今だからこそ…07  「東京支部」より(新聞Vol.07)  ~100人の一歩~ ③

今だからこそ…07 「東京支部」より(新聞Vol.07)  ~100人の一歩~ ③

今だからこそ…07 「東京支部」より(新聞Vol.07)
~100人の一歩~  ②のつづき

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9 「生きる力」は「実践力」

先生 それを3日間で叩き込むのが「やんちゃツアー」でしょ? 子供たちに「この当たり前を持ち帰れ」っていう。
ユウユが「テニス頑張ってるけど、相棒が動かない」って言ったわけ。で、「ユウユがしょっちゅう動いて大変」って言うから「『死ね、帰れ、辞めれ』って言えば?」って言ったんだけど、「『うごいてぇ~』って言ってる」って。 は?(笑)
「ユウユ、そういう時は『死ね、帰れ、辞めれ、ヘタクソ』って言うんだよ~」って教えたよ。そしたら本人、苦笑いしてたけど

一同 (笑)

先生 まぁ、そのユウユの優しさが自分の身体の栄養不足を起こさせる

由亜 エネルギー湧かんよ、そりゃ

先生 湧かん

由亜 うん。なんも燃えてないのに

先生 情けをかけてる間は、湧かん。 「っどつくぞー!!!」っていうぐらいにならないと

由亜 なんだったらもう、一回ラケットで殴った方が良いよ(笑)

先生 生きるっていう方向に無条件に向いてるのが、ミトコンドリア、バクテリア、なわけよ! みんなと無関係に。 だから、そこに自分が合わさない限りは絶対マッチングしてこない。 だから体力も上がらない。 消化吸収も上がらない。何食べても体力も上がらない。 だからネガティブで身体が発育してスポーツうまくなったら本当にすごい! 違う意味の才能あるかもしれない(笑)

沙織 すごいね(笑)

由亜 え、じゃあ中学校に自分が身体が大きくなったりとか、テニスをやっていく気持ちが増えていくのは当たり前じゃないんだ?

先生 それは、みんなにこだわってると大変なので

由亜 みんなにこだわってると…?

先生 みんなのこだわりにこだわってると、大変なので、身体が勝手に、バクテリアと同じように女性ホルモンが活躍するわけさ。「成長ホルモン」のこと

由亜 あぁ! 当たり前に起こるってこと?

先生 うん。 みんな気にしてたら食欲すらも無くなったら困るさ!?

由亜 困る困る困る(笑)

先生 みんなを無視して食欲が起こるようになってるわけよ、みなさんの意思を無視して

由亜 あ~そうねそうね

先生 どうせ消滅するかもしれない魂の持ち主だから、そんなの気にしててもしょうがないでしょ

由亜 しょうがない、しょうがない(笑)

先生 ペットボトルでもリサイクルあるのに

一同 ね!(笑)

由亜 もうリサイクルなくなるんだ(笑)

先生 リサイクルしかない意識ってある?

由亜 ペットボトル以下?(笑)

先生 愛するっていうのは、『人の価値を受け入れる。 人の考え方も受け入れる。 人の生き方も受け入れてみる』ってことだから、めんどくさい人はやらんよ(愛さないよ)

由亜 やらんな

先生 そもそも一人の方が便利なんだよ

由亜 一人の方が便利…?

先生 だって、自分のこだわりが邪魔でゴルフ上手くならないんだよ?

一同 (笑)

由亜 もうそれが事件だと思った方がいい(笑)

先生 「涼平の壁を越えれ! 涼平!」っていう(笑)

一同 (笑)

幸美 ちっちゃ!

先生 ゴルフでいうと「こんなアゴが高いバンカー出るか!?」っていうけど、「お前の無知が高い!」って感じ

沙織 高い高いたか~い(笑)

一同 (笑)

由亜 「Te-fa」「EnRich」やってる時に、毎月テーマをあげて取り組んでたでしょ? この時にテーマを乗り越えてないっていうのかな? その時は、もうこのハードルがすんごい高く感じるわけ。 「こんなのできるかや~!」ぐらいの。 だけど乗り越えてみると、とっても低い!! っていう(笑)。 だから、本当にハードルが高いか低いかは…

沙織 自分が決めてる(笑)

先生 自分の視点、観点

由亜 そうそうそうそう! 結局 気付くのは自分の無知さなんだけどね(笑)

先生 だから さっきの「義務」と「文化」の違いっていうニュアンスで言ったときに、楽しみながらそれを身に付けてほしい。 だけれども色んな社会を観てきて、結果「家庭教育しかないな」っていうのに辿り着いたから、それをやってる。 そういう意味で子供たちに生きる力を身に付けさせるっていうのが一番の目的。 だから『環境教育の一番の目的・狙い』って『みんなに生きる力を取り戻させよう』っていうことなんだよ。 じゃ『生きる力ってなぁ~に?』っていうことを具体化していく。 だから、生産者の農家とか、食べることの大事さとか、健康の大事さとか、チャレンジする事・Playerになることの大事さとか、そういったことを全部説いていくんであって、これは全部生きる力を身につけさせるためでしょ? バーチャルではなくて

一同 うんうんそうだね

沙織 ぁあ!

