『えーひゃー❗️大丈夫やみ⁉️』

『えーひゃー❗️大丈夫やみ⁉️』

4月の新学期を迎えるこの時期になると思い出すことがある。
それはPTA役員選出の話。
今日はその思い出深い話をするね。

それは上の子が小2の家庭訪問から始まった。

担任から開口一番に

担任:真志喜さんには委員長を引き受けてもらいたいと思っています。

えーり:えっ?いきなり何ですか?

担任:PTA役員、クラスの委員長をやってください❗️

なんなの?この担任、かなり強引な人だな(心の声)

えーり:まずは希望者がいるかもしれないのでそれからじゃないですか?

担任:私は真志喜さんに決めているのでやってください!

勝手に決めてる?何それ?決めるのはアンタじゃなくて、私だわ(心の声)

イラっときたえーりは

えーり:先生、お断りします!私は役員はしませんので!
とキッパリ断って帰ってもらった。

これで役員の話はないと思った

ところが、選出の日、とんでもないことが起こった。

教室には20人ちかくのお母さんたちが集まっていた。

この時って1番嫌な時間。みんな沈黙だから。

リードするのはあの強引担任。

担任:今日は役員選出の日ですが、もう既に役員は決まっています!

の一言からスタートした。

えーりはそうなんだ。よかったよかったと思った。次の瞬間

担任:このクラスの委員長さんは真志喜さんです!

その一言に拍手が起こった。

わかる?えーりがどんなにどぅまんぎたか!((+_+))

いつ決まった?

誰が決めた?

はてなマークがそこらじゅうに反乱!

お母さんたちの安心した顔何よりも独裁者の担任のアゴが上に向いていたのにワジワジーした。

他のお母さんたち「良いと思います」とか「お世話になります」とか「お願いします」とか並べやがった。

アンタら同罪だからな‼️

えーりのこと知らないクセになんだコイツらってなって、えーりの頭は噴火🌋

あんまり気に食わなかったえーりだったが、良い考えを思いついた✨✨✨✨✨

えーり:わかりました。本当に私でいいんですね?異論はありませんか?

全員:「ありませ〜ん。よろしくお願いします🎶」と声を揃えて言った。

えーり:では、私が引き受けるには1つだけ条件があります。それが受け入れられるのであれば、委員長を引き受けます。どうですか?いいですか?

またしても全員がOK❗️

そこでえーりは、委員長であるえーりの右腕となるパートナー1人を選出する。えーりに選出された人は自分を支えてくれる人を1人選出。こうして選出された人が、それぞれにパートナーを選出していくことを提案した。その提案は大拍手で承認されて、えーりは担任のムカつく顔を横目に事を進めた。

面白いのはその後だ

えーりが選出したパートナーは学年1わんぱくで、学年1のトラブルメーカーのいじめっ子のお母さんだった。

えーりがそのお母さんを名指して選出した時、どよめきが起こった。
そりゃそうだ!

なぜなら、そこにいた全員がその子のことを嫌っていたし、お母さんのことも快く思ってないからだ。
それどころか、厄介者を見ているようだった。

えーりは厄介者扱いしているそのことが一番気に入らなかった💢

そのお母さん、えーりに名指しされると、ヤンキーのようにえーりを睨みつけた。

ウケる〜〜🤣👍

そのお母さんの態度にえーり、さらに燃えた🔥

えーり:Aさん、私はあなたを選びます。おめでとうございます😊次はあなたがあなたのお手伝いしてくれる人を選出してください。いいですか?皆さんはAさんに選ばれたら二つ返事で受けてください。ではどうぞ❤️

こうしてあっという間に役員が決まっていった。
さらに面白いことが起きた。

その後すぐに、全クラスの役員が一同に集まる委員会の参加となった。
そこへ行く廊下をえーりはパートナーのAさんと歩いてた。
Aさんがかなり怒っていたからえーりは優し〜く一言放った。

えーり:Aさん、怒ってるの?

