今回のレシピは レバーカツ
これはえーりが感動したおかずの中で1、2を争う一品。
もちろん作ってくれたのは母。
母が作ったきっかけは、妹 みーちゃんがひどい貧血だったからだ。
その頃の母は、みーちゃんの貧血を治そうと必死でレバーを中心に色の濃ゆい緑色野菜をふんだんに作っていた。
しかし、残念なことにレバーは人気がない。 人気がないどころか大いなる嫌われ者で、一番食べて欲しいみーちゃんはほとんど食べてなかった😂
人って、どうにかしたいと思ったら本当にどうにかなるもので、母はあれほど嫌われていたレバーを見事に平らげるものに仕上げて食卓に出してくれた。
毎日嫌いなレバーを食べさせられてうんざりしていたのに、その時はレバーの変容ぶりに誰もが驚きながら食べていた。
それが“レバーカツ”だ
あまりの美味しさに一言も発せずに食べたあの時の感動は今でも鮮明に覚えている。
えーりのようにパクパクとまではいかないが、みーちゃんがいつもの倍は食べているのを見て母もとても喜んでいた。 すごく安堵したと思う 笑
それからしばらくするとみーちゃんの貧血も改善してレバーが食卓に上がる頻度が徐々に減っていつもの食卓に戻っていた。
えーりはあの時、母がレバーカツを作ってくれたことを今でも感謝している。
嫌いだったものが工夫次第で好きに変わるのを目の当たりにすることができたからだ。
それは大袈裟に思われるかもしれないが“食の革命”だとえーりは思っている。
食わず嫌いの我がままを許すつもりは毛頭ないが、作る側としては工夫することを楽しむ余裕は持っていたいな〜と思っている。
なぜなら、嫌いよりは好きが多いほうが 人は何倍も幸せだからだ。
“美味しい!は 幸せに直結!”
食べる側にたった時、えーりはその美味しさに、作る側の愛を感じてならない。
作る時はその美味しさを喜んで欲しいと思いながら作っている。
その笑顔が、喜びが作る側にとって恩返しとなって返ってきて、えーりを幸せにしてくれる。そんな想いの交差するのが食卓。
そんなことを食卓で起こっていると感じるからえーりにとって食卓は大切な場なのだ。
最後に
このレバーカツをきっかけに工夫次第で美味しくなるということが分かったことは、その後のえーりのご飯づくりにも影響を与えた。
強制で食べさせることも有りかもしれないが、どうせなら美味しいほうがいい。
そんな想いからえーりも工夫することを楽しむようになり、ご飯づくりがより楽しいものになった。
人は楽しいことは継続できる。
継続できれば自ずと上手くなる。
上手くなると楽しくなる。
楽しくなると継続する。
何でもいいから このループを掴んで欲しい。
すると人生もっと楽しくHAPPYになる!
も お楽しみに~♪