先生 意味が分かる?

沙織 わかるわかる!

先生 だからそういう現実感。 人生に実態もたせるって言うか。 みんなは自分にさえ実態が無いさ?

由亜 うんうんうんうん

先生 「いやぁ~! 分からんよぉ! 俺はもう今日俺の気分次第だから」っていう

由亜 なんだば(笑)

先生 この気分さんって誰? …多分、過去の自分だよ。 だから絶対新しくならない

由亜 こ~わっ! 向き合うのが過去って…!

沙織 でも今書いてる、「環境教育とは…」ってところに「生きる力を身に付けさせる」っていうこの一文の説明があるだけで、今書いてる新聞が『こういうもの』って分かる

由亜 分かる分かる

先生 以前のIT担当がいた時に、僕の「Player」っていうリアリティが全部「バーチャル」になるわけ

由亜 細かく聞いてていい?(笑)

沙織 すごいよ。これ(笑)! 逆だったら分かる! バーチャルがプレイヤーになるんだったら分かるけど(笑)、プレイヤーがバーチャル…(笑)、なかなかすごいね(笑)

先生 あのさ、具体的に言うと、僕が言ってるのは、「生きる力は実践力」

沙織 そう!

先生 「実践していく能力」

由亜 はい

一同 うんうんうん

10 プレイヤー

先生 実践していくことが力をつけるってことを言ってるんだけれども、そのスタッフは「それはこういうことですね」って、ITで表現しようとして、全部言葉に置き換えて、全部バーチャルにする

由亜 あ~、はいはいはいはい

先生 意味が分かる?

由亜 はい!

先生 何でバーチャルになるかって言うと、〝井戸を掘らないから〟だわけ。 井戸を掘ってると、掘った人が書く言葉は、言葉を読んでるだけで熱くなるんだよ

一同 うんうんうん!

由亜 熱くなる! なるなるなる!

先生 だから、その筆圧にミトコンドリアがいる

沙織 いるね!(笑)

由亜 いるいるいる!!! 本当にいるよ!(笑)

先生 そうそう、文字に熱がある

由亜 いるいるいる!!! そんまま!

先生 ところが、そのスタッフに投げると、これが全部、無機質になるわけさ

沙織 あ~!

一同 う~ん

由亜 分かりやすい!

先生 だけど、そのスタッフに仕事をなげると、「Player」が「バーチャル」になる上に、挙句の果てには、あれほどの最悪な食事、最悪な交通、最悪なスケジュールは無かったから

一同 あ~、はい

沙織 言ってたねぇ~

先生 も、ほんっとにトラブルだらけだよ。 講演会終わって、90分も歩いた! 懇親会の会場まで

一同 ぇえ~~~!!!

先生 講演会終わって、懇親会の会場まで、「すぐそこですから、すぐそこですから」って言って歩き始めたのはいいんだけど、路地に入っては戻ってくる、路地に入っては戻ってくるで、先頭見たら携帯でGPS見てるわけさ

加陽ちゃん ぇえーーー!!!

先生 (懇親会の会場に)行った事がないわけよ。 で、やっと90分後にたどり着きました。 「最初からタクシー乗れや! 90分の距離だったら!」と思うさ?
着いたら着いたで、学生が騒いでるような居酒屋で、うるさくて会話が出来ない。 しかも、狭い居間みたいな所にギュウギュウ詰めで座って、出てくる料理は、レトルトっぽくて、全然美味しくない

一同 う~ん…

先生 もう、ほんっとに最低だった。 だから終わった後に、主催者に「二度と呼ぶなよぉ~」って言った

一同 (笑)

由貴子 笑顔で(笑)

先生 うん、「二度と主催するなよ~」って言ってる

由亜 まんまだな(笑)

先生 だから「僕、今年プレゼントセミナー行こうと思うんですよ」って去年言ってたから「うん、罰金のつもりで来い」って言った

一同 (笑)

由亜 うん、そうだ(笑)

沙織 罰金(笑)

先生 なんかさぁ、…やっぱり「Player」って意味で考えると、「生きる力っていうのがPlayerと直結している」っていう事だったら良いんだけど、ITとか新聞を作るだけに、それがバーチャル化されるのは困る

一同 うん

由亜 それは絶対ダメ

先生 逆ならいいんだけど。 だから、自分たちが体育会系じゃないと、そうできないでしょ?

一同 う~ん!

由亜 あ! 里佳さん(やん神本のプロデューサー)が今回空港でそれ言ってたんだよ!
先生の本を作るのと、他の本を作るの事の違いの話になって、他の本はその本の説明すれば良いだけだから、スラスラと熱とか関係なく、自分が問われるわけでもないから、ただそれを書けばいい。
だけど、先生の本は『こんなこと本に関係ありますっ!?(怒)』って、逆ギレするぐらい自分が問われるし、自分の想いがないと出来ないから、もうとにかくそこが最初難しくて、もうそこがとにかく全部カベ! だけど今は…最後は泣きながらだったけど、 もうこの仕事、この本しかやりたいものないぐらいの心地になってる」って言ってて、「だから、この新聞がすごい! 熱がある!」って言ってた

一同 へぇ~!

