子供の頃の年末っていうのはいつも大忙しでした。
大掃除とお正月の準備が同時進行だったのが思い出されます。
お正月は親戚がみんな揃って大集合❣️とにかく とにかく 大人数で賑わったものです。
実を言うと、おせちの重箱に入れるものは、ほとんど買って準備されていました。なぜなら出来合いの物でも十分美味しく、見た目も立派にできていたのと何よりもあまりにも大勢だったことが一番の理由でした。
今回、恵里子さんに
「本土のおせち料理って何を作っていたの?」と聞かれた時、数の子、紅白なます、海老の塩焼き、お雑煮、花豆煮、白菜漬けだけはいつも手作りだったことを思い出しました。
どんな時でも数の子、紅白なます、お雑煮は、作ってきたし、今でも作り続けています。
なんでかなぁ?と考えていたら、なぜかそれだけは自分で作って食べたいという気持ちがあるのを今回気づきました。
母から直接習ってはいないけれど、子供の頃から食べ親しんできた味を覚えているんだなぁ❣️とまたまた新しい発見でした✨
そこからのスタッフでのおせちのメニュー選びがはじまりました。
これまで出来合いのもので済ませていた物も、今回は初挑戦で作ってみようかということで話が盛り上がった挑戦でした。
手軽に作れて美味しい物を✨✨✨
とみんなで何回も試作と味見をしながら今回のおせち料理が出来上がったのです。
その中でもだて巻きは、何度も何度もチャレンジしました❣️
一旦はやめにしようっということにもなったけど、こうがいいかも、こんなはどうかな?ということで、試行錯誤で最後には「コレだ❣️」というのが出来たのでした。
自分たちで食べて美味しいと納得するまでやってみようはいい刺激になったように思います。
材料、味付け、火加減プラス食べさせたいなぁという気持ち❤️
そのお陰様で、美味しいだて巻きが出来上がりました。
今まで市販の物は甘すぎて食べられなかった物が自分達の好みの味付けで、ふわっと優しいだて巻きが完成となるとテンションマックス👍
くるみ田作りも市販の物よりカリッとサクサクで香ばしく仕上がりました。
絶対に作った方が美味しいという事がわかりました。
今回おせち料理を作ってみて、改めて感じたことは、手作りは本当に楽しくて、優しくて、温かくて、人を笑顔にすると感じたことと、立派な出来合いの物よりも、手作りはどこかが違うということも感じたことです。これはほんと不思議なことです。50半ばにして私らしいだて巻き卵が作れたことは本当に嬉しい経験でした。