HAPPYBLOGファンの皆さーーーん、おはようございます。
長野で美味しいものを食べすぎて、顔がちょっとまんまるになった宮良です〜〜。
その時思ったことは、また次回のブログで掲載するけど、ちょっと余談ね🤗
みんな、マスターズ‼️見た?????
長野に滞在中、もうね、テレビにかぶりついていたんだけど、最後の最後までハラハラさせた松山くん!、もうね、おばさんドキドキ💓しながら見てたんだよーーーー。
普段、先生からミーティングでゴルフ、タイガーや松山の話を聞いていただけに、ほんと興奮した〜〜〜。
先生はゴルフで例えて人生や生きることを教えてくれるから、一打、一打何を思って打つんだろう!って思いながら見てた。
この快挙!!人間学の中でもたとえ話でマスターズに触れてほしいね〜。
さて、今回はTe-Fa15号の紹介だよ。この号では「人が環境」のサブタイトルで、『環境教育』について話しているんだけど、「環境を創り、育てるのも人、壊すのも人」だな〜と環境教育を学んでいくうちにしみじみ感じたんだよね。
だからこそ、「人」を育てること教育が大事なんだよね〜。
そこで、最初の紹介記事は、
私が看護師時代に学生指導での体験記事。
P28 人を育てるのは「人」そのスタートは家庭 記/宮良幸美
医療現場というのは、命に直結する緊急の対応もあれば、日常生活の援助と幅広い知識や技術が求められます。しかし、その知識と技術も、実際にはその人の人間性がどう育っているかに影響を受けているのです。
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当時、人間性を育てるのは家庭にあるということは漠然と理解してはいましたが、すでにその家庭というものが「人間力」を育くむ環境から程遠く、崩壊しつつあると認識したのは、実習生に「親にも怒られたことがないのに」と言われたことでした。
このように言う、学生や新人看護師は1人や2人ではありません。年齢や経験年数も関係ないのです。
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看護学生というのは、数日間1人の患者さんを受け持ち、自分の立てたプランに沿ってケアしていきますが、何週間もある期間中、何グループも入れ替わり、実習していきます。
数あるグループ実習生の中で、気になる1人の男子学生がいて、私は、数日間、彼を観察していました。
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「血圧が80しかないので、足を上げると回復すると思い、対処しました」と彼の表情は自信満々。
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教科書的に言うなら、それは異常値でしかない数値です。しかし、彼は患者その人を観ていません。
患者は高齢で、ずっと寝たきり、胸椎は湾曲していて、自分で向きを変えることもできない。心疾患と喘息を持ち、それだけで足をあげるという行為が呼吸困難を引き起こす引き金になっているのです。
彼の担当する、高齢の女性患者の環境整備(ベット周りの整理整頓・清掃)をするために、患者のベットサイドに行った時です。
テーブルを拭いている彼に、もっと丁寧に拭いてと指導すると、なんと彼の口から出た言葉は「なんで、寝たきりなのにどうせテーブルは使わないでしょ」でした。
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どれだけ医学的なものを学んで、知識や技術があってもそれを使うのは「人」。その基礎は育ってきた家庭にあるのです。
親力プログラムや人間学を学び、価値観を見直した今だからこそ、分かるのは、人を育てるのは「人」だということ。
それを育てるのは、「家庭」であり、家庭の中心である母親が鍵を握っているということ。
子供を育てていく上で、母親自身が「環境である」ということを自覚するのは、社会人を育てる、人を育てるという意味でも大切なのです。
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続いての紹介記事は、同じく人材育成で結婚後、劇的に変容した後輩を見て、目が冷める思いをした小堀さんの記事。ぜひ、管理職や人材育成に関わっている人にも読んでほしいと思う。
P31 お母さんが環境 記 / 小堀美奈子
私が、人材育成の必要性に目覚めたのは航空会社に入社したことがきっかけです。
私が、入社したのは、1988年のバブルがはじける前、旅行ブーム、航空会社は、業績も上り調子で3か月~6か月ごとに新人が入社するような時代でした。入社して6か月もすると、私の下に訓練生が入社してきました。
