親切と、回し蹴りっ!

投稿日:2019年9月11日 更新日:

田邉 由恵

 

今月の講座が終わって、「絶対親切したいな~~!親切して観えるものを観たい!クリアな世界を観たい!」って思った。

起こる出来事を、全部自分の親切の材料にしよう。なんでも、どんとこーーい!

そう思った帰り道のバスの中、くっきりと

 

あ、私、思ったことをそのまま言ってない

 

ってことが浮かんだ。まっすぐに本音を言うってことを何度も思った、つもり、

でも、そのつもりは、せいぜい「誤解のない言葉遣いをする」程度だったことに気づく。

 

そんなことを帰宅してから家族で話していて、

 

「私さー、ひろきが誰かほかの人から挨拶してもらってるのに返事もしないで無視してたら、回し蹴りだわー。聴こえてない、とかはあるかもだけど、そうじゃなくて、の話ね。なのに、ひろき以外の子どもが、(PTAの朝の見守りとかウチに遊びにきたとかで)こちらから挨拶して、目も合って、でも無視するってことがあっても、何も言えないんだよねえ。何か事情があるのかなあとか色々考えちゃう」って言っていたら、

息子から、それそれそれ!おれがそれいつも言ってるやつ!おれにだけママは厳しい!おれに厳しいのはいいんだけど(いいんだ・笑)、うちにきたおれの友達に甘い!!」

って、、、うん確かにそれは前から言われていた。

 

自分がこの子は誰の子だからって垣根を作ってるんだな~ってわかるんだけど、

だけどさ、ひろきとはこれまでの積み重ねがあるから、厳しくできるんであって、

ごにょごにょごにょ。もやもやもや。

 

誰に対しても、夫や息子と話すように話せるか?
うーん、私の親切はそこだな。

これまでずっと、夫と息子と、思ったことをそのまま言う、

厳しいこともお互いまっすぐ言おうって練習してきて、

家の中がすごく風通しがよくなったな~、二人にはなんでも話せるな~、

ほんとに付き合いやすいな~って思っているのに、

それを誰に対してもやっているわけではない。しようとしていない。

そうしなくちゃいけない。

 

えーーーーー!怖い!!!!!

 

その次の日から、猛烈な咳が出始めて、ゲホゲホむせるようになった。

なんだこの抵抗。

 

あまりにも咳が酷かったので、

いまは、抵抗があるんだな~っていう私を一度受け止めるしかなかった。

 

私、口は災いの元って思ってるな~

トラブルになるくらいなら黙っていたいって思ってるな~

ああ、ほんとはむっつり禁止の意味わかってないな~

恥ずかしいけど、ほんとにわかってないんだな~

 

だからどう改めようって考え出して、また怖くて咳がでる。

怒らせるかもしれない、面倒なことになるかもしれない、

また炎上するかもしれない、もうあんな経験したくない、

誰かを怒らせるのが怖い。怒ってる人を見たくない。

 

そういうモードの自分もいるし、

相変わらず夫と息子と、ぽんぽんぽんって言葉を交わして笑いあって、

「甘いんだよっ」(←夫が言うには、私の口癖らしいが、私は夫が甘いだけだと思う・笑)

って言いあったりする、きっぱりはっきり言えばいいんだよね~、気持ちいいよね、
お互い注意するときは、バサっと一撃で気持ちよく言おうねーってモードの私もいる。

 

そして、数日前のこと。

息子が友達と遊んでいるところに居合わせて、

 

そのとき、まさに、私が恐れているような怒り方で怒っていた子がいた。

こちらが「しまった!怒らせてしまった!」って思うような、

小学生のころの私だったら見ているだけで顔面蒼白になるような怒り方。

 

私が恐れていた状況。

なんだけど、自分事じゃないから、妙にはっきりと事実が観えた。

 

予期せぬトラブルでその子が嫌な思いをしたのは、事実。

そこはトラブルを起こした子どもたちが、謝った。それで、終わるところ。

だけど、そもそもの原因はそれ以前の自分の不用意な行動にあるのに、

その子はすべてを人のせいにして怒っているな~。

不機嫌を引きずっているな~。

息子にトゲトゲした言葉をかけているな~、あれは八つ当たりだな~。

 

人のせいにして怒ってる人って、よくみたら、ただ、めんどくさい!

怒ってる人って、もしかして、怖くないのかも!?

怒っている人を見るだけで、私がフリーズしてただけなのかも。

 

その場で、逆に、ちょっと卑怯なことをされたのに何も言わない子もいた。

あそこであれを流しちゃダメ~!って思った。

自分のために怒ってほしい!自分のために奮い立ってほしい!

すごく周りを気にしていたけれど、そこは天秤にかけていいところじゃない!

自分を大切にするために、ちゃんと怒って!言って!!

