ダメなものは ダメ! 〜初級編〜 母乳と自覚

ダメなものは ダメ! 〜初級編〜 母乳と自覚

2022年2月18日

ある日のこと

親力プログラムセミナーの会場で

ひとりのお母さんが質問してきた

プログラムを受けて

最近 妊娠 出産し

授乳している 真っ只中のお母さん

そのお母さんが言ったのが

母乳の出が

今朝になって悪くなって全然出ない💦

おっぱいも張っていて 痛いし

赤ちゃんも泣いているし

吸っても吸っても 良くならない

赤ちゃんの体重も増えてない

母乳が出ないなら

今だけ「粉ミルク」足そうかなって

思って

どうしたらいいでしょうか⁉️

という質問だった

「〇〇さん ちなみに

昨日の夕飯は何食べたの〜?」

お母さん

「子供達がピザ🍕を食べてて

私も一切れ食べました

「〇〇さん

授乳中は 乳製品はダメ‼️

お母さん

「一切れでもダメなんですね💦

ごめんなさい!」

「ダメなものはダメ」‼️

ここまで叱るのは

母乳は赤ちゃんにとって 「食事」

母乳が出ないことで赤ちゃんに

「ご飯を食べるな」と

言っているようなものだから

でも そもそも

なぜお母さんが

それをわかっていたのに

ピザを食べたか🍕

「ダメなものはダメ!」

これがわからないこと が問題☝️

それが「母乳が出なくても

粉ミルクがあるから」っていう気持ち

それが いざと言うときに

自分勝手な行動してしまう結果になる

やっている事実みたら

「知らなかった」

「そんなつもりはない」では

済まされない

このちょっとした気持ちが

「これくらいはいいかな」

「そんなつもりは無かった」

「たった1回だけだし」

という 自己判断レベルの

無責任な行動になる

ここで私が言いたいのは

何かというと☝️

お母さんの

「問題意識」「当事者意識」が 無いこと

自分の口にするものが

我が子という

1人の人の命に関わることだということ

自分自身がやっていることが

子供の一生に関わることだという

「意識の無さ」を叱った

私が本気で叱ったことで

自分が何をやっているか

事の重大さに気づいたお母さん

何をどうすればいいかの前に

その「意識・自覚」が何よりも大事!

親力プログラムでは

やり方や方法を教えているのではない

人として当たり前の

「意識」「自覚 」「本質」を教えている

親力プログラムを

少しでも学び  聞いて

知ったのであれば

「母親である 私次第の尊厳」

その自覚であるべき

その自覚を入れるため

安易な理由で行動した

お母さんに喝を入れた

「母乳育児」

親力プログラムでは

授乳中のお母さんに

徹底的に伝えている

ちなみに  赤ちゃんの食事は

「母乳」以外ない

そして母乳そのものの重要性と

「母乳育児」という

母乳を通して育てる意識の重要性は

話せばキリがないほど

奥がある

それが分からないから

母乳と粉ミルクとを天秤にかけるような

浅はかな判断基準を持ってる

母乳と粉ミルクは同じ天秤の上で

議論されるような問題ではない

この「事実」をどれだけのお母さんが

理解しているだろうか

この意識があるだけで

出来れば ということではなく

「絶対に 母乳であげるしかないね!」

という覚悟ができる

母乳しかないんだから 出すしかない!

出すためには!と意識があれば

行動も変わる

産婦人科では当たり前に

粉ミルクが置かれている

粉ミルクは「母乳の代替品」として

うたわれているし

実際に医療者も勧めている

でも 事実 粉ミルクは

母乳の代わりにはならない

粉ミルクが 何で作られているのか

調べて 知ったら あげられない

医者や看護士 助産師が言うから

周りもあげているし

あげなさいと言われているから

体重増やさないといけないし

母乳が出ないし

寝てほしいし

楽だし

言い訳や主張を出せば キリがない(笑)

でも それくらいの理由で

我が子に何が与えられているかも問わず

ただ言われたからというだけの

無意識レベルの感覚で

あげてないかな?

そもそも 私たち 母親が

「赤ちゃんの食事は

母乳以外ないでしょ!」っていう

自覚であれば

「粉ミルク」の必要性なんてないし

いらない

必要とされなければ

無くそうとしなくても

自然と無くなるよね?

何かのせいにする前に

その原因そのものは 自分

それくらい 「お母さんの関心や意識」が

どこにあるかで

全てのものが作られているってこと

私が 助産師として

産科の現場で沢山のお

母さんたちと関わってきて

ただ 体重を増やしたい だけの理由なら

事実 粉ミルクで十分だろう

だってその目的で作られた

人工物なんだから

でもそれじゃあ 動物と同じ ペットの

「お世話」となんら変わらない

人を育てるって 「お世話」すれば

いいってもんじゃない

人を育てるって

「愛すること 手をかけること

慈しみこと」

私自身も一人のお母さん

金城先生に出会って

親力プログラムを学んで

この事実に衝撃を受けた💦

自分がやってきた

「子育て」は「お世話」であって

「育てる」ではなかったって😅

「ダメなものはダメ!」と

人としての当たり前のこと

教えてもらって 今がある

「人が生きる上で 一番偉大な事業は

子供を産み育てることだ」

親力プログラムで

一番に掲げる言葉の意味

「子育ての第一義務者は

                 母親である 私である」

この「私」に矢印が入るだけで

自覚するだけで 今やることが変わる

母乳ひとつでも いい質にしよう って

思う

さらに食事や自分が口にするものを

良質なものにしようと思う

そういう意識でみるから

観るもの 聴くものの 選ぶものの

「関心」も変わる

価値は自分自身の関心の

大きさで 変わるってこと

「お母さん次第で 世界は変わる」

だからこそ お母さん自身が

「生きる上で 何が大切か

価値あるものか」を

今こそ 自覚すること

好き嫌いとか

出来ればとかじゃないわけ

母乳じゃなきゃダメなの!

ダメなものはダメ!

その責任の全ては 私たち お母さん!

その自覚のもと

今やる行動一つひとつしていこう

 

人が生きる上で

一番偉大な事業なのだから

 

だから

ダメなものは ダメ‼️😁

 

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