愛が交差するトイレ
マーコといえばあの沙織の子供。だから決して子供扱いできないしされない。そんなマーコとの会話は時々ハッとさせられることがある。
毎日、夕方頃になるとマーコにトイレに誘われる。連れションか、なんか知らないけど、必ずといっていいほど毎日誘われる。何やらあのマーコにも怖いものがあるらしく、用が終わるまですぐ側で待たされているのだ。用を済ますのに集中してくれたらいいのに、毎回他愛ないお喋りを仕掛けてくるからいつもえーりは困っている。特に大き方の時には著しく困るのだ。わかるよね〜
そんな毎日のトイレタイムにマーコが言った
マーコ:ねっねっ、えりこさん、えりこさんがマーコのこと怒る時があるじゃん?
えーり:うん、あるね。
マーコ:アレって、本気じゃなくて冗談だよね⁉️ウソで怒っているんでしょ?
えーり:いや、本気だよ!ウソじゃないし! えーりは冗談は言うけど、ウソは言わん!
マーコ:えっ???ウソに怒ってるんでしょ?
えーり:ウソで人を怒るっていないよ。本気だよ!
マーコ、用を済ますことよりも会話に集中🤣 しかも何が言いたいかがわからない🤣 マーコは「ウソで怒っているんでしょ?」を連発してる。
えーり:マーコ、もしかして、えーりが怒る時って、マーコを嫌って怒っていると思ってない?
マーコ:うん!ちがうの?
えーり:だからウソで怒ってるって思いたいんじゃないの?
マーコ、自信なさげにこくりとうなづく🤣
えーり:マジー?嫌いだから怒っているって思って、聞いているの?
マーコ:違うの?
えーり:なわけないじゃん! バカなの?あのねマーコよく聞いて。マーコが悪いことしたら怒るのは当たり前。それはやっていることがいけない事だからで、えーりはその事を怒っている。マーコを大切に想っているから怒るんだよ。悪いままでいてほしくないから。
と言うと、マーコはまたもコクリとうなずいた。
えーり:今はわからなくても、マーコが嫌いだから怒るんじゃないってことだけはわかっておきなさい!いいね⁉️
マーコ、安心したのか顔色が変わってた。
(この顔色は単純にウ○チを終えたから🤣🙏)
いつもえーりのことを友達のように関わってくるマーコがそんな風に思っていたなんて気づかなかったえーりだったが、思いおこせば、声を荒げて叱った時、一瞬固まるマーコに気づいたことがあった。その時、一言声をかけてあげるべきかなと思いもしたが、緩めてはいけないと思って放っておいたのだった。
今回、マーコ自身からあのトイレタイムで話してくれることがまたマーコにとっては一歩成長することになるのかな〜とも思っているが、子供のちょっとした変化や様子にも見逃さずフォローすることも大事だと改めて思った。
血の繋がりはないマーコたちだけど、今ではこの子たちもえーりの一部になっている大切な存在!だからこれから先も容赦なく口出ししていく。そのうち逆転してえーりの方が色々言われることになるに違いない。それもある意味楽しみだし、お陰でボケないですむ。一方でこの子たちに甘いなどと怒られているえーりだけど、この子たちは十分すぎるほど周りの大人たちに愛の鉄拳を浴びてきてる。だから、『ダメなことはダメ』ということもわかっていて、えーりの甘い蜜を安易に受け取らない強さももっている。
だからー、えーりは安心して甘やかすことができるのだ🤣🙏
いや〜 そんな毎日が楽しくて仕方ないえーりなのだ🤣
子供たちとこんな楽しさを味わえるのもこの環境あってのこそ。そんな刺激ある毎日が送れる環境 本当に有り難いな〜って思う。
今回の教訓❣️
⭐️愛をもってしかれ❣️
⭐️叱った分、愛せ❣️