今だからこそ…
08 「愛メシ楽屋トーク」より(新聞Vol.08)・・・①のつづき
【06 絡まった糸】
先生 それが、さっき智ちゃんに触れた現象と同じことを起こすことが分からないでやってるから。
それがどれだけ自分を失うことかも分かってない。そこから見つけなおすのは大変。頑張る分だけ失う。
ほどこうと思って、ガチガチに絡まってしまった糸を解こうと思ったら、どんどんきつくなっていくのを、人間の心も精神も、体も、全部、しょっちゅう、その糸を解いているわけ、僕。だけど、また自分で絡めてくる
沙織 そうそう
先生 「最近、調子が悪いんだけど…」って言った時、「だろうね」と思います
一同 ふははははははは（笑）
先生 「最近、まっすぐ飛ばないんだよね…」って言った時に、「そうだよ！ 飛ばないよ!! なんでまた、こんな癖をつけてきた!!」って思う
小堀 ありがとうございます
大塚 ありがとうございます…
由亜 この紐をほどいたときが、前回もここまでは回復しましたよね？って状態？
沙織 そうそうそう
澄江 ふはははははははは（笑）
先生 ここまではいつも解いたけど、糸に癖があるのかな？
大塚 形状記憶ちがいかな？
先生 お前は、もう外に立っとけ！！
一同 ふははははははっはあ～～～ 大爆笑
先生 だから、聞くと聴くの違いを、ずっと最近ネタで使ってるさ？ 待ってよ？「間違ってますよ」って言った時に、「そんなつもりはなかったけど、こっちから辺戸に向かえばいいんでしょ？」みたいな…、素直に「ありがとう」じゃないのね!? って。間違った？ じゃあ間違ったヤンバルの道が登ったらいいさと思う
由亜 いや～～～、登らん方がいいよねぇ～（笑）
先生 いや、登らない方がいいよね？ これを、自分の使い方を誤った結果、糸がガチャガチャになってるので、自分をわかって使うんだったらいいけど、わからないうちからあーだこーだやってからゴルフのスイング触って、で、どんどん変な癖がついてて、ここも直さんといけんここもあそこも直さないといけんって、その直す前に心の問題だよね？
一同 ふははははっははあ
先生 身体の動き以上にさ、ゴルフはすくうものと思い込んでいるから…すくうんじゃなくて、こう！ 潰すんだよね！ この動きが入ってるのを直すって言った時に、スイングを直すってよりも、すくうと思ってますけどね？ ってこと
沙織 うん、そこからだね
先生 だから、「すくわないですよ～、そこはやんばるの森ですよ～～～」って
由亜 気づけ～～～、気づけ～～（笑）。あのさ、どんだけ、最初のバス停のところで、「待っとけよ…待てよ？…この先、ずっとこの坂を登ったよな…？」って思い出しながら、坂を上っていたわけさ。「こそ先、抜け道とかあったっけ…？」って思いながら、やんちゃツアーではバスだったから、道のり早いじゃん？ でも、自転車だとさ、ターン、ターーン…「んん？」ってなって（笑）、よくよく思い出したら結構なターン続くんだよ（笑）。
いま、聞いた方がいい…聞いた方がいい（笑）
先生 例えば、親切と関連付けてこうやって、まず、自分を生きたらどうかなって、生理的欲求に立ち戻るよっていう話があった。観の見直しっていう方向性と生理的欲求って言う枝がある。
生理的欲求、膝を諦めたっていうこのカテゴリーでちゃんと整理整頓すると、観の見直しは自然に行われていくんだけど、観の見直しをするのはおおよそ違うな…とか 反動さ？ やばいなとか、反動なんだ…って分かるだけでも少しは引くでしょうって。
だからそこに行かさないためにも、観の見直しがあるっていう。「考えなきゃいけんな」って思うさ？ 気が付けば、親のコピーだよ？
幸美 事件だ…
由亜 幸美に気をつけないと…（小声のダメだし・・・）
先生 親を意識してて、自分を改善するってなると反動価値でしょ？
沙織 あはは！（笑）
【07 チャレンジ!! レッツゴー↓】
先生 「素晴らしい人間に出会いたいなら、素晴らしい音楽を奏でなさい。音楽をずっと素晴らしく奏でてたら、素晴らしい踊り手が現れる」こんな美しい詩があるわけさ！
一同 はい
先生 自分は音楽の腕を磨かないで、素晴らしい踊り手に会ったら、そこからトレーニングするよって事？
由亜 おっそい！（笑）
先生 その心の準備が致命的だよ。だから「女も30歳になれば子供と思うか、大人なのか考えれ！」って言ったわけ！ 30歳で子供と思ってるんだったら、40歳で子供産むつもり？ 最初から年寄り産んだらどうする？
沙織 いやだ～！（笑）
由貴子 いやだよ～！（笑）
先生 何で？ 助産師だったら分かるんじゃないの？ 卵は年齢と同じように古くなったところからスタートするって、分かってるでしょ！
由貴子 はい
先生 意味わかる？ 40歳が産む子供と、20歳が産む子供は、本当に元気が一緒か!?
