自転車　還暦の私が乗れるんだから、みんなも乗れよ♪

聞いて聞いて あのさ、数ヶ月前にスタッフが乗らなくなったロードバイクを貰ったわけ。
ママチャリさえ乗らないウチが、貰ったんだよ？。なぜに貰ったのか？　ママチャリもままならないウチが・・・

それはロードレースでスタッフが走っているのを見ていたから。
走る🚴みんながとてもカッコ良かったから。 自転車と一体化していたんだよ！ 自転車と一体化してるってとても凄いって思った。

そう思っていた時、自転車をもらった。

でも、直ぐには乗らなかった。イヤイヤ、乗れないからさーー！
練習するまでにも時間を要してしまったわけ。 練習に？

練習はすればいいだけなのにさ。 いろいろとあったんだね。できない前提が（笑）

それがつい数週間前の休日にいきなり練習することになったわけ。
乗るとか、こぐとかでない。 またがり方とか、こぎ始めっていうの？それを教えてもらっただけの初練習。 乗り降りと、ペダルに足をかけるのと、ブレーキのかけ方のたったそれだけの 練習に夫の功は高速を走らせて人気のない公園を探して連れて行ってくれた。
人気じゃなくてひとけね。

たぶんね、功は練習するならどこがいいんだろうって、 自転車をもらった時からずーっと考えてくててたんだろうな〜って思う。

約1時間かけて公園に着いた。 やっぱりだーれもいない。練習するにはもってこいの場所だった。

早速自転車を車から下ろしてもらって平らな歩道に手押し移動。 なんかワクワクするーーーー 乗ってもいないのにーーーー笑 なんでかわからんけど、やっぱりワクワクするーーー笑

で、匡哉から教えてもらったのは〜って 自転車を斜め加減に傾けてペダルに足をかけて、、、って 教えてくれた事を思い出しながらやってみた、、、けど、 アレ〜〜〜？？？ 一回踏み込んだだけで倒れてしまうがな どうなってるの？ 言われた通りにやっているはずなのに、、、？？？

それを２、３回繰り返した時だった う、う、う、アソコが痛い！ なんでだ？ まだ3回しかまたがってないのに？ 歩くだけでも痛い。

直ぐには功にも痛いって言えなくて、「無理かな〜」って独り言。 その一言にカチンときたんだろうな

功：　乗れないのに人のこと笑うからだよ　って吐き捨てるように言った。

ウチ　はっ？　って、一瞬カチンときたけど、空気の入れ方からこぎ始めを丁寧に教えてくれた匡哉や、ガードの仕方を気づかってくれたみーちゃんや、安心して練習出来るようにと遠出までしてくれた功がどれだけ応援しているかを感じたら、カチンときている自分マジ最低って思った。 ほんとごめん

そしたら、皆んながレースで見せてくれた自転車との一体化の映像が浮かんできて、 あんな風に乗りたいな〜って思ったら、 またいってみよか〜って、いつの間にか足がペダルをこいでたんだよ。 何の気負いもなく

ウケない？　アガガアガガ（イタイイタイ）してたのに。

そしたらさ、園を一周してた。 その時さ、それまで自転車が大きくて、ウチのことを拒んでる感じっていうのか、 なんて言っていいのかわかんないけど、対抗しているような別々感があったんだけど、それが消えてて、一緒になっている感じがしたんだよね。

もちろんグラつきはあるし、まだまだだけど、そんなことよりも、乗っていること、乗ってみようと思えたことが凄く嬉しかった。

よく、金城先生がやんちゃツアーを例えにいってるさー、川や海で初めて投げ飛ばされたとして、死んだとする。 投げ飛ばされた経験や、何かに挑戦して死んだのと、 何にも挑戦せず無事に生きたとしたら何なの？の例え。 やっとその意味がわかった

何もせず生きたとしたら、無事かもしれないけど、何もない（笑笑笑） それは生きるとほど遠いことってわかった。 ウチー、生息してただけじゃん　ウケる〜〜

そして、もっと言うと、ウチ、信頼しているって気づいた。 匡哉のこと、みーちゃんのこと、功のこと、皆んなのこと、そして自分のこと。

金城先生がなんで自転車をやらせたかもわかった。 動けば必ず何かを感じる。 感じることは自分のこと。 感じる世界を持たないでよくここまで生きてこれたなってマジ思う。

最後にさ、とても嬉しいことがあったの教えるね。

功も自分が乗れる自転車を探し始めたこと。

二十歳で大怪我してスポーツにも制限うけてるんだけど、それでも自転車乗りたいって思いはじめたこと。 それがとても嬉しい。 お互いヨボヨボになりながらも乗ってるかもね〜 そうだったらイイネ〜って言いながら大笑いした。

ウチ、還暦迎えて自転車乗るって想像もしてなかった（笑笑笑） まだ乗れてはいないけど、そんなウチを見て、自分も乗ってみようかね〜って思って腰をあげた人がいるのならなんとも言えないぐらい嬉しいし、有り難い。

そこで、みーちゃんに声かけて次の週末、一緒に練習に出たわけさ。 そしたらさ、みーちゃん、鬼コーチだった 立ちこぎをさせられて右に倒れ、左に倒れの両膝負傷の拳大の青タン（笑笑笑） もうさー、自分でも可笑しくて可笑しくて、さらに笑いでコケた。

怪我して笑うって子供時代以来だわ（笑笑笑）

今回の教訓 人生に無事は無い すでに君は泥沼か・・・、
もしくはアリ地獄 そこを這い上がるには強靭な肉体が不可欠
たった今から、 直ぐに、 つべこべ言わず う・ご・け 動けーーーー