進路は退路? それとも希望?

進路は退路? それとも希望?

みんなおはよう〜〜〜。🤗
コロナの感染予防のため、自粛で県内外へ出られず、8月はセミナーウィークがなくなり・・・、東京へ行けず・・・。
とっても残念〜〜〜。
生徒さんにとっては、先生やアシスタント講師の二人に会える、月に一度の充電期間にもなっている、セミナーウィーク期間だから。😍

やっぱり、会いたいよね〜〜。

こういう時に感じるのは、やっぱり愛着心が育っていると、全然関わり方が違うってことなんだよね。日常のちょっとしたこと、他愛のない会話がどれだけ大事かってホント思うな〜。

ところでセミナーウィークの時に私は、孫に会う時間を毎月もらっているんだけど、7月は自分の夢を叶えるべく、埼玉で一人暮らししている末息子のところに会いに行ったんだよ〜〜。🤗🤗

コロナの影響で、出発が遅れに遅れて6月に埼玉に行ったんだけど、初の一人暮らし・・・。どんな生活をしているのか、ご飯は食べているのかな?洗濯は?掃除は?とか親としては気なるから一度はぜひ見てみたい!って思っていた。
だから、今がチャンス!!と思って行ってきたんだよ。

息子の住んでいるところは、団地の社宅なんだけど、とっても良心的。
というのも、学生が学びやすく、通いやすく、訓練に専念できるようにっていう社長の配慮。環境的には田舎で周りは畑や林、カフェは歩いて20〜30分かかるところにしかない。
そういう環境だから、朝は鳥の声、日中は蝉の鳴き声・・・しか聞こえない。
あっ!!そういえば沖縄はひぐらしがいないので、最初聞いたときは、なぁ〜〜んか物悲しい鳴き声だな〜〜って思っていたんだよ。そのひぐらしの声しか聞かない。ヒョぇ〜〜って思った。

でもさ、今でさえ息子は田舎で良かった〜〜〜って言ってて、本当に環境に満足しているけど、大学に入る時は進路に悩んでいて、4年間将来“どうしたい?”って言った時なかなか定まらなかった。ITもいいね・・・って工学部に入ったけど、本人曰く、「勉強って所詮、暗記。知識なんだよね」って言っていた。苦にはならないけど、いつ活かせるんだろうか?って・・・・。

先生もセミナーや講演会でよく話してくれているけど、何のために勉強するの?
勉強って暗記でしょ? 成績って結局暗記力の良い人が成績がいいってことじゃないの?って言っている。
そうだよね、“知識”と“智恵”では全く意味が違う。
知識があっても生きることに生かせなければ、ただの暗記。知ってどうするの?って思うよね。

でも、今はその知識をフルに生かさないとついて行けない程の講義を受けて、訓練を受けて、ようやく自分の人生に活かせる時が来たって笑っている。

毎日、天気図と睨めっこして、風を体感して空気を体感して雲の流れを感じて、天気を読む・・・。感じることが出来ないと自分の経験に生かせない。さらに、計器類を読むのに、計算をするのに色々なことが出来ないとついていけない。

余談だけど、息子は自転車に乗っていて、速度、走行距離、道路の斜面を測定するのに、ある会社の機械を使っているんだけど、それも訓練を受けるようになって、航空機関係に同じ会社の機械がもともと使われているって分かって、これもまた、一つ、こういうことが自分やみんなの日常生活の中に活かされていると知って驚いていた。社会は繋がりあっているんだな〜〜ってしみじみ。☺️

いろいろなことが社会の中に利便性や恩恵として使われていることの有り難さ。

末息子は、もともと幼少期から自分のことは自分でしている子で、小学校の低学年の時、あまりの真面目さにヤバイ・・・と思ったほどだったんだよね。
宿題のノートを学校に忘れただけで、もう学校に行くのは嫌だーーーー!!って大泣き。
その時は、“先生に怒られるだけやし!! 気にすんな!!”と言って行かせたけど、この真面目さに私が驚いたくらいだったんだよ。
このクソ真面目さ、怖いくらいの真面目。それがこの忘れ物事件以来、ちょっとずつ落ち着いてきた。でも根本はまだまだクソ真面目。

その息子が、今や一人暮らし。

どんな生活をしているのかと とーーーっても気になる。
真面目なところが訓練に出て、良い方向に進む場合と、そうでない場合がある。
真面目に思い込んだことを続行、継続してしまい、自分のことを疑いもしないから修正もできない。
そういったことも、日常の会話、他愛のない会話の中で掴んでいく。気心が知れて、気を許しているからこそ出てくる本音がある。

何気ない会話ができるかできないかは、本当に大切。
末息子とそういう会話ができるのは、結局のところ、『共感』に戻る。

“プール事件”

あの時に、“行きたかった〜“という息子の気持ちに共感したことが、今に繋がっている。
進路のことにも、希望のことにも繋がっている。

このプール事件のことをよく質問されるけど、これには段階、ステップがあって、みんなが質問してくる時は、だいたい100% 『共感』の話をする。
????と思うでしょ?

みんなは共感の話であって、息子の気持ちの話をしていないんだよね。
だから、私は、逆に質問する。

『息子の気持ち、子供の気持ちを知りたいと思ってる?』って。

知りたい思うって答えるけど、そうじゃない。

つ・も・り  知りたい 『つもり』 なんだよね。

息子は、その共感以来、情緒が落ち着いた。だから、いざという時、相談して決めることができる。
その、心地を手渡せるのは、お母さん次第。
お母さん自身が、自分の気持ちを知る、知りたい、自分の気持ちを大事にしたいと思えば、簡単。それを続けるだけなんだよね。

今回、息子のところに行ってどんな生活しているかは、だいたいは予想ついていたけど、のんびり、ゆったり、一緒に買い物行ったりして過ごすことで、気づいたことは大きなことだったな〜って思う。

あらためて、「共感」
それだけで、想いはひとつだと分かる。
感じるからこそ、共感が起きて、また、繋がりあっていることも、愛されていることも感じられるんだな〜って思った。

 

 

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