今回はでーじ肝の話だから、心して聴けよ❣️
えーりのオジーってさ、明治20年代の人でさ、笠智衆(フーテンの寅さんのおいじぃちゃん役)にそっくりだった。
話す口調も眼差しもそっくりで、小さい頃は、手取り足取り色んなことを教えてもらった。
優しいオジーだったけど、厳しく許さないことが1つだけあったわけさ
それ、何だかわかる?
食べ物の好き嫌い✨✨✨
これだけはまったく言い訳が通らなかった。
絶対に許さなかった。
子供の頃ってけっこう食べれないものってあるさー
頑張っても食べたくないものや、調理の仕方でも食べれないものってあるよね。
でも、子供っていったってそれは絶対に許さなかった。
イヤ、子供だからこそ許さなかったのかもしれん。
何だったか忘れたけど、ある日、どうしても食べたくなくて
えり:なんで好き嫌いしたらダメなの? と聞いてみた。
オジー:わからんでもいいから好き嫌いするな! の一言で終わった。
えり:えーりにだって食べたくない物や、食べれないのはある💢
オジー:食べ物の好き嫌いする人は、人の好き嫌いもする。人としてそれはあってはならない!だから、許さん💢
ハァ〜? 食べ物の好き嫌いが人の好き嫌いになるって、どういうこと?ってなった。
意味わからんけど、オジーの険しい顔色に、えーりは、これは余程のことなんだと感じたから、それ以降、一切、食べ物への不満を言うのをやめて、出された物は取り敢えず何でも食べるようにした。
こうも言ってた
オジー:食わず嫌いは絶対にやるな! 何でもまずは食べなさい!
オジーがそこまで厳しく言うからには何かあるんだろうと思って今日まできたけど、最近になってその意味がわかる出来事に遭遇した。
知り合いに食べ物の好き嫌いをする人がいて、その人を見てると、やたら人の欠点を見つけはグチってるのに気がついた。
食べ物へのいちゃもんは他者へのいちゃもんだということがその時わかった。
なるほど、これが人の好き嫌いに繋がってるんだ✨
はじめは何でも上手にこなせるから、他人の不出来が目につくのだろうとしか思ってなかったけど、とにかく欠点を見つけるのに非常に長けていた。
そんなことに長けてもな〜、、、
自分が腐るだけなのにと思った。
このままでは醜く腐ってしまうことに気づいて欲しくてオジーの話を聞かせた。
...が、完全スルー💦💦💦
嫌いなもんは食べない主義を押し通す。
事あるごとに注意するもまたスルー
嫌いなタイプだから受け入れない=嫌いだから食べない
同じじゃん❗️
これを人間関係でやってるなら完全に間違ってると思った。
食わず嫌いは絶対やるな!と言ったのには、話してみて、関わってみることが、まずは食べることで、それもせずに嫌うということは本当に人として間違っている!
だから、オジーは4歳のえーりに厳しくしてくれていたんだとわかった。
オジーは食べ物の話をしていたんじゃない。
人としての道理を説いていたことが、50年余りの歳月を超えてやっと理解できた。
その人はその事を受け入れられないままとうとう事件が起きた。
他者を拒み続けた結果、家族と一緒に暮らせなくなった。
他者のグチを垂れ流し続けることに家族が不愉快に感じはじめたからだ。
結果、その人は家族の元を去ることとなった。
あーあ、だからー、好き嫌いするな❗️って言ったのによーー
好き嫌いで家族失うってバカなの?
そう思わん?
さてと、それでもアンタ、
好き嫌い続けますか?
ここまできて、好き嫌い言うならほんまもんのバカですな❣️
今回の教訓❣️
好き嫌いするな❣️
食わず嫌いは人間失格❣️
自身の受け止める心、柔軟な心を育てろ❣️