先生 里佳さんは文科系の部活。 で、子供達は体育会系の部活。 で、子供が陸上の名門校に入って、部活が始まったのは良いんだけど「ずっと食べ続けてるのを見ていて怖いんですけど…」って言った瞬間に、そのテーブルにいた全員が「食べないともたんよ!」「食べさせてもっと!」って。
沙織も僕もみんな同じことを言う。 で、里佳さんが「あ、そうなの?」って事で終わる。 これがPlayerじゃなかった人たちの食欲の話だよね

由亜 こわい~! そっか~!

沙織 「食べすぎ!」って言って、量を制限しようとしてたから

先生 そう! してた!

由亜 はぁ~~~!? こわい!!!

先生 倒れるよ!

由亜 だから、あの空港での会話になったんだね!

先生沙織 うん!

由亜 いや、足りんよ! どんな食べても!

先生 うん! どんな食べても足りないさ?

由亜 うん!

先生 だから、それが分からないから「息子食べ過ぎるんですけど?」って言うわけでしょ?

由亜 言うね!!

先生 貧血で倒れるよ、あんなだったら。 体力が持たない

沙織 なるなる!

由亜 そっか! バーチャルだから! こわ~い…

先生 そういう事だと思うよ、里佳さんが言ってるこの違いって。だから本書くにも体力が必要って意味だと思う

由亜 うんっ! 言ってた言ってた!(笑)

先生 「体力が必要なんじゃない、体力が無いんだよ」って言った

一同 あはははは(笑)

由亜 思ったもん(笑)、あ、だからだね! 「頭だけっていうのと、頭と心使うのと比じゃないよ」って話ししてたんだね!

先生 いや、僕がさ、一番「やんちゃツアー」をしてて思ったのは、そのスタッフがカメラを持っていて、結局、一番動かんと思う!

幸美 あ~そうだね

先生 カメラ持ってる人が動かないでしょ?

未亜 うん、動かないよね

由亜 そーだそーだ!

沙織 カメラを棒に付けて、手に持っているからね

先生 みんなは、めっちゃ現場に出て動いてくれてるように見えるでしょ?

一同 はい

先生 いやいやいや! カメラ持ってる以上、動けないでしょ!

沙織 うん! そうだよ!

先生 どう考えても! 僕が付けたら一回で、カメラ飛んでいったよ!

一同 あははははは(笑)

先生 現場に出て、一回で飛んで終わって「あぁ使いもんにならん」って

由亜 「使えない」って言ったよね! そうだそうだ! あ~、そういう事ね!

先生 あんなのどこに付けたって、なんも映らんよ。カメラを気にしてから、子供抱っことかできるわけない!

一同 できないできない

先生 でしょ? 簡単じゃないよ、それができるってことは動いてない

沙織 動いてない

一同 う~ん

由亜 そうだね! いやぁ~! そうだよ! 海でも浮いてるだけだったもん

沙織 そうそうそうそう

一同 浮いてるだけ(笑)

由亜 しかも浮き輪つけて!

先生 でしょ?

沙織 カメラ片手に持ってからね

先生 え、だからできるわけよ!

由亜 だから出来てたんだね! そもそもね!

先生 最初、初年度思ったわけ、夜に笑顔があったから「こいつ疲れてねぇ~」と思って

一同 ぁあ~!

先生 こっちは朝の準備で汗だくなった挙句の果てに、BBQで脚は棒なってて、もう筋肉が石みたいになっていて、で、水飲んでほぐすのに必死さ?
だけど、その夜、そのスタッフが元気そうに騒いでたり笑ってるの見た瞬間に「こいつめっちゃ体力ある、めっちゃ余裕だな」って思ったわけ! だから不思議だったから、あんまりにも! 僕とギャップがあったから。こっちはもう脱水症状寸前でギリギリで頑張ってるさ? だけどこのギャップ見た時に「ん?」と思ってめっちゃ違和感感じて、翌日彼の動きを見たわけよ、ずーっと見てたわけ。したら…「ちょ~楽してるな~」と思って…

一同 (笑)

先生 プレイヤーじゃないから、プレイヤーにするために、「やんちゃツアー」も中心的に参加する事とか、講演会も、「前もって開催地に行って、営業しなさい。汗水流して、色々やって来なさい。 予算はこっちが出すから」って色々言ってきたけど、ホント動かなかったんだよ

由亜 あの時、やってたら分岐点になってたかもしれないね~

先生 いや、二枚目は無理だな

由亜 あははははは(笑)

11 当たり前の事が出来る(笑)

先生 面倒くさい二枚目は。 やっぱり、出川哲朗が「二枚目俳優のラブストーリーの主役をやりたい」って言った時に、やって良い事と悪い事がある

由亜 あるよ~あるよ~(笑)

先生 このミスマッチっていうのは、ウケが悪い。 ウケが悪いどころか、ちょっとムッとさえさせるよ

一同 あははははは(笑)

先生 僕から見ると、あまり出川哲朗と変わらない。 自分なりに二枚目妄想持ち込みたいかもしれないけど、気負った結果、なぜその方向か? と思うわけ

一同 ほんとよ(笑)