沙織 違う
先生 なんでこの人たち（金城先生の子供達）が、病気しないのかって言ったら、若い時の子供だからでしょ！ 同じじゃないんだよ！ 年期が入った卵が「よいしょっ！」って作るのとは違うんだよ！
幸美 「レッツゴー」思いだしちゃった（笑）
由亜 何ね？ 「レッツゴー」？
先生 「レッツゴー」っていうのは、セックスをして射精をした時に、精子が卵子まで泳いで旅をするでしょ？ その時に一億、正常であれば一億の精子がいる。
ところが、今、五千万もいないわけよ、今の男子は
沙織 半分か…
先生 うん、半分しか精子がない上に、その内の98％が異常精子だわけよ
由亜 半分以下どころじゃない（笑）
先生 うん、異常精子なわけ。これが実態。で、２％だけが泳ぎ着くんだけど、そのリーダーになる精子がそもそも鬱なので、精子自体が。だから、五千万の精子に向かって、「卵巣まで行くよ…レッツゴー…」って
幸美 元気ない元気ない
沙織 ホントに鬱だ（笑）
由亜 暗っ！（笑）
先生 これね、最後、方向を指すんじゃないんだよ。「レッツゴー（親指を下に向けて）」
由貴子 下いった（笑）
沙織 全然ゴーじゃないし！（笑）
由亜 スタートしてそのまま地面に…（笑）
先生 ていう状態なの、現実問題。「生理的欲求」を諦めたんだったら、膝を諦めた所にいるので、あきらめたなりには頑張りはするみたいな
沙織 全部そうなるんだぁ…
先生 これだけ今半数の人間が妊娠しないんだよ。食べ物の問題、遺伝子組み換えの問題、精神の問題、環境の問題、全部ある。諦めた人達が頑張ってるから
一同 あははは（笑）
先生 「イッツ、トライ…」（テンションが落ちていく）
一同 ぶははははははっ爆笑
由亜 暗っ!!（笑）
小堀 トライじゃないね（笑）
先生 「チャレンジしよう…」（テンションが落ちていく）
沙織 暗い！（笑）
由亜 来世ぐらい？（笑）
先生 チャレンジしてる人間はチャレンジしようって思わんよ！ チャレンジが普通なんだのに！ いちいち「チャレンジ!!」とか思わんよ！
幸美 思わんね～（笑）
先生 この前も川奈でさ、パー５よ！ ５番アイアン、４番アイアン、５番ウッド、この三本でセカンドを狙うぐらいの、僕がだよ？ だから結構、距離があるわけ。
沖縄のコースで慣れてる所だったら、ドライバーで打った後、パー５って、下手すると７番アイアンとか８番アイアンで届くところもあるのに、届かないわけ
幸美 すごいね～
先生 そこで、いよいよ、ほら！ ロングアイアンとか、長い距離を打つセカンドさ。これが一度狂うと、２５０ヤード先だから、一度狂うだけでも絶対グリーンに乗らないよ。それがさ、グリーンの右にめっちゃかけ下がってるラフがあって、その淵に落ちるわけよ…！（ニヤニヤ）
由亜 来たー（笑）
沙織 楽しそう（笑）
先生 これを、いちいち「チャレンジ!!」と思わんわけ
大塚 ははは（笑）
由亜 思わんね（笑）
先生 「来たか（キラキラ）」って思うわけよ！ これが来るために、ドライバーをあれだけまん振りしたのに、「２オンは無理ですよ」ってキャディーが言うから…、「無理って言った!?」って（笑）。「ここは豪快に行くぜ！ 絶対！」って思ってる
一同 うんうん！（笑）
先生 だから、無理っていう言葉が逆に…無理だったら、チャレンジのし甲斐があるさ。だけど、そこで気合は入ってないんだよね
由亜 気合（笑）
先生 だからキャディーに聞いて、「あの木の左は駄目です。あの木のギリギリ右からいってください」とか「木から左だった場合、ＯＢですよ」とか「右すぎると今度は絶対バンカーかラフに捕まりますよ」とか、そのギリギリのところに全部打っていってるんだけど、かなり凄いわけ、このショットが
一同 うん
