環境づくり と 愛メシセミナー
「幸せの転換 4」
2019年「これまで」と「これから」は繋がりが無かったかのように変わっていきます。
これまでの延長線上にある豊かさではなく、真っ直ぐと幸せを求め、
希望を生きる価値の基準。自身の命の価値に目覚めた人が繋がりあい、
環境を創造し、健康を作り出し、新しい価値の基準で環境を創っていく。
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～金城家の子育て～
お金の話１ 「先生と子供たち」
先生 子供たちが「遊びに行くから1000円ちょうだい」とか「何なにやるから1000円ちょうだい」って言ってきた時に「あ～～、1000円が何かわかってないんだったら…」と思って、「みんな来てごらん」って部屋に集めて、正座させた。
正座させると足がキツイでしょ？ それで１時間正座させた時に子供たちはもう泣きそうだわけ、１時間も正座して足が痛すぎて（笑）。
その正座が終わって１時間経った時に、足がもうめっちゃ痛い❕❕❕❕ってなっている時に、子供たちの目の前に600円を置いて、「これが、お母さんが１時間、一生懸命働いてもらえる給料。
１時間って長いでしょう？ でも１時間、頑張って、この600円しかもらえない、これが仕事なんだよ。それでも1000円ちょうだいって、こんな簡単に言うの？ 毎日、１時間、正座したら1000円あげるよ」って言ったわけ(笑)
由亜 「お母さんの給料より、高いからいいでしょ（笑）？」って言われて、もう、ハッとしたよね(笑)
先生 「すげー！ すげー！ 1000円！！」って。僕は、グッピー１円の世界だから（笑）
沙織 そうだね～すごいね
先生 10万もらっても、100万円もらっても一緒か？ っていうと、やっぱり「1000万円だとグッピーがどれぐらいの数だろう？」っていうリアリティがあるわけ
一同 あるよね～、あるよ
お金の話２ 「先生から初めての500円」
由亜 お金のこと、この正座のこともだけど、お父さん（先生）が由亜と未亜を呼んで、座らせて、お父さんが由亜と未亜にどっちも５００円ずつくれた時があって。
「１人、５00円ずつあげます。この500円を、どう使うかは、あなた達の自由です。でもお金には使い方があって、もらったからといって５００円まるまるポンって使う…そういうお金の使い方もあり。
でも、500円もらっても実際、駄菓子屋さんに行きたかったわけ、お菓子が買いたくて。お菓子買いに行って買いたいものだけ買って余ったのは取っといて、でまた何か必要になった時にこれを使うっていう使い方もあり。どっちも同じ５００円だけど、こんなに違うんだよ」って
先生 「どっちがいいか、自分で研究しなさい」って
一同 へぇ～～
由亜 でも、これで、ぱっかり別れたわけ(笑)。未亜は、その場で全部使う方。由亜は、そもそもラムネしか食べなかったから、30円のラムネ買って、470円は残って、それで、「お父さん、由亜はこれだけしか買わないから、470円いらない」って返したら、「いや、そういうことじゃない。自分の必要な部分だけもらえばいいとかじゃなくて、この470円を持って、これが何か自分が欲しいと思った時に、その470円を使うとか、自分を豊かにするものとして使いなさい。
毎日30円分買って、これで一週間使うとかじゃなくて、欲しい鉛筆があったらこれで買うとか、足りなかったらプラスお父さんに後いくらちょうだいとか。お金を使う勉強をしなさい。
でも由亜、気をつけてよ、470円持ち続けてたら、無駄だよ。お金は使うためにあるんであって、貯めて置いても、それを使う目的がなかったら、ただの鉄くず、紙くずになるんだよ。それが世の中の貯金なんだよ」って言われて。「あぁ～～～」ってなった
先生 そう…。それをさ、もう２日目には「未亜、もう無いし」って言うわけ（笑）
一同 わっははははははは（笑）
由亜 でも…由亜さ、470円持っているのを忘れるわけさ（笑）
一同 あっははははあっはあはは（笑）