先生 「かっこいい」とか「美しい」とか言われたいの? 「ちょっと待ってよ? その前に、当たり前の事が出来る生命になってくれん?」って思う

一同 せいめいーーーーーーーーー(笑)

由亜 当たり前のことが出来る生命www

沙織 もう、最高~!(笑)。まさかの生命(笑)

先生 今、沙織に訓練してる「希望100%、幸せで全部埋め尽くせ!」っていうのは、まさしく「沙織がガイドラインになればな」って、一番近い所にいるから。ガイドラインなればなと思って、徹底的に訓練してる。だから、沙織の言い方一つ悪いだけで、めっちゃ厳しく叱ってる。 「本当めんどくさい!」って、しょっちゅう言ってる。
だから、沙織の面倒くささに比べたら、未亜はもっと面倒くさいわけ。 沙織でも面倒くさいんだよ、僕は。 「また、僕次第と思ったか、こいつ!」と思うわけ。 何処までの責任転嫁よ。 「私は、こうなんです!」って言えばいいのに、「先生どう思いますか?」って、「俺の問題か!?」「面っ倒くさいな、お前!」ってしょっちゅう言ってるわけさ。 この面倒くさいって事を辞めた人間が、まともな人間

一同 はい!

先生 希望で埋め尽くさないのに、どうやって幸せで埋め尽される?

由亜 むりむりむり(笑)

先生 えっ!! 希望はさ? 2000%ぐらいあって、100%、実務的に叶えばいいと思わん? どう思う!? はっきりさせようじゃないか!

一同 そう思う! それがいい! はははは(笑)

先生 意味わかる? 20個も希望を出して一個でも叶えばいいんじゃないかなっていうぐらい、贅沢に希望を持った上で、それが20分の1で、100%だよ。 だから2000%ぐらい持ったらどうかと思う。
でも19個にイジケてる場合か?っていった時に、イジケる素材を格好の二枚目の悲しいドラマに当てはめていこうとするよね? 「あー、はいはい、かっこいいですね!(無感情に)」 こんなのやってる場合なんだよね。やっぱり命を弄んでるよ !

沙織 本当に!

由亜 弄んでいるね~…

先生 こんなもんなんだよ

沙織 このガッカリしてるとか、イジケているとか、こんな事している場合なんでしょ?って、先生が言うさ?

先生 大塚の「照れてる」も足しといて

沙織 「照れてる」も(笑)。これ、思ってる以上に、大きいよ。「こんな事している場合なんでしょ」って、先生がよく言うけど、すごいと思う。本当にこんな事している場合なんだよ! それくらい時間ない!!無ぅ~駄な時間ないわけ! あのめっちゃ…

先生 あの…「無駄」は早めに言ってくれん?

一同 ぶははははは(笑)

沙織 突っ込まなくていいよ! 流して!(笑)

由亜 いや、流したいんだよ? 沙織、流したい(笑)

沙織 沙織も思った(笑)。…いや、それくらい無駄な時間が多いんだよっ!

12 叱り甲斐

先生 沙織は、鍛えられてる人なので、 とことん厳しいバレー部に居たから、叱られることが当たり前と思ってる。 叱られる事が励ましとさえ思ってるから、常に毎日のように「めんどくさい!」って言って叱ってるんだけど、そう聞いてくれるから、本当にイラッとできるの!

沙織 あっはっはっはっは(笑)

由亜 ホントだ!!!(笑)

先生 イラッとしても意味ないわけ! お前たち! 「手を抜いてる人に腹立つよ!」って言っても、僕がまるで短気みたい。 「お前たちが、命をいい加減にするからイライラする!」って言ってる!

由亜 あー、はい! OK!

先生 意味分かる? だから沙織に対しては、イラッとしてる甲斐があるわけ!

由亜 甲斐があるね(笑)。自分たちは、甲斐すらない! ヤバい(笑)

沙織 今、でもちょっとショックだった(笑)。本気でイラってしてたの?(笑)

先生 当ったり前さ!(笑)

沙織 あっはっはっはっは(笑)

先生 「ははは(笑)」じゃないよ!

沙織 「っていうくらい」と思ってた(笑)

先生 はぁ?(笑)、バカじゃない

由亜 うん、バカだ(笑)

一同 ぶはははははは(笑)

先生 イラッとする甲斐があるわけ。 だからイラッとをそのままぶつけられる。 「うわ、面倒くさいなホントに…」って、そのままの状態で言える。
でも由貴子に、そのまま言うと「怒られてしまう私」というドラマが始まるので

由亜 あぁ~(笑)、めんどくさいねー!(笑)

先生 「このドラマのスイッチ入れるの面倒くさいなぁ」と思って、「由貴ちゃん、頑張ろうね~。 いい仕事じゃないの~?」って言うわけ

幸美 励まさないといけないんだよね~

先生 すぐスイッチが入る

由亜 ほんと、そう!(笑)

先生 なんでそのスイッチはピカ一に入るのか

一同 あはははは(笑)

由亜 磨きがかかっているよね(笑)

小堀 ほんとすいません(笑)

