーでも言われている、生きることは楽しいと気づくことが大事。小堀さんのように「こんな家庭にしたい」という希望で創る家庭というのは「自分次第」がわかっているからできることなんですよね🤗
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P60 親力プログラムより
家族観と子育て 記/ 小堀美奈子
◯「家庭」は人が育つ場所です。私は、家庭を持つならしっかりとした家庭のコンセプトを持つべきだと思います。生活する上で「何を大切にするのか」と言うことを持つことは、生きる指針になり、それがベースとなって家族の関わりが創られるからです。
沖縄では「やぁーなれーぬ ふかなれー」という習わしがあります。その教えは「人」を中心にしたものです。その「やぁーなれー 」を培うことは直接生きる力を培うことになるのです。
夫婦も家庭を持って初めて自分達の家庭を築いていくのです。それまで生活スタイルがまったく違う二人が一つ屋根の下で初心者マークをつけて夫婦共に一から生活がスタートしていくのです。それぞれが大切にしたいこと大切にして欲しいことその話し合いがとても大切です。なぜなら「家庭」の中心は夫婦だからです。私は結婚前に私の大切にしていることをパートナーとなる主人にしっかりと伝えました。そして、彼の大切にしていることも聞きました。結婚してからは、生活していく中で気になることは今でも良く話し合います。
私の生きるコンセプトは「生きることを楽しむこと」「生活を大切にすること」「話すこと」「経験すること」それは、私自身が育ってきた家庭環境や経験から学んだことです。
◯「楽しく」食事をすること
幼い頃の私の夢は家族団らんでした。家族四人和気あいあいと一日に起こった出来事や学校で起こったことなど話をしたり、話を聞いてもらいたかったのです。両親共働きで家族四人が唯一関わる時間は夕食時間だけでした。
実際にその大切な夕食時間がお箸の持ち方、姿勢「~してはいけない」「こうしなさい・ああしなさい」躾や注意を受ける時間だったのです。両親にとって大切な躾だったのでしょう。でも幼い私にとっては、苦痛以外の何物でもありませんでした。
食事時間、食生活はとても大切です。食べ物を通して身体がつくられます。だからこそ食事時間は、心身ともにリラックスしてお互いの顔をじっくりと見て食事を戴く時間にしたいと思ったのです。子供が授かってからとにかく「美味しいね」「楽しいね」「みんな一緒で嬉しいね」という気持ちを中心に食事時間を過ごしています。大人も子供も職場や学校などで色んなことがあったり、知らず知らずのうちに緊張していたりしています。お家に帰ってきて家族の顔を見てホッとして、笑いながらご飯を食べることは子供にとって何よりも心と身体の栄養になるのです。特に子供が小さい時期ほど「楽しい食事」が大切です。箸の持ち方やマナーは、もう少し大きくなってからでも出来ることです。我が家では、とにかく3人の子供たちは何でもよく食べます。長女に「生きるとは?」と聞いたら「食べること」と答えるほど彼女にとっては食事が直接生きることに繋がっているようです。
◯どんな家庭にしたいか
子供たちが、六,五,二才の頃、家族会議をしました。「どんな家庭にしたいか?」がテーマです。
①家庭はパパとママが勝手に決めて子供たちに言うことを従ってもらうのか?
②家族はチーム、リーダーはパパでママはみんなのまとめ役みんなで協力して相談して家庭を創っていく。
子供たちは小さいけれどしっかりと意見を出し全員が②と答えました。「みんなで協力して一緒に家庭を創っていく!明るく楽しい家庭が良い」は共通した答えでした。私自身が小さい頃から描いていた家庭像も話しました。こうやって子供にも気持ちを伝えることや何でも話せる関係を創りたいことを伝えました。子供たちは、遊び感覚で「お家はこうしたい」とても嬉しそうに話してくれました。
◯家庭秩序を育む
それから、家族で協力してお家のことをして欲しいけど何が出来るか?と聞くと子供たち三人が話し合い自分の出来るお手伝いをする事を決めました。
保育園のリックの準備、食べた食器をキッチンまで持っていく、靴をならべる
二才の真ちゃんもお姉ちゃんとお兄ちゃんの真似をしていました。
全員小学生になった今は、お米研ぎ、洗濯物干し、たたむ、ご飯の準備、テーブル拭き、お皿洗い、週末は、自分の上履き洗い、トイレ掃除、掃除機をかけるなど結構な幅がでてきました。実際に子供たちが行っているのは、私自身が小学校からお手伝いしていたことです。その時はいやだなぁと思っていましたが、成人して一人暮らしをした時に、やっていて本当に良かったと思ったのです。生活にまつわる家事は子供たちにも、男女に関わらず家事は誰もがしっかりと身につけて欲しいこと「生きること」と直接関わる大切なこととして教えています。
◯経験すること
実際に子供自身がお米を研いでご飯を炊くことは、子供にとっても違う経験のようです。今日は水の量が多かった、今日は最高に美味しいご飯が炊けた新米のお米は水の量を少なめにする、など実際に色々な状況から小さな変化を学んでいます。汚れていたものが綺麗になること、布団を干すと太陽の匂いがすること、掃除機をかけると足の裏が気持ちいいこと、家事に限らず、私は子供が経験することはその子の中で大切な感覚として残るのです。私自身が子供時代に経験したこと感じたことは宝物と思っています。子供たちにはとにかく、何でも試して欲しいし、色々な場所に連れて行きそこで感じることを大切にして欲しいと思っています。
毎日の小さな経験の積み重ねが生きることに直接繋がっているのです。毎日、色々なことを感じて経験することは感受性を育てその人らしさを育むことだと思っています。そして「生活」を大切にする人は「生きること」を大切にしている人だと思っています。「生活観」は、職場や社会で大きな影響を及ぼすのです。家庭は未来の社会人が育つ大切な場所です。その家庭秩序が社会秩序の基礎となるのです。
◯私の家庭観
私の家庭観は、小学生の時から温めてきたものです。テレビのサザエさんや大草原の小さな家のローラインガルス一家のような一家団らんがあり、何でも話し合える家族です。テレビ、映画などを観て明確なイメージを描きました。そして、具体的に「どうしたい」という目標を持ちました。自分の目標が明確であるほど家庭観、夫婦観、子育て観はハッキリとします。「大切にしたいことは何か」をちゃんと表現し、伝えているので主人も子供たちも私自身が分かりやすく掴めるようです。そのベースで関わっているのでとても関係がとてもシンプルです。
幼い頃から夢見た家庭「やぁーなれーぬ ふかなれー」家での行いが社会での行いという意味です。明確なコンセプトを持つことは家庭の秩序を創ることにもなるのです。
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