国道５８号線になってます！

えっ
忘れたぁ〜〜？
一緒にカフェ構想を創ろうって話があったさー
ご飯は忘れても、こんな大事なことは忘れたらいかん

まずは土地探しからってなってたでしょ。
アレよアレ
思い出した？

じゃーいくよ〜〜

土地探しでうちら走り回ってるさーね。そしたらさー、メチャいい所を見つけたわけ

皆んなその土地に恋しよった
わかるでしょ？
メチャ盛り上がって、ワクワクして法務局に走った走った

そこは国道沿いで目立つから、案内も説明もいらんとこだわけ。
「あーー、ここだと看板もいらんわ(≧∀≦)」ってなって、直ぐに地主を突き止めたわけ。

そしたらさ、なんか知らんけど国土交通省の土地だったわけ。
「あーー、国がなんかの理由で買い取ったのかもね」ってなって、総合事務局に聞いてこようってなったわけさ。

事務局ではあっちこっちに廻されて、挙句の果てには結局わからないわけさー。

「この人たちよ、ちゃんと自分の仕事わかってるかねー。土地ごとき、わからんってあるかー」ってグチも出そうだったけど、

「やがて手に入る土地だから、まーこのぐらいは我慢してやるかって」うちらは仏になったわけさ。

心の広さっていうの？
懐の温かさ感じるね〜

そして、最終、国土交通省に行くように言われて行ったわけ。
その時のうちら、つまり、みどりと私は、ニタニタして「もー、どうする？あの場所に円隣のカフェだよ

あの地域で一番目立ってしまうし〜〜」ってなってたのは言うまでもない

国土交通省に着くと、総合事務局から電話が入っていたらしく、直ぐに担当が出て来てくれて、地図で確認。

「あー、総合事務局の人、少しは仕事できるじゃん。わからなかったことは水に流してやろう」ってなったよ。
ドヤ、やっぱり私にも仏心ってもんがあるんだよ 肝にめじとけ！

そこからだった
雲行きが怪しくなったのは、、、

担当者、地図を広げて言いにくそうに

担当者「おたくが言う土地はここですね？ 」

うち「はいそこそこ」

担当者「申しにくいのですが、ここはですね。国道５８号線になってます」

うち「は？は？は？こ く ど う？国道って国道？」

担当者「はい。そうです」

うち「なんで？ なんで国道？」

担当者、クスクス笑ってる

笑い事やないわ
そこ笑うとこかーー
もう、わけからんことになっとった

担当者、「すみません」と言ってるけど、目ぇーが笑ってる♪

何が起こっているのか理解するのに少々時間はかかったけど、

ようするに、うちらの地図を見間違えってことに気づいた。

で、
うち「お騒がせしました」って、すみやーかに退散

車に乗り込んだとたん、
うち、大爆笑ーーー

そしたらさー、運転してるみどり、鼻の下に大粒の汗をしこたま溜めて
「ねー、恵里子さん、これって笑うとこ？桂ちゃんに怒るとこじゃない」

何を隠そう、その土地を調べたのは、不動産のエキスパート 上原桂子なのである

おーー、猛獣が暴れ出すーー
怖いけど可笑しいーー

まー、少しハジはかいたけど、締めに笑えてよしとしようって思ったわけさ。

見てみー、うち、少し丸くなってない？
ハジで角が取れてるだろ？
こうして人は揉まれて、優しくなっていくわけよ(≧∀≦)

こうしてうちらの土地探しは、笑いという愛をバラまいているのさ

わかったぁーー？

でもよ、ほんとーに恥ずかしかったってば(≧∀≦)

しばらくは、総合事務局も国土交通省にもいーかない