先生 「押すなよ、押すなよ、押すなよ」って言って、スイッチを入れてる様にさえ見える

沙織 見える見える(笑)

由貴子 すいません!(笑)

先生 「押さないよ」って押さなかったら「押さないんだ…」って

一同 ぶはははははは(笑)

先生 逆もあったんかい(笑)

幸美 もぉ~(笑)

先生 押してもスイッチ入るけど、押さなくてもスイッチ入るんかいって(笑)

由亜 両方だったんだね(笑)

先生 どっちもスイッチかぁ~(笑)。バランス取るの難しいなぁ~

沙織 難しい難しい(笑)

先生 足りないとスイッチ入るし、足りるとスイッチ入るし…(笑)。
「まだまだ自分の希望を言っていないよ」って言ったら、プレッシャーがかかるのか、 「もっと言っていいんだ!」って、スイッチ入るのか、 どっちなのか? って言った時、「まだまだっ!」って言うと、プレッシャーかかり過ぎて、スイッチ入るから(小堀さんを見て)

小堀 いやいやいやいや!(笑)

沙織 えら~い!w

先生 だから「まだまだ言えてない所があるね~」って言うわけ!

由亜 そうだね(笑)

先生 沙織が、加陽ちゃんに「まだまだまだ!」って、3回言うから、「僕は1回にしよう」と思ってるわけ。 沙織がプレッシャーかけ過ぎて、「おっと! 危ないスイッチが入る!」と思うので「大丈夫だよ、加陽ちゃん、結構いけてるよ」って、「あっ大丈夫?」ってこう、バランス取らせるの大変なんだよ

沙織 沙織はボタン、メチャ押し~だからね(笑)

由亜 「これ何のボタン? これは!?」ってね(笑)

沙織 先生がめっちゃフォローしている(笑)

先生 ほんっと、B型だからコイツ!(沙織)

沙織 はははっ!!(笑)

幸美 あれ~?(笑)、ゆあ~?(笑)

由亜 え、沙織もB型なの?

沙織 おんっ!

由亜 おぉ、めっちゃドヤるやん(笑)

澄江 ふふふふ(笑)

先生 なんで笑ってる!(笑)、ここだけ笑ったでしょ!? (笑)

由亜 笑ってた! 声出して笑ってた!(笑)

沙織 自分を含めたから笑ったんだよね!(笑)(澄江に向かって)

先生 ザワッとした、ザワッと(笑)

一同 あははははは(笑)

先生 いや~、僕にB 型は薬なんだよ(しみじみと)

沙織 あはははは(笑)

先生 由亜とか、沙織とか、澄江は、B型って割り切れる。 でもコレよ(未亜を指差し)、時にA型だったりB型だったり。
未亜とA型で、お互いで共感して「ね~! お父さん」って言った次の瞬間に「は? 忘れたし」って

由貴子 未亜(笑)

先生 出ました~! B型! 都合が凄い(笑)

一同 あははははは(笑)

由亜 だから血液型も二つ選んでるんじゃん?(笑)

先生 安定のA型だよね(由貴子を指さして)

由貴子 私、O型です!(笑)

先生 え? O型? あ~、だからじゃない?(笑)

代表 あぁ~だからだ(笑)

一同 きゃはははははははは~~(笑)

沙織 代表と先生が共感してる(笑)

先生 代表の気持ちと僕の気持ちは一緒だはずよ、 由貴子と接している時…。「一体どうやったら、この人こうなるのかな?」 と思うもん。

一同 あはははは(笑)

先生 会話が出来ないんだもん! ああ言えばこういう。こう言えばああいうで、「何でこのまま取らないんだろう」って思う

代表 教科書と喋っているみたい

先生 昨日も「フライヤーどうした方が良いですか?」 って聞くから「タイトルは、これがいいんじゃない?」って言ったら、「私はこう思うんですよ!」って

一同 あはははははは(笑)

由亜 事件事件(笑)

先生 「それ良いね~!」とかない。 何を言っても「あぁ~…」って言って、自分の話をする。「なんで聞いた?」ってなる

由貴子 ほんとにね~(笑)

 

 

13 やっと、本題へ

先生 こういうの諸々を前提にして、新聞ミーティングしよう

由亜 はい!

一同 えっ(ざわつく)

由亜 まだ、本題に入ってないよ

先生 本題は30分だよ、30分! ビシッと喋って、それを文字起こしするぐらいの質量でいい

沙織 そっちの方がいい

先生 だから「何に集約して今回話すか?」「新聞は何の前提に基づいて、今、作っているものなのか?」っていう事が、ある意味、色んな角度で感じた上で、「じゃあ今回はこれについて」って決めない限りは、枝が多い割に、何の木なのか分からないっていう「新聞」になる

由亜 そうだね

沙織 前回のセミナーウィークで「新聞ミーティングやろうね」って話してた時は、「テーマを親切にしよう」ってなってたんだけど、そのまま「親切」をテーマにしてやるのか、それとも「新聞が何のためにあるのか」っていう部分を出すのかを今決めた方がいいよね?

