フーチバージューシー
お正月気分から少しづつ日常に戻る頃には食べ疲れを多くの人が経験するよね😢
本土には七草粥ってのがあって、野草で体を労わる慣習があるけど、沖縄では七草粥に代わって「フーチバージューシー」ってのがある。
フーチバーはヨモギのこと。
ヨモギって、けっこうエグミがあってしかも香りがかなり強烈🤣
だからヨモギ餅にしても遠慮したがる人も少なくない。
でもさ、えーりは子供頃から普段使いで食卓に上がっていたから、香りにしてもエグミにもだいぶ慣れて、嫌いどころか好きになっていった。
子供の頃にいろんな味に慣れるって大事だな〜って思う。
それはオジー、オバーと同居していたことが一番大きいな〜
オジーは体調不良になると薬草で治す人だったから家の周りにはいろんな薬草が植えられていた。
食事に取り入れていたから薬草が普通に野菜だと思っていたぐらいだ。
オジーの教えに「好き嫌いを言わず、とりあえず口にしろ!」があってその影響はとても大きい。そして今は有り難く想う。
そしてそれを子供たちへと繋ぐ。
子供たちの離乳食にもほんの少し混ぜ入れて香りに慣れさせていった。
すると息子は自らヨモギも摘み取って帰るぐらい大好きになっていた。
オジーからえーり、えーりから子供たちへ、美味しいのバトンがまたひとつ手渡させた。
ただのフーチバージューシーなんどけど、色あせない良い思い出。
香りと一緒に身体を労わる気持ちが一層深まる。
それがえーりのフーチバージューシー
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