先生 言われたところの注意のすぐ側に持って行ってるんだけど、ドライバーなんかほぼ完璧だからさ。だから、「チャレンジ」とか「トライ」っていうのは、自分の中で、みんなは諦めた「普通」、僕は希望からトライしてるのが「普通」なので
由亜 トライの意味が全然違う！ 次元が違う！
由貴子 全然違う（笑）
先生 条件考えないもん！ ドライバーでも３番ウッドでも、10ヤード、15ヤードの狭いフェアウェイに打ってるんだけど、ほぼほぼ真ん中！ 僕は３番ウッドでさえも３００ヤード打つ。３００ヤード先の10ヤードなんだよ。これが何で出来るのかって言った時に、出来る人たちを、たまたまテレビで観た事があるんだよ
由亜 先生（笑）、多分、みんな見てる（笑）
小堀 見てる意味が違う（笑）
先生 もう、マスターズにしても、全米オープンにしても、「こんな狭いフェアウェイにドライバーで狙った!? こいつら！」って思うわけさ！
未亜 そうだねぇ
先生 なんていうのかなぁ～…その、気前が良い！
由亜 気前が良い？
先生 外れたらボギー覚悟、でも狙うしかない。全員が狙っていく中で、狙えた者だけが上に勝ち抜いていく。だから、選択がない。「そこに打つしかない！」で、みんなやってるわけ。だから「ここに打っとけば大丈夫！」っていう選手は、もちろん勝てない。
だから、そこに持って行ってセカンドを勝負しない限り、パーは拾えてもバーディーは無い。
これを４日間72ホール回っていく中で、やっぱり差が何打も付いていく。だから、ドライバーであの15ヤードに落としていく、３番ウッドで、あの、バンカー、ラフ、池とか、この間の15ヤード領域の輪っかに３番ウッドで落としていくって。
「ここ狙ったんだ…」って思った時に、僕は見たんだよ、「そういうことをしようとする人たちがいるんだな」って思った時に、感動してるわけ。「素晴らしい！」って。「これを狙うんだ！ 凄いこの人たち！」って思った時に尊敬してる！ だったら、その尊敬してることを一つでも二つでも18ホール一個でも二個でも、再現してみたい経験してみたいと思うわけ。スコアはどうでもいいわけ。その一打の感動を自分も味わいたい！ って打ったら、16回成功してるわけ。外したのは２ホールだけ
一同 すごい！
先生 経験したいわけ！ あの、美しいショットを！
沙織に「パー５の二打目、見とけよ」って、バンカーの側から５番アイアンで打ったわけ。で、両方、林だったんだよ。林の木陰で、こう少し上がっていく右ロックレックだったんだよ
由亜 あー、はいはいはい！
先生 で、打ったんだけど、５番アイアン。静まり返った森で、「パシッ!!」って打った後の、この音！
沙織 音！
先生 音が、林にこう「パシッ!!」と響くわけさ！ほぼ、もうグリーンに対して、左からの木がせり出てたから、左からのフェードが、こう、グリーンエッジに、こう、行ったんだけど、「沙織、音聞いたか!？」って、言ったわけ！ この音で球筋忘れるほど、こう、音…
一同 爆笑
先生 音に感動したよ！ これね、テレビで聞いたことある音なんだよ。こだまってる！ こだまってる！ しばらくこの音が何ホールも。その感動を味わいたくて、僕はプレーしてるので、出来る出来ないっていうのは、素人だから出来なくて当たり前だと思う。
でも、その感動を味わいたいわけ。だから、それを再現してるんだけど、それをしたいだけ。
それをしたいだけなので、あまり複雑じゃないっていうか。結果、そういうスコアになっただけで、誰よりも謙虚だと思うけどな
沙織 うん！
先生 希望は「チャレンジ」レベルや「トライ」レベルを持っていて、精神は謙虚なので、ただ一つの想いを握りしめて、「あの音を出してみたいな」とか「あの15ヤードに狙っていきたいな」とか、想いは一点なので、複雑じゃないんだよ、「あんなだったら…」「こんなだったら…」じゃないんだよ
沙織 うん、ないないない！
【08 「親切」は、爽快！】