由亜 その方がいいと思う。 親力の「親切」とかの話ではなくて、前回の6号の「この東京セミナーウィークがなぜできたのか?」って言って、先生がさっき言った繋がりで、「この新聞が何のためにあるのか?」っていう事の方が意味があるって言うか、6号に繋がる

沙織 一気に、この新聞も、自分たちが言っている「環境教育、親力、人間学が何のためにあるのか?」っていうのも全部繋がって、その中で出来る

由亜 この会話の中でも、先生の言葉をピックするだけでも出来るんだよね。今、メモしてる中でも、「このポイントが新聞の目的ね」とか、言っている

沙織 それに絞った上で、みんなが参加した楽屋トークじゃないとね

先生 そういう意味でいうと、加陽ちゃんたちを呼んでいる理由って、加陽ちゃんたちが、自分たちの後を追いかけて環境づくりを、鹿児島・九州を部隊として「沙織と一緒にやろう」ってなっていった時に、やっぱりこの二人(沙織と、加陽ちゃん)が、密に繋がれば繋がるほど、加陽ちゃんは、熊本が無関係じゃなくなるし、沙織にとっても、鹿児島は無関係じゃなくなる。それで、「ぷろじぇくと九州」っていう全体に、まとまりが出てくる

由亜 うん、チームになるね

先生 北と南で、どっちも大事になってくると思う。そこに、鮎美が足されてくると、もっと九州の盛り上げが、しやすいと思う

沙織 はい

先生 だから、加陽ちゃんが、もしそこにもっと参加してきて新聞の中に言葉を挟んでくると、「この加陽ちゃんって誰か?」って言った時に、「九州の環境を作ろうとしてる人なんだ」っていう事になってきた時に、人間学、親力プログラムでも、みんな加陽ちゃんと同じ立場にいるのに、「なんで加陽ちゃんは?」って事になるでしょ?

沙織 うんうんうん、なるね

先生 意味わかる? 「加陽ちゃんが講演の主催者として呼んでる経緯もあって」と思うかもしれないけど、「じゃあ、なんで君たちは呼ばないのか?」という事にもなる。
そこで、加陽ちゃんの活動に対して、「何で突然ゴボウが参加したのか?」って

一同 ぶはははははは(笑)

沙織 いきなりゴボウきたね(笑)

由亜 表現が豊か過ぎてwww

由貴子 「ゴボウって誰!?」ってなるよ(笑)

先生 ってなった時に、あの…ゴボウだったからだよ!

沙織 そうそうそう!

先生 「ここで何を拾ったのか?」って言ったら、「命拾いした」って事がわかる

由貴子 そうです、そうです!

先生 そこで味覚障害も取り戻せて、ガンから命も取り戻せて、親子関係も取り戻せて、色んなものが正常化してきて、全部自分の財産に変わってきた。だから、その縁を作ってくれた「加陽ちゃんの協力がしたい」っていう事もあってこの縁があると思う

由亜 うん、ある

 

14 だからこそ、ア~クション!

先生 だから、変わってきた私が「何かの貢献をしたい!」とか「参加したい!」と思うのは、ごく当然の事で、美紀ちゃんの話を聞くだけで、後に続く人がたくさん出てくる。
「加陽ちゃんが、何故こんなにまで動いてるのか?」っていった時に、神社仏閣から何から、色んな事の過去があるわけ

小堀 ありますね(笑)

由貴子 すごい(笑)

先生 僕は初めて鹿児島に行った時から含めて、 加陽ちゃんは、智ちゃんの10倍ぐらい質問がある

由亜 加陽ちゃんが?

先生 智ちゃん、なんやかんやっていっても、すごいムッツリなんだよ、でも加陽ちゃんは、黙っていられないわけ。
鹿児島・九州での移動時間、ずーっと質問しているわけ、ずっとよ、ずっと!
質問に答えてて、鹿児島の風景なんか見ちゃあいないよ?(笑)

由亜 みてないよね(笑)

先生 「いつの間に霧島に入ってきたかな?」と思うよ、気が付いたら霧島神宮なんだのに(笑)

沙織 いつの間にか(笑)

先生 それぐらい質問する。でも、そのぐらい質問があるって事は、それぐらい何か熱いものがあって、探してるものがあるわけでしょ?

由亜 うんうんうん!

先生 だから、それに対して答えてきたからこそ、今ここにいるって思うわけ

由亜 そうだね

先生 だから一つ一つ質問が消化されて、前に進んでいく自分の変化ぶりっていったら、凄いでしょ?

沙織 すごい!

先生 だから、自分の気持ちの変化や成長を、ちょっとでも表現するだけで、やっぱり全ての人間学に参加してる人や親力プログラムに参加している人たちが、無関係じゃなくなる

沙織 無関係じゃなくなる!

先生 だって、立場は同じ一生徒から始めたことなんだもん。ただ講演会に来て、キッカケがあって、セミナーに来るようになって、それで講演会を依頼するようになってって言った時に、自分にそれだけ求める何かがあるから、こうやって進んできてるけど、そもそも、始めは生徒と一緒だし、始めは、本屋で見つけた「やんちゃな神さま」がキッカケだった

由亜 ううん、一緒

先生 今回、由貴ちゃんの東京ネタも、結局、講演会に来て「何で同じようなお母さんに育てられて、先生は明るくて、私は暗いんだろう?」って言った時に、「自分原因説に戻った」っていう話だったでしょ?