A:当たり前💢ほんとムカつく人だね💢

その歳になってもヤンキーぶりに可笑しくもあり、その正直さも可愛くも感じた。

えーり:なんで怒ってるの?

A:ふざけんな!うちの子が毎日、人をいじめてるのをわかってて選んだんでしょ?イヤミな女だね💢どんな顔して役員務めればいいわけ?💢

えーり:オマエバカなの?オマエのメンツなんてどうでもいいわけよ💢オマエは子供のことだけを考えろ💢なんで子供が人をいじめるかわからんの?アイツは寂しいわけさ!かまって欲しいわけさ!アンタにな❗️

Aさん、しばらく沈黙

A:えっ?うちら親子のために私を選んだってこと?

えーり:オマエのことはどうでもいい!オマエには興味ない!もうどうしていいかわからんだろ?

A:もうどうしていいかわからない

と言うと涙を流した。

えーり:わからないよね?わからないと思う。だから、一緒に考えようと言ってる。役員を引き受けてあなたが学校に顔を出すようになったら、自分のことを気にかけてくれていることに気づくよ。そうなったらきっと落ち着くと思う。だから頑張れ❣️かぁちゃんなんだから子供のことは頑張れるでしょ?

A:うん!頑張りたい❣️頑張る❣️

そう言うとAさんは急に元気になった。

後になってわかったことだが、Aさんは、母子家庭で、看護師をしながら3人の男の子を育てていた。夜勤で夜、家にいないこともよくあったらしい。しかも他県からの移住者で頼れる人がない、そんな厳しい事情があったのだった。

この後、元気を取り戻したのはAさんだけではなかった。

翌朝、Aさんの子供J君が玄関を壊さんばかりの勢いでなだれ込んできて言った。

J君:おばちゃん、おばちゃん、オレのお母さんが役員になったってホント?

えーり:本当だよ。

J君:本当に?

えーり:J君、嬉しいの?

J君:嬉しい❤️信じられん❣️

えーり:本当だよ。ねぇ〜J、Jはさ、毎日誰かをいじめてるさー。するとさ、お母さん、これから毎日役員の仕事で学校に行くんだけど、J君がいじめっ子してたら、お母さんどう思うかな?

J君:おばちゃん、お母さん、オレが誰かをいじめたりしたら、お母さんが嫌になると思う。オレ、もう誰もいじめない❣️お母さんに心配かけない❣️

えーり:おばちゃんもJ君のお母さんが頑張れるように応援するから、Jも一緒に応援しようね❣️

 

それからのJ君は、物の見事に変わっていった。
イジメをやめただけではなく、誰とでも仲良く遊ぶようにもなって、すすんでお手伝いもやるようになった。

えーりたち役員の仕事を毎日嬉しそうに見学もしてた。
自分のために頑張ってくれている母親に応えたかったのだと思う。

そして他の父兄たちもJ君の変わりように驚きホッとしてた。

母親のAさんもめちゃ変わった。
夜勤明けにも関わらず、一睡もせずに役員の仕事を成し遂げていた。

次第に、J君親子を見る周りの目も変わっていった。

皆んながJ君を弾く(はじく)のではなく、声をかけるようにもなったのだ。

この出来事は良い事ではあるけど、その前によ!!
よその子だからって無関心でいられるのってどうよ⁉️

排除するか、または、無視?
そんなことしかできない?

本当に?

大人が?

大人たち大丈夫か!って思う💢

だから、強引担任のお陰で役員選出から副産物を頂いたって思うわけさ❗️

委員長の肩書きを活用させてもらって本当によかった🤣

何がよかったって?

担任が影を潜めたのが一番爽快だった🤣

※その後、役員の中でいろんな事が起きた。それは追々アップするからお楽しみに🎶

 

今回の教訓❣️
親、大人の背中を見て子は育つ❣️
クソを育てるのか? 人を育てるのか?
まずは親がクソからの卒業を❣️

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mashikieriko

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