先生 だから、往生際が悪いよ、親切してないから。「だって、そんなお母さんなんですね？（笑）」って。「しかも選んだのは僕なんですね（笑）」って。「そうですかっ（笑）」って…、「あはは…あはは…、俺？ 何で？」って、「あはは…何でこれを選んだんだろ～（笑）」っていう。そういう「謎の僕を知りたいなぁ～。どうして僕はそんなに物好きなのっ（笑）」って
一同 あははははは～爆笑
沙織 思う…思う…
先生 ねっ！ 「親切」はこれくらい爽快なの！ 「どうせ、分かってくれない」「どうせ、こんなだし…」「あんなだし…」って言ってから
由亜 逆に無理だよこれ…
沙織 いや～絶対に「親切」のイメージが悪い！
未亜 悪い、悪い…
先生 「あんなだしっ」「あんなだったら、こんなするしかないしっ」とか…
由亜 めっちゃクルクルしてるし（笑）
先生 そういうことじゃないんだよね～。「あはは…あはは…あははははは…」「あはは…あはは…何で～!?」「何を考えてこの親にしたのかな？ 私は…」って（笑）。人権が無いほどの状態を受けてきて、それが基準なので、嫁いだ先でも人権がなかった（智子を見て）
由貴子 人権が無かった（笑）
先生 権利がなかったんだよ！ 何を選ぶ権利も！
権利が無いというのを、どうして親も嫁ぎ先や人生全体がこうやって権利がない生き方をするかって言った時に、自分自身が「それほど自分を失っていい」って生き方を、自分に与えてしまってる自愛の無い人って意味だわけよ
一同 うん
由亜 そのままだね
先生 だから、その人がどうのこうのとか、置かれた環境がどうのこうのって言った時に、その親を選ぶのも自分、そういう嫁ぎ先になってしまったり、この環境になってくる。まぁ結果、自分いじめになってるんだけど、この環境になるのは、自分自身がそもそも、自分いじめをする人だからだわけさ
沙織 そうだね～
先生 僕が「相手の事もあるさーね」って言うのは、事実なの。だけど、智子さんが「相手の事もあるさーね」って言ったら罪なの。もう自分に対する犯罪なの。同じ言葉を使っても、全く意味が違う。僕は、配慮なのね。こっちの場合は、虐待なの。だから、体に初めて触れた時に、「嫌がらせですか!?」って
由亜 自分自身が自分自身に対して、ずっと嫌がらせしてる。誰がしたんじゃなくて、自分がそういう経験を自分にしてる！
先生 だから未亜にずっと注意してる！ 自分で気が付いてないけど、嫌がらせしてる！ 続けてる！ このままだったら、どんなに通院しても、どんなに整体院通っても、治せない身体になって、これを回復させるのに何年もかかるんだよ。智子さんは、今ようやく調子良くなってきたんだよ
智子 本当にそう！
沙織 重いね～（笑）
先生 糸が絡まったのを解き始めたのに…って思うわけよ。全員が自分の勝手でそうするから…
由亜 鹿児島の、美紀ちゃんが言ってた「自虐」ってのはこの事だよね
沙織 それ！ それそれそれ！
先生 だから、加陽ちゃんに「ムエタイ選手」って言ってるわけよ
由亜 あはは！（笑）
先生 ローキック当たり前だよ。「パシッ！」って
小堀 偉い～（笑）
由亜 だから、あんなに似合うんだね（笑）
先生 たーうちーとゆぬむん
沙織 たーうちー？
先生 喧嘩鳥。たーうちーと一緒。ゆぬむん（同じ）
沙織 でも、本当にそうだよ！
由亜 全部、自作自演やん
先生 クールポコよりも「な～にぃ!?」だよ
一同 爆笑
先生 「やっちまったなぁ！」っていう（笑）「智子は黙って、虐待！」ってね（笑）
沙織 「黙って虐待」って（笑）
先生 かよちゃんの場合は、「怒ってムエタイ」だよ
沙織 偉い（笑）
先生 由貴ちゃんの場合は、「いじけて、A&W」だよ
由亜 どっちにしても全部、残念だな（笑）
先生 大塚さんは「血迷って、ミステイク」
大塚 「血迷ってミステイク」…？（笑）
今だからこそ…
08 「愛メシ楽屋トーク」より(新聞Vol.08)・・・③につづく