はいた〜い、蕎麦粉を求め旅する乙女恵里子だよ〜〜
前回の蕎麦粉探しの旅から1週間後の日曜日、調べに調べて辿り着いたのが
コチラ!これまたポツンと一軒家👇👇👇
『蕎麦打ち体験』コミニティー
ココへは長老の佳子、ヘビーな邦子、まだまだひよっこの恵里子、この3人の世話役のイサオで来た〜〜
蕎麦打ちを教えてくれたのがこの大きい人、平良さん。
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以前は建設業を経営してたんだってΣ(・□・;)。
赤土の流出汚染を防ぐのに蕎麦を植えるのが良いということで、取り組んだのが蕎麦栽培らしい。
「へぇ〜〜ヒョロヒョロの蕎麦が?」の心の声
赤土流出を防ごうとした取り組みが、今では蕎麦打ち体験の子供たちを民泊で受け入れたりしているんだって。
蕎麦を植えることで、土壌改良にも繋がっているってことも話してくれた。
これもまた「へぇ〜〜」の心の声
蕎麦の実を収穫して蕎麦粉にするまではいろんな苦労があったって。だから、幾つかあった蕎麦農家もほとんどがやめたって。
おじさん、5年の試行錯誤の結果が今なんだって。
刈り取った実を自然乾燥させたら半分以上がカビしてて廃棄した話とか、
地味で大変な作業でトラクターなどの農機具がないと身体が悲鳴をあげる話とかも、淡々と話していた。
それを前置きにスタート!
はじめ、材料みて、少なっ!
蕎麦粉 100g
水 4CC
水ーー!こんなんでコネられるの?大丈夫かな〜〜
水を足したくなる気持ちをおさえてコネ始めたら、丁度いい量だって気づいた。
だんだんに粉がまとまってきたんだよ。
コネている間も蕎麦粉の香が、、、
初めて嗅いだ蕎麦粉の香り
挽きたての粉って凄い!ってマジ思った。
打ち粉を何回もまぶしながらコネ続ける
直ぐに乾くから手が止められない
(写メっただけでも乾いた)
コネ終わったら手のひらで潰すように丸めていく
潰し丸めるのは空気を抜くためって。ハンバーグの空気抜きと同じだね
その後、平く伸ばしていく
その頃から蕎麦打ちしているって感じがした。
おじさん、没収?!!!!
「さらに減るの?」って心配で邦ちゃんと顔を見合わせた。
没収ではなく、パスタカッターの歯の幅に合わせて調整のカットだった へへへ
カットするとたっぷりのお湯で茹でること約50秒
そこでさ、おじさんがオモロイことした
おじさん、タイマーかけたのにスタート押してない⌛
どこにでもウチみたいな人はいるもんだ
「タイマーかけてないよーーおじさん。大丈夫?」って言ったら
「いいよ、いいよ。大丈夫!」って、いいよって言ってもタイマーかけた意味は???
「茹ですぎ麺、食べるのイヤだーー」って言っても無視!っていうか聞こえてない?
※茹でる時の注意
たっぷりのお湯で茹でるのは温度を下げないため。多くても二人分までがベストって
ウチと邦ちゃん「茹で過ぎ茹で過ぎ」って騒いだけど、おじさんは完全無視してた
でも、おじさんがいうタイミングであげたら、食べた時、丁度いい茹で加減だった。
「さすがだな〜」って邦ちゃんと無言で見つめ合う
次に、茹で上げると素早く流水でしっかり流し洗い
※流水洗いの注意
水の中で麺を躍らせるように洗う。手でこすりつけないように気をつける!
流し洗いの後、冷水で締めて出来上がり!
コレが挽きたて蕎麦粉のざる蕎麦!
光ってるの見える?
めちゃくちゃ美味しかった
真顔でおかしいでしょ?
それだけ驚いているんだよ
だって、実から粉にしたての蕎麦を食べたのは初で、香りがあるなんてことも初めて。
乾麺にはない香りだよ
まず、麺だけで食べて
次は麺汁を少しだけつけて食べてって段階で食べていった。
今回の体験で本当に蕎麦を美味しく食べるって、焦ってできることではなくって、大量にもできないって思った。(素人のことね)
あの手のひらサイズの材料で丁度いい量だった。
はじめはおじさん、平良さんが余りにも淡々だったから「え〜〜無愛想」って思ったけど、無駄な話だけが無くって、すべてがために成る話で、身内のおじさんが教えてくれてるって感じだった。
試行錯誤の5年間は独自で勉強の期間だったんだって。
自分が苦労してきたからかな〜そこを訪ねて来る人には自分の経験や工夫を伝えてくれてる。
あっ!今気づいたんだけど、なんで楽しかったのかって、ゆっくり、丁寧に、「あーしちゃダメ、こーしちゃダメ」って一言もなかったからだったわけさ~~。
おじさん「大丈夫!」しか言わなかったように思う。
体つきのせいかもな!
小学生や、年齢の高い人でもコネられるようにと道具まで開発してた。(特許までとったらしい)
部品まで手づくりだって。
希望の力炸裂!!のおじさんだった笑笑笑
今回の教訓!
すべてにストーリーがある!
たかが蕎麦粉、されど蕎麦粉!
ボーっとしてるからストーリーに気づかない。チーン