えーりがご飯を作ることで大切にしてきたことがあって、そのひとつに「嫌いなものが少しでも好きになれるように作りたい」の想いがある。
食べるのを見ていたら、その人の好き嫌いが見えてくるでしょ?
基本好き嫌いは許さない性格のえーり。だからといって無理強いは食卓が楽しくない。
じゃーどうしたかっていうと、作る側として工夫してた。
好きな食材を大きく、苦手な食材は小さく切る。
えーり「食べれたじゃん👍✌️」
子供「うん❗️食べれた😊💓」
食べれたことを一緒に喜ぶ。
そして、徐々に大きく切ったり、割合を増やしていくことで普通に食べれるようになっていく。
そうしていくうちに嫌いなものが普通に食べれるようになって、好きになっていく。
そんなことを大切にして作ってた。
後に、それは逆転して、息子が小5の時、人参嫌いのえーりのために、おでんを作って帰宅を待っていてくれていたことがあった。
息子がえーりのためにおでん🍢を作ったと言うのだ。
買い置きの材料におでんになる材料なんて無かったはずだがどうしたんだろ?と思ったら、、、。
なんと人参と大根だけのおでんだった😅
息子「人参嫌いでも美味しく食べれるように作ったから食べてみて」と目を輝かせて嬉しそうに言った。
それはおでんというにはほど遠いものだった🤣
大根よりも薄く小さく切られた人参はとても柔らかく丁度良い味かげんで煮てあった。
息子の人参を食べさせたい気持ちが伝わって、嬉しさからなのか人参が食べたい❣️って思った。
その時えーりは、初めて人参が食べたいと思った。
いつの間にかえーりは人参のほとんどを食べていた。
それからのえーりは人参が好きになった。あれだけ嫌いで匂いでノックアウトだったえーりだったけど、今では生でもボリボリいけるようになっている。
有難いことだ。
そんなちよっとしたキッカケで好きになっりするんだよね〜。
食事、ご飯っていうのは作り手の気持ちを一緒に食べてるんだね。
ご飯は直接の愛なんだってえーりは思う。