由亜 「そっか。分かった！」って言って、470円を置いておくんだけど、いざ鉛筆とか欲しくなって、「あっ鉛筆欲しい!! お父さん買って!!」って言うと、「この前の470円は…？」って、お父さんに言われて「えっ？ 470円…？？？」って（笑）
大塚 忘れちゃうんだ～（笑）
由亜 「ほら、あの時の！」って言われて思い出して、「へっ！ 使っていいの！」って、感じ（笑）。こんな感じで、色々教えてもらった
小堀 これは大人にも本当に聴いてほしい。子供とどう関わっていいか分からない人が多いから
沙織 そんなこと教えてもらったことがないから、沙織みたいな、この年齢になっても分からない人は分かってない
お金の話３ 「本当にそれは必要か？」
由亜 後ね、お父さんに言われて、もう一つ「そうだな～」と思った話があって、「自分がされて嬉しかった事、してもらったて良いなって思った事は人にもしてあげさない」って言われたこと。
由亜が、高校生になって、友達と洋服を買いに行く事になって、その時に、お父さんから４～５０００円のお小遣いを貰ったのね。で、その時の自分にとっては、ものすごい大金で（笑）、「こんなに札束を持っていいんですか！ 財布がうるおいます！ ありがとうございます！」みたいな（笑）。
普段は、１００円くらいしか入っていない財布に、大金を入れて、この大金を持って友達と大型スーパーとかに買い物行ったのね。友達は「親から貰ったお金の分、買いたいものを買う！」って言って、「あ、これかわいい！ あ、あれもかわいい！」みたいな。でも自分は５００円を貰っても、30円のラムネしか買わん人さ（笑）？ 洋服買いたいと思って行っても、本当に欲しいなって思う洋服がなかったら買わない思ってて。そう思ってるから、友達と買い物行っても友達が「あれもいいな、これもいいな」って、買おうとした時に、「ちょっと待って、お前よ、今、この３０００円がなかった時に、ほしいと思うものなのか？ ３０００円が無くても買いたいって思うほど欲しいものか？」って言ったら、友達が「えっ、あっ…ううん」「じゃあ戻して」って、友達と２人、アイスだけ食べて帰ってくるみたいな…（笑）
一同 きゃははははは（笑）
由亜 ２８００円は残ってくる…みたいな。「お父さんアイスだけ食べて帰ってきた～」って報告すると、「ユア～？ そこはもうちょっと、欲をもったらどうね～？」みたいに言われて…
由貴子 由亜は、そこちゃんとやっているもんね
お金の話４ 「未亜のお金の使い方」
由亜 未亜が3000円持ったら、タクシー乗るわ、ジュース飲むわ、アイス食べるわで、その日で全部使ってくるわけ（笑）。ビックリして、「なんで？」って聞いたら「だって、歩くのめんどくさかったんだもん」って（笑）
沙織 すごいよね、タクシー乗るという発想が…
由亜 「はぁ…！ タクシー乗るのか！ タクシーって、子供が乗っていいんだ！」って、由亜は、そういう発想が無かった（笑）
先生 タクシー乗ってから、すぐに、「ここで降ろして」言うよ？ タクシーの運転手が「え、ここ!? 何で？」って聞いたら、「タクシー代ないから、途中でおろして」って。それを聞いたタクシーの運転手が「そこまでは連れて行くよ…」ってなって、メーター戻させてから、自宅まで送らせるよ
沙織 タクシーに？
先生 うん（笑）
由貴子 やっぱりヤンキーだ（笑）
由亜 とりあえずタクシーを捕まえて、乗って最初は「〇〇まで」って言って乗るんだけど、最初からお金が足りないのは、未亜はわかるわけさ。
お金が足りる所まで行って、途中で「ここで止めて！」って言って。したら、タクシーの運転手が「最初に指定し所じゃないの？」って聞いたら「こんだけしかお金ないし」みたいな（笑）
先生 まさか、タクシーの運転手も途中で降ろしきれないからって、送っていくわけ
沙織 やさしーーーーー（笑）
先生 優しいか？ 最初から狙っているよ
一同 がはははははははは（笑）
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金城家の子育て：お金の話５
「お金を使う練習 ～高校生の由亜～ 」 へつづく・・・