沙織 だった

先生 だから、自分自身も、加陽ちゃんと一緒なんだよ。自分の疑問や質問に答え続けていく僕に対して、どんどん価値観が変わってきている。
でも、一生徒だったんだよ、ただの講演会の時。 そんなもん。
だから、それぞれに絶対熱いものがあるんでしょ?

由亜 ある!

先生 それぞれが何かしら出会いがあるでしょ?

由亜 出会いどころか、娘に生まれちまったよ

一同 あははは(笑)

由貴子 自ら、飛び込んだ(笑)

先生 前に、森田家にも話した 「これだけの過去の苦しみや、色々な無駄も含めて、その経験が無かったら、此処に留まらなかったんじゃないの?」って。
此処に留まる理由は、「社会のどこを見渡しても、こんな魅力的」っていうのかな?

一同 あははは(笑)

沙織 自分で言ってる(笑)

先生 いやいや、言っておかないと…(笑)

一同 あはははははは(笑)

先生 「こういう環境は、他所には無いな」って、確信するからこそ、一時しのぎの学習だけで去っていくわけでなく、此処に留まって、暮らしまで変えてっていう事になっていくと思う

由亜 本当だね~

先生 人が「生きる場所や環境まで変えてまでも一緒に歩みたい」っていう事は、やっぱりそこまで届くって事でしょ。 この環境の愛が。 その人の生活や足元に。自分だってこうやって仕事辞めて、此処に来てるんでしょ? なんとなく来た顔しないで! (真理さんに向かって)

一同 あはははは(笑)

真理 はい(笑)

幸美 ほんとね~(しみじみと)

先生 だって「背に腹はかえられない」って言ったスタッフはいなくなった。 結局、仕事の問題じゃなく、お金の問題でしょ、単純に

沙織 そうそうそう!

先生 価値観が根元まで及んでないから、こうなるんでしょ

由貴子 そうです

先生 そういうことを前提で立てば、一人ひとり、言いたい事が、発言が、絶対出てくると思う。 だから、この新聞を自分たちで訴えるのはやめて…

由亜 あぁ~(笑)…ふふふ(笑)

沙織 ふははは!!(笑) えらい!! そうね(笑)

大塚 ん? ん?(一人理解していない)

先生 もうそろそろ自分たちで訴える事は止めて、ほら…もう第三者が(加陽ちゃんたちをみて)、熱く語ってくれたら、この環境の有難さ、この新聞の有難さ、この活動の有難さって、全部表現できるんじゃない?

由亜 そうそうそう! だから! 先生が言っている「レビュー」の意味って、こういう意味だって、本当にそう思ったの!

先生 そうそうそう

由亜 で、今、藤沢で、のんちゃん、亜美ちゃん、亜紀ちゃん、と集まって「楽屋トークしたい!」って言ってるの! この新聞を手に取っただけでも皆震えるでしょ!?
「先生達とやっているように、自分たちで『何でこの環境なのか?』 って、いう楽屋トークしたくない?」って提案したら、もう「いつやる!?」だわけ! 「したい!」じゃなくて、「日程教えて!」っていう興奮モード!(これを離している由亜自身も興奮モード)

幸美 前のめりだよね

由亜 で、今日の朝も、加陽ちゃん達が新聞見てたから、この話になった時、言ってたのが「気づいたら価値が変わっちゃってたんだよね、何がじゃなくて。
この環境が当たり前だし、その前は、ハグしてるとか、『え~!?』って思ったけど、今は当たり前よね~」って思うって

 

15 みんなで創ろう

先生 これは、加陽ちゃん流に言うと「つよしに聴け!!」っていう…

沙織 何!? 何!? 何!?

由亜 説明が欲しい! 説明が(笑)

小堀 あぁ~!長渕か!

一同 ぶはははは(笑)

由亜 ねぇ~!!!(笑)

大塚 つよしに聞けって(笑)

由亜 友達やん(笑)

先生 何で、長渕の歌で「素顔」が好きなのに、なんで、テカテカの塗った?(笑)

一同 ぶはははははははは(爆笑)

由貴子 加陽ちゃん(笑)

加陽ちゃん (耳を真っ赤にして笑っている)

由亜 ギャグ? これギャグだよね?(笑)

先生 少し、血迷っていたんだよね?(笑)

沙織 もう見たかった~(笑)、その頃の加陽ちゃん

加陽ちゃん …ヤバい(笑)、ふふ(笑)

先生 それぞれにストーリーがあって、「ここは言わせろ!」っていうのは、絶対あるでしょ?

由亜 ある! ある!

先生 僕が何言ったって、当たり前かもしれないけど、この人たちが熱く語る事で「先生がいう環境って、こんな人たちが生まれて行くんだ」ってわかる

由亜 そんな人たちのレポートしたい! やる!

沙織 今の楽屋トークもそういう風にやろうって話だよね

先生 智ちゃん、加陽ちゃん、美紀ちゃん、沙織とか、「自分がここは語れる!」っていう熱いものを持ってる人が中心に座って「この環境の中で、自分の一番根元の価値観が変わっていくプロセス」について、それぞれが、本音や経験を語ってくれれば良い。 それぞれが5分づつでも、長いんだよ?