 

これはそのまま、私の姿に重なって見えた。私がいつもやってきたこと。

外から見たら・・・こんなに痛いことしてるんだ。

みんなの雰囲気を悪くしたくないから、、、怒らせたくないから、、、

私が我慢すれば、、、

それは、こんなに痛いことだったんだ。

 

私は「怒らせないように気を遣う」という母親との間で作ったパターンを持ったまま

第二期の関係性の力の時期を過ごしてしまって、
トラブルをひたすら回避しつつ、自分に似た仲間だけでグループをつくって固まるという

やりかたで過ごしてきたから、ぶつかってまみれてもまれて学ぶってことをしなかった。

経験がない分、弱い。

でも、こうやって子どもの成長とともに、子ども同士の姿を見せてもらえて

ありがたいなあと思う。

 

子どもたちは、いままさにそこに取り組む時だからこそ、

色々経験して、たくさん感じて、たくさんまみれて、

ゆっくり育っていってほしい。

 

だけど私は、もう終わろう。

私は、決めよう。

 

私は、関わる人に、ただ一瞬一瞬、真摯に向き合っていきたい。

由恵という一人の人として。

ああかな、こうかな、って自分を見失うのは、もうやめる。

そしてもっともっと一緒にいる時間を楽しむ。

 

怒らせてしまうのが怖い、は、母と作った世界観だから、切って捨てる。

怒っていい。

誰だって怒っていいし、私だって怒っていい。

怒ることは悪いことじゃない。

ただ、八つ当たりの怒りをぶつけるのは、違う。

ダメなものはダメを言わないで、卑怯な行為を許すのも違う。

違うだけ。

 

ところで、今回は、子ども同士の間でおこったことなので、

私は口を挟まなかったけれど、

 

もし怒った子が息子で、私と一緒にいる場面だとしたら、

「そこは自分でしっかり管理するところ。人のせいにして終わりにしないよ」って、言ってたな。

 

それは、イジワルでも批判でもなんでもない。私の愛なんだ。

人のせいにして終わってたら、また同じことを、する。

学べない。

人のせいで怒りを爆発させる繰り返しの先に待っているのは、今回みたいなささやかなトラブルじゃすまない。

だから息子には、言う。

愛しているから。

 

そっか~。やっぱり思ったことは言うの一択なんだな。

息子に言うことは、誰にでもちゃんと言おう。

 

私、自分が愛でできているってことをもっと経験したい。

私からふと出てくること、感じたままに動く、話す、

それが悪いものではなくて、愛なんだってことを、ちゃんとみてみたい。

それが何かしょぼいものだとしても、
そのしょぼい自分もちゃんと見てみたい。

だからまずは、そのままの自分を表現してみよう。

わからないことは、わからない。

おかしいと思うことは、おかしい。

笑っちゃうときは、笑う。

イヤ、も、ムカつく、も、まずは言葉にしてみる。

 

そして、言えない自分、内気な自分が出てきているときは、それを改めようとスパルタしないこと。

 

いきなり話が飛ぶようだけど、それはシンプルにスキンシップ不足なんだと思った。

夫と息子とは、なんでも言いあおうねってこと以上に、

いつでも触れていいよ、触れたいときに触れ合おうねってことをやってきて

私のなかで、言える=触れられる。

だからもっともっと意識してスキンシップをしていこう。

 

この記事の「親切と回し蹴り」っていうのは、息子に「今月のアドバイザー記事はこのタイトルで書いてよ~」と言われて書いてみたんだけど、

 

挨拶しないやつは、回し蹴りだよっ!って

なんか不思議なくらい、自分にフィットしてる。

言えないんだよねえ・・・っていう私より、私らしい。

そのくらい、私は自分の大切だと思うことを、明確に伝えていきたい。
そして、もっともっと自分から挨拶することを大切にしていきたい。

 

塾の先生をしてたとき、挨拶しない子には、何度も何度もしつこーく

「おはよー!おはよー!」って教室の席まで追いかけて行って言わせてたなー。

勉強の前にやることがある。

成績を上げるよりも、大事なことがあるって、わかってて、やってた。

子どもたちが可愛くて、愛していたから、黙らなかった。

 

また弱気で内気で言えない自分、ってところに籠りそうになったら、

回し蹴りするよって人でしょ!?って思い出そう。

ちなみに、私の回し蹴りって、フィギュアスケートの半回転ジャンプみたいで

我ながらとっても面白い珍妙な技だったりする(笑)

 

家族で大笑いしながら回し蹴りってこんなんだっけ!?ってやってみながら、

何でも楽しくやりたいな~って思った。

親切も、話すことも、本来は自分を知っていく面白いプロセスなんだよな~。

深刻や強制では、誰だって動けないな~。

それがわかったら、もう咳は出なくなった。

できないくせに、やりもしないでいきなりできると思ってるってタチ悪いな~。

できないから、改めて話していく練習。練習は、気負わずいこう。

-

執筆者:


  1. miwakotakahashi miwakotakahashi より:

    由恵ちゃん💖
    だれといても どこにいても だね
    自分の子供だけじゃないよね
    その姿勢 からだねぇ〜✨

    • タナベヨシエ タナベヨシエ より:

      みわちゃん、
      そうだよね~。
      私が、もっともっと関わりたいんだよね~💖
      気持ちよく挨拶をかわしたいし、
      ありのままでいられる気持ちいい付き合いをしていきたい。
      その気持ちを大切にしていくね!

  2. 松本美希 松本美希 より:

    カッコいいー✨
    由恵の回し蹴りっ!!!!
    起こる出来事を、全部親切の材料にする
    っていいね。わかりやすい😊
    からの葛藤が、またわかるー💛
    そうだね、練習は気負わずいこう❣️

  3. eri eri より:

    由恵ちゃんの回し蹴り、見たい😂💕
    回し蹴りの研究しちゃうところだったよ。笑
    私、息子の友達には息子のように注意もするし抱っこもする。
    だけど、娘の友達にそれが出来ない😳
    まだそこまで親しくないっていうのもあるんだけど、女の子だからかもしれないって、思う。
    男の子には言えるけど女の子には言えない、
    母親には何も言わないで来たことが、ここに出てるのかなー?って感じです😅
    クリアな世界、私も見たい!!!

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