菜箸を握る手
この『食育ブログ』を担当するようになってよく言われることに「菜箸の動きが他とは違う」とか「優しく丁寧な手つきにホッとする」などと言われることが多くなった。
はじめは単純に使い荒れた主婦の手のどこが?と聞き流していた。
手入れされた女性らしい手ではないとは自分なりにわかっていたし、子供の頃から家事担当だったからえーりの手は潤ったことがないまま現在に至っている。
若い頃は「顔に似つかない手指しているね」ってよく言われてたことを思い出しながら菜箸を持つ自分の手をマジマジと見た。
女性なら誰でも潤い整った綺麗な手が当たり前に好きだ。
でも、えーりの手はそうではない。
子供の頃、そのことで悩んだ時期もあって、バランス良く整った綺麗な手をしていたオバーを羨んでいた。
そんなある日、オジーの膝枕でくつろいでいた時、つい呟いたことがあった。
えーり:オバーは竹爪で指が長くて綺麗でいいなぁ〜。えーりもそんな手がよかったな〜
それを聞いていたオジーが
オジー:どれどれ、あなたの手を見せてごらん
と言ってえーりの手を取って見た。オジーが見たのは手のひらだった。そしてこう言った。
オジー:こんな小さいのによく働く良い手だよ〜。こんな綺麗な手を見たことがない!この手はいつも誰かを思いやっている良い手だ。
と言いながらえーりの手のひらを撫でていた。
えーり:オジー、違うってば💢 えーりが言ってるのはオバーの手が竹爪で細く綺麗な手をしてるって言っている。えーりはそれが羨ましいって言ってる💢
えーりの怒りにまったく反応を見せずにオジーはえーりの手を撫で、さらに続けて言った。
オジー:いっぺー上等ど〜〜〜いっぺーありがとうどぅ〜
と繰り返した。
※いっぺー=とっても
すると、段々に“そうかなぁ〜“とまんざらでもない気がしてきて、“なかなかいい手しているかも“と思うようになり、羨むこともしなくなっていた。すると、この手が何を成しているのかを見るようになっていた。
この手が米を研ぎ、この手が掃除をし、この手が洗濯をしている。そんな一つひとつをこの手は休みなくやっていることに気づき誇らしく思うようになっていた。
そして歳を重ねた今、菜箸を握る手から伝わる何かがあるとしたら、それは『感謝』の想いだと思う。
えーりは、作れることに感謝してる。そして食べてもらえることにも感謝している。何よりも家族の健康を支えてくれる食事に感謝している。そんな想いを連ねて菜箸を握っていることに気づいた。
そんなもろもろの想いが菜箸を握る手に込められ、伝わっているのかな〜と感じている。
手や菜箸に宿る想い
それをウチナーンチュは“オバーのティーアンダー“と言っているとえーりは思っている。
※ティーアンダー=手の脂(想い)
これからも食に対する想いを手や菜箸に込めながら伝えていくので、多くの人がこの想いを受け取ってくれるとそれが一番ありがたい。
受け取ってくれる前提で先に“ありがとう”と言っておくね🤣
🍳レシピ「アーサ汁」と「豆腐うんぶしー」
・アーサ―(乾燥) - 8g
・豆腐 - 100g
・カツオ節 - 40g
・だしパック - 2 袋
・塩 - 小さじ 1/2
・白だし - 少々
・水 - 7 CUP
(200cc/1CUP)
★容量は、あくまでも目安! 自分好みに足したり引いたりして「美味しく」食べてね!
by:まーさん食堂スタッフ一同
・アーサーは、水で2〜3分戻してから、水切りしておく。
鍋に「水」7CUP 、「だしパック」2袋 、「かつお節」40g を入れて火にかけ、沸騰して色と香りが付いたら「かつお節」を取り出し、2~3分したら「だしパック」を取り出す。
豆腐は1cm角に切る。
だし汁を火にかけ、沸いた所に豆腐とアーサーを入れ、塩小さじ1/2と白だし(お好みの量)を入れて味を整えて 完成❣️
・豆腐 - 1丁半
・ツナ缶 - 小 1 缶
・青ねぎ - 5 本
・味噌 - 大さじ 1 強
・だし汁 - 250 cc
・醤油 - 大さじ 1
・みりん - 大さじ 1/2
★容量は、あくまでも目安! 自分好みに足したり引いたりして「美味しく」食べてね!
by:まーさん食堂スタッフ一同
・ツナ缶は、汁気を切っておく。
・青ねぎは、洗ってから小口切りにする。
・だし汁 を作っておく。
フライパンに「だし汁」250cc を入れ、火にかけ、「味噌」大さじ1強 を溶きながら入れる。
「豆腐」は、手で 大きめの1口大 に ちぎって入れ、そこにツナを入れ、箸で炒りつけながら少し煮る。
かくし味に「みりん」大さじ1/2 と「醤油」大さじ1 を入れて混ぜ、青ねぎをちらして 完成❣️