健康願いのカーサームーチー

健康願いのカーサームーチー

沖縄では
旧暦の12月8日にサンニンの葉で包んだ餅、
カーサームーチーを食べる習慣があります。

私が幼い頃は
歳の分だけ吊るして
毎日一個づつ食べていきました。

幼い私は
カーサームーチーが大好きで、
大人になったらゲップが出るぐらい食べる❣️
と、強く強く思ったものです。

今でこそ
サンニンの葉もスーパーで売っていて
簡単に手に入る時代になりましたが、

私の幼い頃は
早朝に祖父が刈り取りに行ったものです。

寒い冬の早朝に
藪に入って刈り取るのです。

それだけでも大変な作業なのに、
冷たい水道水で洗わなければなりません。

あまりの冷たさに
手がかじかんでいました。

見てるだけでも
背筋がゾクゾクしたのを
今でも思い出します。

そんな祖父母や
親がやっていたカーサームーチー作りを
子供を授かってからは
私がやっています。

実際作るようになって感じる事ですが、

カーサームーチーづくりは
一日がかりで、作業的にも大変。

餅粉をこねはじめると

寒い冬なのに
汗だくになるほどの力仕事でもあるのです 笑笑

立ちっぱなしの
こねっぱなしなので
足も腕もガタガタです。

毎年「いくつまで作れるかね〜」の
冗談が飛び交っています 笑笑

でもね
どんなにキツくても
子供の健康を願うとなれば
親はやるんですよね。

ムーチーづくりを。

作って食べさせたくなるのよ。

このカーサームーチー食べて
健康になってねって
願いながら作るわけよ。

そして今では
親友家族の健康までも願うわけ。

みんなで健康になろうねぇ〜ってね。

ということで、
今年もカーサームーチー作りました。

店頭に並ぶカーサームーチーとは
比較にならないほど
不揃いのかーぎわるー(ブサイク)の
カーサームーチーだけど

想いだけはバッチリ込めてるよ👌

私たち夫婦と
妹の宮良の3人で作ったのだけど、

その日は
昼食と晩ご飯はカーサームーチーでした笑笑

試食を言い訳に
ガッツリ食べちゃいました笑笑

そう、子供の頃の
ゲップが出るまで食べる❣️の願いを
叶えたのです。

【注】
いくら健康を願うカーサームーチーでも
食べ過ぎは逆に健康を害するので
食べ過ぎはよくありません❗️

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