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乗組員の現場は、同じ年度の入社でも、一期違えば、先輩後輩の上下関係がはっきりしており、完璧な縦社会、同じ飛行機に乗り込む以上、新人とはいえ、いざというときに、一機の安全秩序を保持する一員としてのモチベーションアップを常に求められる環境にありました。
お客様を乗せ目的地まで運ぶ、とてもシンプルな仕事ですが、その日のリーダーの仕事の捉え方一つで同乗クルー(その日一緒に仕事をするチーム)やお客様の様子、機内の雰囲気は大きく変わります。業務は同じなのに、担当するリーダーによって機内の雰囲気が大きく変わるのです。人の違いです。
そのことを感じるようになってから、人を観察することや人の違いを意識してみるようになりました。もともと、人が好きでこの仕事に就いたこともあり、私自信、仕事にどんどん魅力を感じていきました。
現場では、とにかく率直に指導を受けます。それが、現場の流儀、私自身も社会人として直属の上司から、社会人として心構えがなっていない部分をことあるごとに厳しく体当たりしてもらいました。
数年すると、訓練課に異動になり、教官となりました。指導は、挨拶から始まり、報連相(報告・連絡・相談)を徹底して教えていきます。
訓練を終え、ブリーフィング時は、安全面に関してはかなり厳しく指導していきます。ある日、新人の指導をしていると、訓練生は顔を真っ赤にしてキレ「親にもここまで言われたことはありません」と反抗的な態度を取られました。
「ここは社会人の場、この態度は社会人としてありえません。安全に関しての指導が聞けないのなら、今日の訓練は終了しますが、どうしますか?」と確認すると、「帰ります」と自宅に帰ってしまったのです。
家庭で厳しさを与えてもらったことがない。それは現場では通りません。彼女は、その後、地上訓練に戻り、心構えからやり直し、再訓練となりました。後日、謝罪に来た彼女は、別人のように変わっていました。
現場で感じたのは、家庭で、学んでいるべきことを社会の現場で教えることが多いこと。家庭での在り方が、大きな影響を与えていることでした。
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今の時代、家庭生活の中で、培えなかったことは、社会現場で親心を持った社会人の先輩が根気よく指導して言う中でじっくりと育んでいくこと。現場を動かしているのは「人」です。
会社は、熱い想いを持った先輩方のプロ意識を後輩たちが継承し、新しく入った社員が新鮮で初々しい風を吹き込んでくれます。温故知新、人の想いの連鎖で会社は成り立ち、社会が創られていることを現場から学びました。
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色々なセミナーに参加しましたが、あまりにも対処法が多く、自分が学びたい本質的なこととはかけ離れていることを感じていました。
価値観を見直したことで、私自身が何を大切に生きるのかがシンプルになっていたこともあり、指導者が机上の空論であることや、実際に言葉巧みに良い話をしていても、実践してみると、講師がそこまで実践していないことや、実践するには無理でしょう?ということが多々ありました。
私自身の目も肥えてきて、実践者かそうでないか、ハッキリと分かりました。
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「環境教育」。ここでいう環境教育は『人』。
教育とは、その人を育てるのが教育。家庭では、最初に出会うのは、お母さんという環境です。
家庭でも社会でも、人が環境。人を大切に育てることは、大人の義務なのです。
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*小堀さんも、私も管理職で人を指導する立場にいましたが、よく2人で人材育成の話をすることがありました。その時に、共通していたのは、私たちが子供の頃に家庭で教えられてきたことが今は、社会の現場で教えなくてはならない・・ということでした。
挨拶に始まり、声を出すこと、返事、その他、いろいろありますが、どんなに要領よく仕事をこなしているように見えても、家のことをしていない人は、気転も利かず、言われたこと以外はしようとしません。言われてもアイコンタクトができないので、説明しないと理解できないとかになってしまうのです。イレギュラーのことが起きてしまうとアウトーーーって感じです。
家庭は、最小単位の社会。ぜひ、家庭の在り方、教育、子育てとは何か?と今一度、自分に問いてみてくださいね
【各号目次】
Te~Fa15号
◯えりこの天然幸母 ◆ほんとにやなか~ぎ
◯1010HAPPY講座
◆由貴子の育児は育自 ⑮
~これだけで生きていける~
◯親力プログラム
◆親力プログラムの楽屋トーク ~「環境」が「人」~
◆お母さんが環境 小堀美奈子
◆人を育てるのは「人」そのスタートは家庭 宮良幸美
◆YuaLine 金城由亜
◆今月のみ〜ぱちくり
◆いちゃり場 生徒感想