ふんぞり返ってどうする?

ふんぞり返ってどうする?

しばらく、“自明”シリーズ・・・というかKY というか、自分勝手のマイペースの記事を書いているけど、結局は「自覚」のことで、自分らしく生きたらどう?ってことなんだけどさ。

私は以前の職場で管理職をしていたんだけど、今回は、まだ私が、ひらのひら〜の時の話をするね〜。
私が正看護師の免許を取ったのは30歳の時、それまで10年近く勤務していたし、急性期の病棟をオープンするってなってそのスタッフから始めたから、そこの病院では古株。前にも言ったね。😜
でも、勤務経験が長いから、病棟内のことはすべて知ってるし、把握しているから、新人教育も、実習生もすべて担当していたんだよ。
ある時、当時の上司(師長)が結婚退職することになって、新しく別部署から師長が配属されてきたんだね。私より2つ上かな・・・。

別に私は、仕事ができれば誰が上司でもいいんだけど、その病棟、部署のカラーっていうのかな?雰囲気は管理者のカラーがすごいでてくる。
スポーツでも一緒だと思うけど、監督やコーチその人の持っている価値観や、行動でその部署の雰囲気が決まるんだよね。
で、その師長さん張り切っているのか、緊張しているのか?やたらとあれこれ人に指示する・・・命令っていうのかな。

私としては、自分でやれやーーーーー!!!って思うけど、その人がどんなひとか分からないから、とりあえず指示通りうけていたんだよ。
まあ、看護部長からは仕事ができる人って聞いていたから、みんなは一目置いていたんだね。

で、とりあえず親睦、師長の歓迎会を兼ねて病棟のみんなでBBQをやろうってことになってペンションを借りきって夜勤以外のメンバーでやったんだけど・・・。

その師長さん、3人子供がいるんだけど、小学3・4年生くらいの息子を1人連れてきたわけね。
それが、また少しぽっちゃりっていうんですか?
見かけがジャイアンみたいな・・・。

おいおいおい、もう食わんでいいだろ???っていう体型。
それなのに、BBQで肉🥩🥩🥩🥩 肉ーーーーばっかりを食べる食べる。
で、BBQで焼き担当は、ドクターで、もっと焼け・・・という。

こいつ図々しいやつ〜〜〜思っていた。

みんなひと通り食べてお腹いっぱいの状態だったから、中庭でゆくっていたんだけど、私はちょっと肌寒いなーと思って室内に戻って他の看護師と2人でゆくってテレビをみていたのね。

すると、しばらくしてその師長の息子が中に入ってきて、私の向かい側のソファーにどすん!と座り、ソファーの背に足を乗せて踏ん反り返り、いきなり私に向かって “オイ!! 水汲んでこい!!”って言ったんだよ。


ん?????? 一瞬、聞き間違いですか? と思ったけど、
また、その子が『聞こえた? 喉が渇いた。水 汲んでこい!!』 って繰り返したんだね・・・。

・・・・・・・・・・

心の声 ・・・・・  聞き間違いじゃない・・・・・・な 😡 しなす‼️


私 『💢💢 おい‼️‼️ 💢 デブ‼️ やーしなされたいか❓誰にもの言ってる。ぬーやるばーが、やなわらばーがいじとーてや、動かんからデブだばーよ!! 自分で汲め‼️ バカか⁉️』

・・・・・・・・・・・

同僚 えっ??? 幸美さん、彼は師長の息子ですよ?? 
そんなにキツく言って大丈夫ですか?

私 はぁーーーーーーー???? 知ってる‼️
師長の息子??  だから何‼️
あの年で、ふんぞり返って人に命令してどうする?? バカタレが

しばらく、ボーッとしていたその子は、走ってお母さんの元へ
それから30分くらいして、その男の子と師長が私のソファーのところにきて、ひと言。

師長 幸美さん、さっき私の息子を泣くくらい怒鳴ったって聞いたんだけどどういうことかな? 私の息子って知ってて言ったの?

チーーーーーーーン 😜

心の声・・・・・親がこんなんだから、息子もこうなんだ・・・・
マジで言ってる? この人たち?

師長が言うことには、普段から私は師長のことが嫌いで、言うことを聞かない、だから、息子のことも嫌いで当たり散らしたような・・・というせつめい・・

なんじゃそりゃ。

そのあと、仕事に戻っても師長が言ったのは私は師長よ?命令が聞けないの?
とさらに、師長だからと私に命令するようになった。
この時から彼女にとって私は言うことを聞かない部下に成り下がりました。

親子、ソックリ。
認めたくなくてもソックリ。

今だから、わかる。
彼女の命令口調は、子供に引き継がれている。

言葉は20%。
行動は70%。

子供は親を真似る。

学ぶ は 真似る からきている。

子供が何を学び、吸収して身に付けていくかは、大人、お母さん次第。
悪気はなくても、ただの好奇心や嬉しさから、師長の息子 という立場を使ったならユーモアで受け取れもするけれど、本気でそれを思い込んでいたら、タチが悪い。
お母さん、母親の価値観。
ダメのものはダメを知ることは、命にけじめもつこと。
それぞれで良いと言っていいこと、ダメなことがある。

お母さん自身が、本来、人が生きる上で「価値あるもの」を知ることは命の義務だと思う。

もう少し、優しく言えばよかったかな~~と思うけど・・・。
むりだな・・・。(‘;’)
別に好かれようと思っているわけじゃないからな~。
彼にとって恐い存在になったかもしれないけれど、社会にはやっていいこととダメなことがあることを一般常識として学ぶのではなく、命にはルールがあることを気づけばいいいいんじゃない?
愛でこそ生きられるんだから。(^^♪

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