先週、私用&公用の両方を兼ねて、長野に行ってきた・・・。
恵里子さん、澄江さん、私の３人で。おばば3人トリオ。
これで、何度目だろうかな・・。
初めて長野に行ったのは20代。
スキーツアーで夜行バスに乗って長野の白馬に入り。
夜行バスは、暖房が入っていて、めっちゃきつかったのを覚えてる。バスの中で逆ギレして、暑くて寝れんわい！！と怒っていたら、（現）旦那がオロオロ( ;∀;)
スキーは初めてで、止まり方、転び方から教えてもらったけど、止まれんくて、ネットに引っかかってさ〜〜。
おまけにリフトも乗り降りできなくて、リフトを降りた途端にすってんころりん。
リフトを止めちゃってヒンシュクモンだったよ〜〜。
思い返してみれば結構、あちらこちら旅行してるんだよね。
思い出になっているのはいろいろあるけど、長野はやっぱり大好きな山に登れたのが一番、私にとって大きな経験だったと思う。
人間学のセミナーでのテーマにも取り上げられた『明日、穂高に登るなら』っていうのは、ギャク化してるけど今でも、時々ミーティングに出てくる内容。
私は今は講師も降りて、世代交代してるから、当時ほど詳細は話さないけど、でも、この話でなくても事例を変えて話されているな～って思うのは、この「明日、穂高に登るなら」というのは、結局、『生きる』宣言、人生のプレイヤーになることなんだよね。
みんなは、生きてる から、生きてるって思ってるけど、主体性がなければ、奮い立ってなければ、希望を言えないなら、生きてる！って言えないんだよ。
自分を感じなければ、生きていない。
そして、生きる目的は『楽しむ』こと。これは、LIFEVISION新聞にも楽屋トークで先生が話しているから、ぜひ、読んでね〜。
この、明日穂高に登るなら、と言うのはどんな時に出てくるか？って言うと、「食事」の時。
先生は、食育のこともよくセミナー、講演会とかで話すけど、「食育」はかなり奥が深い。私は、説明できないけどさ〜。
私は、お腹いっぱい！ができなくて、必ず7〜8割でおさまるように食事を終えるんだけど、身体が動きやすいようにって、活動できるようにってことが常にあって、絶対、腹一杯、満腹までは食べない。
これって、看護師時代の癖が残ってて、とにかく、今の活動、仕事ができるような形でしか食べなかったんだよね。それも、ハイスピードで、10分以上かけてゆっくり食べられなかった・・・。
これは、医療従事者、看護師なら当たり前の習慣だった。
だから、今の仕事をするようになって、先生たちに「みーちゃん、ご飯どうするの？」って聞かれても、コンビニでいいかっ？くらいな感じだった。一緒も分からないから行動を共にしない。
でも、東京セミナーウィークに同行するようになって、食事の仕方が変わってきた。食に対するイメージも変わった。
一番、衝撃だったのは、由貴子さんが同行するようになってある日「私に逢いたいと思ってくれている、待ってくれている人がいる」と食欲が全く変わったことだった。
その時に、自分の食事が、自分だけのもので、自分だけの身体で、一緒に食べていても一緒じゃない、ただ、お腹を満たせばいいと言う食べ方をしているんだ・・・って思った。
子供達に、朝ごはんやお弁当を作っていても、お母さんが「食」って何？ 「食育」ってなんだろう？って、美味しいご飯を食べさせてあげたいな〜って言う気持ちとか、そう言うことを大事にしてご飯を作る。
「食事」に「気」を入れること、愛を持ってることが、美味しさの秘訣なんだと思った。ご飯って、作る人の気「愛」を食べることなんだって思う。
それが元気の秘訣。
実際に、穂高の山荘では、登山客、全員で（入らない時は前後半に分かれる）一緒に食事を取るんだけど、これも食べた方がいいよ、もっと味噌汁飲んだほうがいいねとか、知らない人でもお互いを気遣って声をかける。
そんな時でさえも、いや、調子がイマイチなので、これはよしときます！とか、好意を断っている自分を思い出した時、どんだけワガママなんだ・・・って思った。
この、「一口」を食べるか、食べないか・・で、本当に最後の最後、あと一歩という体力が出ない。
山を降りて、温泉旅館に宿泊したんだけど、体重を測ったら、穂高での2泊で3キロ体重が落ちてた😱
生涯現役、常に元気で、楽しく生きるなら、身体が資本って身にしみて感じた。これは自転車の時にも思ったけど、山ではリアルに⛰生死に関わっていただけに、ほんと食事は大事だな〜って思ったよ。
生きるそのものが楽しいってことを今、教えているけど、美味しいから楽しい、美味しくないから楽しくないとか、そういうことじゃなくて、食べるそのものが楽しい。
でも、どうせなら、ただ、食べるのではなく、美味しくて幸せな気持ちになるものを食べたい。
そういう意味でも、今回の長野もとっても良かったな〜って思ったよ〜。笑
