制作担当 未亜です❣
今回のまーさんBLOG は❗️✨
コンセプトに基づいて✨と 題して
まーさん食堂チーム 一人一人の
「ご飯」ってどんなの~?
を聞いてみたよ~🤗
トップバッターは
まーさん食堂部リーダーの
えーりー😁😁😁
えーりーの生まれ育った家は
親戚みーんなで住んでたって✨
確か人数は、ひとクラスくらい
って言ってたかな…😂
そんなえーりーの当たり前と
時代が移り変わって
各家庭が当たり前の人たちの
ギャップって大きいな~って
みあは感じた!
それではどうぞ~🤗
。:+▽*.゜。:+▽*.゜。:+▽*.゜
だいぶ前の話なんだけど、寒い冬のゴルフレンジでのこと。セミナーの生徒さんとホットコーヒーを飲みながら休憩していた。
えーりは思い出したようにカバンからスナック菓子を取り出した。
その生徒の彼女は、えーりがスナック菓子を持っていたのに驚いて
彼女「えーりーさん、スナック菓子食べるんですか?」
えーり「うん!食べるよ。食べないの?」
彼女「はい。食べないですね。」
えーり「なんで?」
彼女「子供の頃から食べさせてもらえなかったから、今もって食べたことがないんです。」
えーり「えっ?今は子供じゃないさ!一緒に食べよう🎶」
彼女「あっ!そうですね💦 でも、、、」
えーり「はい❣️食べて💓」
彼女「じゃー少し」
えーりは大人になってもスナック菓子ひとつ食べてこなかったことに逆に驚きだった。
しばらく沈黙
(えーりは食べるのに夢中🤣)
えーり「どう?美味しい?」
彼女「はい❣️美味しぃ、、、」
えーり「でしょ👍 美味しいよね。そりゃーえーりーだってスナック菓子が身体に良くないってわかってるよ。でも、毎日大量に食べるわけじゃないし、食べたいものは「美味しい」って食べてもいいじゃん🤣」
返事を促すように彼女の顔を覗くと彼女の目が潤んでた。
えーり「えっ?どうしたの?泣くようなこと言った?」
彼女「いいえ!えーりさんは悪くないです。こんなこと初めてで」
えーりはわからなくなった。スナック菓子食べただけなのに、、、
なんかわからなかったけど、えーりは彼女の膝に手をやって「寒いね」とだけ言った。
すると、彼女が言ったのが
「私の母はとても綺麗な人で、いつも身なりを綺麗に整え、家事も完璧で、出てくる食事はホテル並みでした。」
えーり「えっ?ホテル並み?で、味もホテル並みに美味しいの?」
彼女「はい!味もホテル並みでした。とても美味しく出来上がっていました。完璧なんです。」
えーりは、「凄い❗️彼女はそんな食事を毎日食べてたの? 羨ましいなぁ〜」と、言いかけながらふと思った。
自分んちのかぁちゃんを思い浮かべた・・・が、大違いだ😢😡かぁちゃんを取り替えっこしたかったなぁ😢(心の声)
待てよ!そんな美味しい食事をしててなぜに子供体型なんだろう???と疑問がうまれた。
すると彼女が
「皆んなえーりさんのように羨ましがります。でも、、、」と言いかけて泣き伏せた。
えーりは、しっかりと泣かせてやろうと彼女の背中をさすった。
しばらく泣くと彼女自ら話を続けた。
彼女「美味しい食事は今もありがたく思っています。でも、私はお母さんと、家族と一緒にご飯はを食べたかったんです。」
えーり「はっ?じゃーなに?一人でご飯食べてたの?」
彼女「そうです。決まった時間に食卓に立派な食事が並びました。それを一人で食べてました。」
ありえん!(心の声)
えーり「両親は?他に兄弟は?」
彼女「私は一人っ子で、父は仕事。母は後で、やっぱり一人で食べてました。」
えーりはその話を聞いて唖然となった。
えーり「あんたは一緒に食べようって言わなかったの?」
彼女「言いました。お願いもしましたが、聞き入れてもらえず三人別々でご飯を食べていました。」
えーりは一言も喋れなくなって、彼女が一人食べているのを想像した。
彼女「一人で食べていましたが、母はテーブルについてはいました。私が食べてるのを母は見てて、時々、「コレも食べなさい!もう少し食べなさい」とは言って食べ終えるまでいました。」
いや、それは一緒に居たんじゃなくて、監視でしょって思った。
自分で箸が持てるようになった頃から既にそんな食事時間だったという。えーりはそれを聞いて息苦しくなるほど胸がつまった。
彼女の小学生のようなひ弱そうに見えるその体型は愛が通わない食卓のせいだとえーりは思った。
せっかくのご飯が栄養になってないのだと。
彼女と話してて、どんなに美味しくても温かさを感じる食卓でなくては人は生きられないものなんだと感じた。
食事、ご飯というのはただ空腹を満たすだけのものではない❣️
愛を一緒に頂くもの❣️
彼女の育った食卓にはお母さんの笑顔と一緒が欠けていた。
一番大切なことが欠けていた。
どんなに美味しく見栄えが素晴らしい食事よりも、お母さんが愛情込めて、想いを込めて一緒に食べることこそが大切なのだと彼女の話で感じた。
そんな家庭だから当然オヤツは手作りの焼き菓子やケーキだったという。そんな家庭、母親だから彼女はスナック菓子などは一切口にすることがなかったのだ。
えーりからすると羨ましいことなのだが、彼女は言う
彼女どんなに美味しい手作りのお菓子であっても、嬉しいどころか寂しさを感じていました。
意を決してスナック菓子をねだったら「ママがこんなに時間をかけて手作りオヤツのどこが不満なの?誰に聞いてもあなたがおかしい!こんなにやってあげてることがわかんないの💢」と手がつけられないほど怒ったという。
彼女がスナック菓子を食べて涙が出たのはそんな経緯があったからだった。
彼女の涙は、スナック菓子を初めて食べたからではない。一緒に食べる温かさを感じたからだった。
最後に彼女は
彼女食事への不満がこんなに根深くあるのを初めて知りました。母が傷つくと思うと怖くて何も言えなかったことも。でも、今日、このスナック菓子をえーりさんと食べて、「美味しいね」って言えたことで私が母と一緒にご飯が食べたかったんだと気づきました。
えーりは言葉が出ず、横に座ってただ背中をさすってあげることがやっとだった。そんな家庭があることが本当に悲しく思った。
たかがご飯?
美味しければいい?
食べれればいい?
ちがう!
作る人の愛と一緒に笑顔で食べる
それがご飯
作り手といただく側の想いが交わるのが食卓で、それがご飯、愛を食べるってこと。えーりはそう思う。
食を通して、寄り添う心を育てることが大事なんじゃないかなーって思うんだ。
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