沙織 長い! 長い!

由亜 それが3行でもいいんだよね~。ホントそれだけで、新聞が出来上がる!

加陽ちゃん だって、先生が言う事は「先生が言う事」として聴くけど、誰かの体験を通して聴いた事は、自分をなぞらえて、「はっ!?」ってなる。 「これ、先生ずっと言ってたな…」ってなるの

一同 ははははは(笑)

由亜 ねぇ(笑)、オチしっかりしてるね~(笑)

沙織 皆のイメージは「先生はすごい!」って見てるから、先生は別格としてみている。 だからそれを「先生みたいに生きる」って言った凡人の沙織が、経験を書く事で「先生はすごい!」って言えなくなるわけ

未亜 そうそうそうそうそう(笑)

沙織 だから書いてる(笑)

先生 先生とか、凡人っていうのは抜きにして、 「先生みたいになりたい! 先生みたいになる!」って決めて、やり始めました。
すると、その難しさのハードルに、どんどん当たっていきます。で、そのハードルの乗り越え方を、僕が教えていく度に「もしかして、先生も通ったってこと?」って思い始める

沙織 そうそうそう!

先生 「先生、ゴルフ一生懸命やるのは良いんだけど、こことここにマメが出来て、めっちゃ痛いんですよ」っていった時に「手がこの角度だから、この角度にしなさい」って言える。
何でこれを教えられるのか?

由亜 やったから

先生 かつて、俺だって痛かった時があるわけ!! 「出来ない不信感でクラブを振ると、ここにマメが出来るんだよね~力むから」

一同 あはぁ~

先生 これが説明出来る理由は、僕も通ったから! 「先生! 先生!」って、「自分を凡人」って言うけれど

由亜 いちいちだなぁ~

先生 いちいちだよ。「なりたい!」って決めてやるから、僕のことも、分かってくるわけ

 

16 まとめ

先生 そもそも、「新聞が何のためにあるか」っていう所に戻すと、新聞は「環境づくり」のため。なんだけど、じゃあ「環境づくりって何のこと?」って言った時に、「『生きる力』を皆が身につけること」。
この環境と関わっていく中で、環境と関連づいて暮らしていく事で、「生きる力」が、どんどん身につく。それを「好き」と「愛する」の違いで説明しているように、「育てる」っていう事があって初めて「愛する」じゃないの? って。
でも、あくまでも、「育つ」っていうのは、「実力」「実践力」がついてからなので、それが「プレイヤー」っていう言葉と繋がって初めて「環境づくり」っていう事になる。
この環境を「育てる」「生きる力」、そして「プレイヤー」。これが繋がらないと意味がないから、この新聞を読んで、その環境に携わっていく中で、「生きる力」「プレイヤー」が身についていく。そういったのが習慣づいていって、その習慣の中で、気がつけば育っている

沙織 それが目的だ

先生 というのが新聞の目的

沙織 はい

先生 だから、TPP の問題、遺伝子組換の問題も、勉強すれば、思いの外、体に恐ろしく悪いって事が分かる。そういう事も、個人個人の問題では「どうしよう? イエスか、ノーか…」って問題になるけど、環境が「こういうことじゃないの? こういうことしましょうよ!」って、遺伝子組み換えじゃない物を支援して、みんなでいい食べ物が、少しでも多く生産されるように、輸入とか、お金の問題で、そんなのばっかりに頼るんじゃなくて、そういう「環境づくり」も「愛メシ商品」に、どれだけ皆が関心持って、投資をして、「愛メシ商品」が流通する環境や、それに伴うマーケット、それを扱っていく人たちも、消費者も含めて、皆が扱う中で、自然と教育を受けるようになれば、一石二鳥にもなる環境だから、それを伝えていくのが愛メシ新聞。
商品を作る、開発する側も、生産者から流通、消費、つまり、お客さんまで、皆が一丸となって、自分たちの「健康」「生きる力」を養いながら、環境にも貢献して、生産者、その生産者たちの環境にも貢献して、皆の繋がり感が出てくるよね。
知らないスーパーに行って、知らない人から知らない物を買うとか、誰が作ったか分からない物を値段の問題だけで買うっていうよりは、「誰が、どんな気持ちで作った、信用できる商品ですよ」というのが分かって、勉強した上で

沙織 買った方がいいよね

先生 買った方がいい。それが全部、新聞によって行えれば。この新聞を見ておけば、「この新聞に紹介されていくものを買おう」とか、皆がまた、お客さんとして「良いものがあるよ」っていうんだったら、紹介を受けて、検証して、新聞の中で、また「こういう商品がありますよ」って、紹介したり。
そういうのが作られていくための愛メシ新聞って思えば、これからまた生徒も、この環境を通して、良い影響、もしくは恩恵を受けた人たちの感想文や体験談、レビュー、そういったものをとりながら、皆で作っていく新聞、皆で作っていく環境って考える方が、一番ベストじゃないかなと思う

おわり 次号をお楽しみにーーー

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